前回のおさらい→整体(リラクゼーション)業界のキャリアは概ね4つ
@.大手サロンで研修してアルバイトから社員→店長→本部(役員など)に昇格していくサラリーマンタイプ
A.学校や民間スクールで技術を学ぶ→店舗で実際に施術や接客を学んで経験を積む→独立開業タイプ
B.店舗で施術や接客を行うまではAと大体一緒で、指名数が多く稼げるために業務委託でOKな自由人タイプ
C.数年働いてこの業界からサッと去る勘がいいタイプ
A.学校や民間スクールで技術を学ぶ→店舗で実際に施術や接客を学んで経験を積む→独立開業タイプ
B.店舗で施術や接客を行うまではAと大体一緒で、指名数が多く稼げるために業務委託でOKな自由人タイプ
C.数年働いてこの業界からサッと去る勘がいいタイプ
この4つに大別されるという話でした。
理想を抱いて溺死した私。体は剣ではなかった…。
さて、私はこの4つの中のどの道に焦点を当てていたのか?
この業界を選んだ時は、わかりやすくAのパターンを考えていました。
考えていたというよりは私には「その道しか考えられなかった」のが本当のところです。同業種、あるいは似た業界だと美容師や飲食業の方々も含まれると思いますが、あなたは初めからしっかりと事業計画を固めてこの業界に入りましたか?
頭の良い方はそこまで考えて行動しているのかもしれませんが、私の場合は非常にフワッとした妄想を「計画」と思い込んで飛び込みました。
実際に大手のリラクゼーション会社にアルバイトをしていた時は「今、オレは厳しい修行を積んでいる…。数年後に頭角を表せるようになって次のステージへ登るぜ!」と息巻いていました。
今の私が他人目線で当時の自分を見たら、きっと心温まるでしょうね。(今、人生楽しいだろうな〜コイツ…と思わずニヤケて見てしまいそうです笑)。
「すべてはお客様のために!」「もっと心のこもった接客を!」と熱い情熱を持つことが正義だと思い込んでいた私は、徐々に固く持っていた決意が軟化していきます。
なぜならそれが、ただの自己満足だと気づいたからです。
施術屋、現実を見つめ直す
本が好きな私は、当然サービス関連の本も読みあさっていました。
ディズニーランド・リッツカールトンホテル・帝国ホテルのホスピタリティやトップセールスマンの心をつかむスキル…etc
など、リラクゼーション業におけるホスピタリティをいろいろ考えていました。 サービス業に携わる人は、サービスを学ぶ上で一度は目にしたことがあるでしょう。
エッセンスを上手く取り込み、自分に活かしている人もたくさんいるでしょう。私も心構えは学びました。
ただし、それが実践に落とし込めるかどうかは別の話。そうそう簡単に得られるものではありません。
そして、接客というのは”消耗戦”です。
私が必死にセラピストを演じても、疲れて来店されるお客様にはどうでもいい話。自分は頑張る。お客様は無関心。それが私を消耗させていく…。
サービス業界の理想的な在り方は「+@」を加えることを全面に押し出してすものです。実用的なのは「不快な思いをさせない」ことです。それを身につけずにサービスを押しつけるようなスキルばかりを覚えると、お客様は逃げます。(そのことに気付くまでには数年かかりました)
気がつけば独立してまでこの仕事(リラクゼーション)にのめり込みたいという気持ちは、霧散していたのでした…。
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