上図は角度 2π の周期関数なので、θを 2π だけずらしても、
f(α ± 2π) = f(α)
となるわけですが、3 周目、4 周目も同じ値が繰り返されるので、
f(α ± 4π) = f(α)
f(α ± 6π) = f(α)
が成り立ちます。もっと一般的に書くと
f(α + 2 nπ) = f(α)
となります (n は整数) 。このように周期関数では、たとえば π/6 も π/6 + 4π も f(θ) に代入すると同じ値を与えるので、形式的には「同じ角度」とみなすことができるのです(もちろん、あくまで周期関数に限ってのことです)。次回は「三角関数」について勉強しますよ。お楽しみにー。
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