FX初心者救済ブログ

どうも！マグです。

僕たちは『損』をとことん嫌う。
それはなぜかというと、損の積み重ねが
最終的には命を失うことに繋がることがわかっているから。

そして、これまで
そうした損に対する
必要以上の警戒によって、この年まで
生きてこれていると無意識的に感じているから。


多くの人にとって
ここまで生きてこれたという
成功体験の支柱になっているのが


損を嫌う


という行動。


一見これは正しい判断基準だと
あなたは思うかもしれませんが
トレーダーにとってこの判断基準にすがることは
悪癖になり得ます。


例えば、

損を嫌うという
マインドセットを持っている人が
１日トレードを続けて、

負けが続いてしまい、
本日のトレードもそろそろ終わりにして
明日の仕事のために寝なくてはいけない
タイミングで、

最後のトレードをする時、
多くの場合、今日一日ためた損を
一気に取り戻すために、

通常より大きな枚数でトレードしてしまう。
そして、そこで勝てれば良いが
基本的に通常より大きな枚数でトレードすると
自分の目に飛び込んでくるトレード画面の
含み損・含み益の額の動きも大きくなり

例えばいつもの４倍の枚数でトレードしたのであれば
４０００円で損切っている人は
１２０００円含み損くらいまでの額の大きさが
目の前に飛び込んでくる。

いつも４０００円くらいで損切りしているのだから
８０００円くらいで、もう損切りせずにはいられない。

慌てて損切りしたら今後は
レートが順行して、損切りしなければ
２４０００円の利益確定だったのに・・というような。

そして、よくよく考えてみればポジションを４倍にしないで
いつもどおりのサイズにしておけば

８０００円で損切りした位置というのは
２０００円程度の含み損で、いつもであれば
まだまだ落ち着いて状況を静観できた値動きであったことに気がつく。


で、さらに面白いことに
これに気がつくまでにたいていの人が
複数回同じ枚数でトレードを繰り返してしまい
気がついたら損失が重なって大損している。


急にポジションサイズを大きくすると
よくある資産減少のパターンです。


で、ポジションサイズを急に
大きくすることの危険性はこの話から
わかったと思いますが、


今回の記事で本当に感じて欲しいのは
そこではありません。


それ以前に、
「今日このままトレードをやめたらマイナスで終わるな。。」
という『損』に対するネガティブな感情です。


ここが大問題。


そして、さらに
これも絶対覚えておいて欲しいのですが、

人は損を抱えている時、
余計にリスクを取ることに抵抗感がなくなる

ということ。



お金に限ったことではなく
下記のような場面でもこの心理状態に
人はなりやすい。


例えば、
A,雨の日に靴が水たまりに入って仲間で浸ってしまった時
B,晴れていて靴も服も乾いている時

A,Bの状態で
膝丈くらいの高さの川に入ることになった場合
どちらが躊躇しますか？

どちらも損失は同じで
『膝くらいまで濡れる』
ですよね？

でもAの方が圧倒的に、
この損に対して抵抗がなくなっているはずです。
だってもう靴はびしょ濡れだから。




この知識はめちゃくちゃ重要なので
トレードを終える時間に上の画像のような
イメージを思い出す癖をつけておいてください　d(￣ ￣)


人は目の前に出てきた
結果にフォーカスしがちです。

しかし、本当に重要なのは
その背景にある、あなたの内面です。

敵は常に自分の中にある。

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