しかし、一見楽しそうな観光地に見える阿蘇山も過去には事件、事故が起きている





まずは事故から紹介する





昔阿蘇へ修学旅行に来た学生達の不運な話





当時、現在よりももっと火口近くへ行けたらしく、かなりの近距離で学生達は見学していた





そんな時偶然にも急な噴火が発生し、飛び出した火岩が火口近くにいた生徒達を逃げる間を与えることなく次々に下敷きにした





その凄惨な事故によって生徒達の大多数が死亡するという事故が実際にあったのだ





その後、急な噴火から観光客を守るために火口周辺には、カマクラの形をしたコンクリート製の避難所がたくさん建設された





実際に火口まで行くとそれらの話が立て札に書かれているので行かれる方は気をつけてみてほしい






※写真右にあるのがその避難所






次に事件





年に数回、この火口に投身自殺を試みる者がいる





しかし、火口は崖ではなく、すり鉢状になっているため途中で引っかかってしまうことがあるそうだ





火口に近づくにつれ、地面は熱くなり、耐えられなくなった自殺志願者は助けを呼ぶことがあるという





それでなくとも落下の衝撃や、有毒ガスで意識を失い、火口の途中で倒れたままになることもある





さすがに自殺者をそのままにはしておけない





救出の際はヘリコプターが出動するため、後々の請求は高額だろう





自殺なんてしていいことなんかひとつも無い





改めてそう思う




また、火口へ行くと観光案内をしてくれるおじさんがいることがある




阿蘇山の歴史や、今書いたような事件事故の話を聞かせてもらえるのだ





10分くらい話をした後、おじさんは人形や御守りをだして売り始める




私が行ったとき運良く(？)おじさんがいたが、見ていた人は結局誰も買わずにおじさんはとてもガッカリしていた





しかし非常に良いおじさんなので行かれる方は悪意も持たずに話を聞いてもらいたい





そして案内代だと思ってよかったら土産も買ってあげて欲しい(そういう私も買わなかったが)





“阿蘇とは”という内容で語り出せば分厚い本が出来てしまう程だが、私の経験と興味のあることだけ割愛させていただいた





ちなみに鉄腕アトムのクライマックスの舞台も阿蘇であるし、映画“日本沈没”でも阿蘇は噴火する設定になっている






さて、ざっと阿蘇山を紹介してみたが、いかがだったろうか





興味がわいた方は是非訪れてみて欲しいと思う






※話には全く関係ないが、今ブタメンで当たりがでました






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