こんばんは お越し頂きありがとうございます
神戸 北野のヨーロッパ風の小さなホテル 街と港の夜景が大きな窓から一望できます。 そんな素敵な お部屋で 大好きな人と 朝を迎えました。 |
「おい、起きろ
朝だょ」
カーテンのない 大きな窓から
あたたかい 光が 顔を照らしてる
「う〜ン、もう朝なの?」
「おはよう」
「おはようございます
ずっと腕マクラしてくれていたの?」
お前がクリスマスプレゼントで
して欲しいって言ったから
「ゴメンナサイ、
そして ありがとう」
「起きようか」
「もう少しこのままで
いたい‥」
「アカンアカン 起きようぜ」
わたしがもらったプレゼントなんだから
時間決める権利は わたしにある!
このまま 抱いていて 宜しく
「じぁ、あと5份
5分やで」
ファワ〜 なんだか眠くなって来た
わたしが寝てしまったら
起きるまで 延長ね。
今すぐ起きろ!
「お風呂 先に 入りますか?」
「ここ、風呂ないやろ
夕べ 銭湯に行ったやんか」
「お茶入れますね」
「お茶も無い」
「冷たい飲み物は‥‥」
「冷蔵庫も無いヤロー」
ここはね
ベッドと小さなテーブルしか無いの
窓のカーテンも無いやんか。
「今日 何する どこ行く?」
異人館を回って
ポートタワーでも見に行こうか
「うん」 。
異人館 うろこの家
北野異人館の中でも、ひときわ
見晴らしのいい高台に建つ「うろこの家」は、
神戸で最初に公開された代表的な異人館。
全国の明治の洋館の中でも、
有名な異人館のひとつです。
最後の住人は、E・ハリヤー氏1953年から1968年まで、ここうろこの家で暮らしていました。
海賊船?かな。 |
バックにポートタワーが見えます
もっと前へおいでョ 小さくて顔がわからない
メインは椰子の木でしょ
わたしを写す 木(気)は無いでしょ!
お楽しみ券
もう陽がすっりくれて
ポートタワーのネオンが 港の水面に
美しく 揺らいでいます。
「遠くの方に
お船が浮かんでる
わたしがいつも乗って帰る
水中翼船 まだ動いてるかな‥」
楽しかった?
うん、素敵な夜も
過ごせたし
いっぱい愛してくれたから。
「そう、楽しかったらいいよ」
さっきもらった
お楽しみ券
いつでも 使えるの?
「うん、期限は12月いっぱい」
2枚あるけど‥‥1枚使う わたし
「何欲しいの それともオモシロイ話し?」
「えーとネ う〜ん
キスして下さい」
「キス?そんなのに使うなよ
もったいないやんか」
「うぅん、いつもあなたの気持
知っておきたいから」
「キスか‥キスは2枚必要だな」
「2枚なの?
じぁ〜おでこでいいから 割引して」
じゃ、アパートに帰ってからな
「アパートで?普段と同じ
いつも通りやんか
券 返してよ、他に使うから」
なんか子供みたいな
幼い 2人の会話は続きます。
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