麻生祇 燐 の オカルトコレクション

長年にわたり続く平安時代の武将の怨念


〔発生場所〕東京都 千代田区 大手町
〔発生年〕940年〜
〔怪奇度３段階評価〕Ａ
〔目撃者談〕
突然、雷のような大きな音がして、大蔵省が燃えてしまったんだ。やはりこれも将門公による呪いなのでは？
〔注目ポイント〕
・1945年、駐車場にするために首塚を壊そうとしたところ、作業中のブルドーザーが突然ひっくり返り、死亡者まで出た。
・首塚の近隣のビルに入っている会社には、首塚に対してお尻が向かないような机の配置にしている会社もあるという。
〔概要〕
平安時代中期に、自らを新皇と名乗った野心的な武将、平将門。将門は志半ばで京都で処刑され、さらし首となったが、その首は何日も腐らず、目を見開き「体はどこにある!? もう一度体と首をつないで戦おう!!」と叫び続けたという。首はその後、自分の体を探して空を飛び続け、力尽きて落ちた場所が、東京都千代田区の大手町だった。そこには現在も将門の首塚がある。1923年に最初の呪いの事件が始まってから現在に至るまで、首塚を壊したり動かそうとした者は、必ずと言っていいほど怪我をしたり、命を落としたりしている。将門の呪いは、いつまで続くのか…。