2022年04月21日
[突撃検証6] -39
遠くで奴の笑い声が聞こえた気がして辺りを見回すが、今度は空耳のようだ
雄輝
『重傷だな…』
『ギィャアアアアアぁあ――――――――――――――』
今度は空耳ではない
何度聞いても聞き慣れない声だ
奴から離れているはずなのに先程より声が近い
どちらかといえば後方からでなく前方2時の方向から聞こえる
まさか…前方から回り込んで来ているのか?
ザキ
『さっきより声が近いよ…死にたくないよ…』
つんく
『確かに声が近くなったね』
雄輝
『おかしい…なんでだ…』
ザキ
『け、警察呼んだ方がよくない!?』
彼女は覚悟を決めた様に二人に提案する
ザキ
『今の内に近くの交番探さない?』
警察…SOS時でも出来るなら関わりたくはないが…
雄輝
『いざという時は110番で大丈夫でしょう』
ザキ
『あれ実際来るの遅いて!』
まるで頻繁に呼んでいるかの如く二人に言い放つ
つんく
『俺、携帯の電池無いから。』
雄輝
『俺は電池ありますが…警察は最悪の場合で。』
最悪の場合になって警察を呼んでも手遅れなのだろうが、二人はあっさりとザキを突き放した
ザキ
『もう!この人達…』
雄輝
『重傷だな…』
『ギィャアアアアアぁあ――――――――――――――』
今度は空耳ではない
何度聞いても聞き慣れない声だ
奴から離れているはずなのに先程より声が近い
どちらかといえば後方からでなく前方2時の方向から聞こえる
まさか…前方から回り込んで来ているのか?
ザキ
『さっきより声が近いよ…死にたくないよ…』
つんく
『確かに声が近くなったね』
雄輝
『おかしい…なんでだ…』
ザキ
『け、警察呼んだ方がよくない!?』
彼女は覚悟を決めた様に二人に提案する
ザキ
『今の内に近くの交番探さない?』
警察…SOS時でも出来るなら関わりたくはないが…
雄輝
『いざという時は110番で大丈夫でしょう』
ザキ
『あれ実際来るの遅いて!』
まるで頻繁に呼んでいるかの如く二人に言い放つ
つんく
『俺、携帯の電池無いから。』
雄輝
『俺は電池ありますが…警察は最悪の場合で。』
最悪の場合になって警察を呼んでも手遅れなのだろうが、二人はあっさりとザキを突き放した
ザキ
『もう!この人達…』