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リアップ特許切れ 発毛剤に参入相次ぐ 若年層に照準

薄毛に悩む人向けの発毛剤。この市場に異変が起きている。一般医薬品の発毛剤で長く市場を独占してきた大正製薬「リアップ」の特許切れから数年が経ち、競合品が次々に市場参入しているのだ。後発メーカーに勝算はあるのか。

ロート製薬は1日、同社初の発毛剤「リグロ EX5」(60ミリリットル、税抜き7千円)を17日に発売すると発表した。抜けた毛が再び生えるよう促す成分のミノキシジルを5%含んでいる。1日2回頭皮に塗る。

国内で現在、「発毛剤」として売ることができる医薬品はミノキシジルを使った製品のみ。主な成分は1999年発売のリアップと同じだ。18年3月期に大正製薬は派生商品を含めたリアップシリーズで165億円を売り上げた。

2010年代に入り、大正製薬の持つ主要な特許が切れ始めたため、他メーカーも後発品を発売できるようになった。8月にはシャンプーの「スカルプD」で知られるアンファーが「スカルプD メディカルミノキ5」(同、7223円)を売り出している。

ただ、アンファーやロートのものは大正製薬の「リアップX5プラスローション」(同、7048円)と成分も効能も変わらない。使い方も一緒で、商品としての違いは少ない。

そこでアンファーやロートが目を付けたのが、若年層だ。俳優の水谷豊さんをCMに起用しているように、リアップは40代以上がメインの顧客層だ。

「髪の毛が薄くなり始めたけど、発毛剤はおじさんたちが使うもの」。そう思っている30代以下の若者でも、実は薄毛を気にしている人は少なくない。

 
このニュースを受けてネットでは、

「定価で月7千円超は高すぎる ほぼ同じ成分で海外の商品は半値以下で買えるけど 使い勝手の良さはやはりリアップが段違いだし安心感もある できれば国産のものを使いたい 新規参入で価格破壊を期待する」

「アルシンドとか、吉本の薄い芸人とか、実際に薄毛の人がCMに起用されたことはあったけど、最近はハゲかつらまでかぶらせてまだ発毛剤は必要無いタレントまで起用して、ハゲは恥ずかしいので我が社の製品を使いましょうと言わんばかりの煽りはどうかと思う。」

「足元見られてるような値段のしかないからなぁ。見られてるのは足元じゃなく頭の方だけど。とはいえ今の値段でも予定数が売れてるってことは今の値段にその価値を見出してる人が多いというわけで、売ってる方として値段下げる意味なんてないんだよなぁ。頭頂部の砂漠化進行を抑えられるくらいのが欲しいと思うお年頃。」

など、多くのコメントが書き込まれている。
posted by テスタ at 18:49 | 経済
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