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2012年08月29日

スクリプトエラーの出し方

普通にインターネットを見ていると、
スクリプトエラーが発生しているサイトが比較的あります。

大手のサイトでも発生しているのですが、
開発者が見ると、すぐに気がつきます。

これは、ブラウザの設定で、スクリプトエラーを通知するようになっているからです。
各ブラウザごとに、スクリプトエラーの出し方をお教えします。

・Internet Explorer 6, 7
 ほとんどシェアが少なくなってきた、古い IE ですが、
 いまだに企業では捨てられないものになっています。
 ブラウザ上で動くツールが対応していないからでしょうね。
 「ツール」「オプション」「詳細設定」「ブラウズ」「スクリプトエラーごとに通知を表示する」
 にチェック。
 開発者は、その下にある「スクリプトのデバッグを使用しない」チェックを外します。
 すると、スクリプトデバッガや Office の Script Editor、Visual Studio などで、
 Just In Time デバッグが可能です。

・Internet Explorer 8, 9
 上記でも実現できますが、開発ツールを使いましょう。
 ブラウザを起動したら、F12 を押して開発ツールを起動します。
 「スクリプト」タブで「デバッグの開始」を押しておくと、スクリプトエラー発生時に、
 該当箇所で停止し、Just In Time デバッグが可能になります。

・Mozilla Firefox
 有名なアドイン Firebug が欠かせません。F12 で起動します。
 起動するようにしておくと、通知欄にエラーのあった件数が表示されます。
 赤色の数字の場合は、エラーが含まれています。
 コンソールで確認し、デバッグの必要があれば、コンソールの指す箇所に、
 ブレークポイントを設定することが可能です。

・Google Chrome
 Chrome にも開発ツールがついています。Shift+Ctrl+J で起動します。
 「Console」タブで、エラーの発生有無がわかります。
 こちらも、問題のありそうな箇所にブレークポイントを設定しておき、
 デバッグが可能です。
 Chrome では、エラーを通知することはできないようです。
 もし手段がわかれば訂正して投稿します。

・Apple Safari
 Windows 版の開発終わってしまったんですね。見た目がきれいだったので残念です。
 こちらも開発ツールがついています。Ctrl+Alt+C で起動します。
 「コンソール」でエラー状況を確認し、「スクリプト」でブレークポイントを仕掛けます。
 こちらもエラーの通知はできないようです。

・Opera
 こちらも開発ツールがついています。
 Chrome や Safari 同様、「コンソール」でエラー確認、「スクリプト」でブレークポイント設定で、
 デバッグ可能です。


{a8.net http://books.livedoor.com/item/1952064}
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