麻生祇 燐 の オカルトコレクション

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【問】予言者・出口王仁三郎の教団が弾圧を受けた原因となったのは、その徹底した平和思想にあった？

【答】正しくは「滅亡を予言した」ため
現実の政治経済を革新しようとする「立替え立直し」の思想が官憲に引っ掛かり、治安維持法に抵触するとされた。立替え立直しの予言は、未曽有の天変地異、第三次世界大戦が勃発し、世界の人口の3％しか生き残れないという終末予言。

【問】ギリシア神話で、羽根の生えた靴を履き、神々の使者として世界を駆ける伝令神の名は？

【答】ヘルメス
水星の守護神として、知恵と情報を司る。英名はマーキュリー。

【問】漢字は、何の為に作られた？

【答】占いの結果を記す為
幻とされてきた殷王朝の出土品から、文字が刻まれた多数の甲骨が発見された。占いで政治を決めていた殷王朝では、甲骨を一定の儀式に即して焼き、そのヒビ割れから神意を伺っていたが、占った結果を甲骨に刻んで記録していたのが漢字の始まりである。現在まで5,000文字以上発見され、うち1,700文字が判読されている。

【問】エジプトのスフィンクスは、最大のピラミッド、クフ王のピラミッド前に鎮座している？

【答】正しくは「カフラー王のピラミッド前」
ピラミッド群の参道脇にあるが、最近ではスフィンクスが造られたのは、3つのピラミッドよりも以前ではないかという説もある。

【問】古代シュメール王国の宗教都市ウルは、1854年に一部が発見され、1922年に全容が明らかになった。今もって謎の多いシュメール人だが、彼らの信仰していた異様な神は何に似ていた？

【答】魚
ウルの城壁には、この文化神であるオアンネスの姿が彫りこまれているが、手足の生えた不気味な魚の姿をしており、伝承によると表面はヌルヌルした生臭い存在だったと言われている。

【問】記紀によれば、神武東征のきっかけとなったのは、イワレビコ（後の神武天皇）と兄の五瀬命との相談による。相談の上、二人は東に向かって出発したが、日向からのルートは？

【答】→宇佐→筑紫→安芸→吉備
「日本書紀」と「古事記」の間で若干の記述のズレこそあるが、まず宇佐で土地の民から大歓迎を受け、筑紫の岡田宮に一年、安芸で七年、吉備で八年過ごした後、難波を通り、大和へ進出したとされている。

軽快に踊る不気味な骸骨

《伝承地域》
世界中

《特徴》
ヨーロッパを中心に、世界中の伝説に登場する骸骨の怪物。元は人間の骨だが、まるで生きているかのように動く。死んだ戦士が「スケルトン」になる場合は、鎧を着ている。軽快に楽しげに動くので、おもしろく見えるが、倒しても全身の骨が復活し、何度も襲い掛かってくるので、かなり手強い。骨だけの亡霊が彷徨ったり、幽霊船に骸骨の海賊たちが乗っていたり、西洋の妖怪には古くから骸骨のイメージがある。スケルトンを仲間として操ることもできる。退治したドラゴンの歯を地面に撒くと、「スパルトイ」という名前のスケルトンが生まれ、言うことを聞いてくれるそうだ。日本でもスケルトンの仲間といえる妖怪は多い。きれいな声で歌う「歌う骸骨」。夜に現れ、後ろ姿が美しい女である「骨女」などがいる。骸骨妖怪は、世界各地に存在している。

【問】アステカ神話では、現在の世界になるまでに4回太陽が出現して世界を支配し、滅亡したとある。（現在は5回目の太陽。）　それぞれ、どのような滅亡光景だったか？

【答】「�@ジャガーに食べられた」→「�A風で破壊された」→「�B火の雨で破壊された」→「�C洪水で破壊された」
それぞれの太陽の時代では、現在とは違う人類が暮らしていたそうだが、風で太陽が破壊されてしまった際、その人類は猿に変えられ、火の海で太陽が破壊されてしまった際、当時の人類は鳥に変貌し、洪水で滅亡した際には魚になってしまったと神話にある。ちなみに、現在の世界を支配する太陽は、地震で破壊されると予言されている。

【問】ギリシア神話の神のうち、「仁王」の元になったとされる神は？

【答】ヘラクレス
ヘレニズム文化で多くのギリシアの神々が仏教に取り入れられた。その一つ「ヘラクレス」は、その力強さから、仏を護る従者と考えられるようになり、のち仁王として東アジアに伝播したと言われる。

【問】古代エジプトで魔除けの石とされた貴石の名は？

【答】ラピスラズリ
和名は「瑠璃」。古代エジプトでは悪霊を退ける守護石として、ファラオや神官といった高位者のみに所有が許された。現在では、高貴、真実、幸福を与える貴石とされる。