先日、地元の紅葉の名所に行った時に、奥の木々の中からジョウビタキと思われる鳴き声が聞こえてきました。
私は冬鳥に関してまだよくわからないのですが、ジョウビタキは知っていました。
そこで、姿を見ようと鳴き声が聞こえる木の上空をじっと見つめていました。
すると、なにやら水色っぽい小鳥が飛ぶのが見えました。
一瞬だったのですが、ジョウビタキの色とは違うように思いました。
帰宅してからいろいろと調べてみたら、どうやらルリビタキではないかという結論に達しました。
鳴き方は確かに良く似ているのですが、音程などが違うようです。
始めてルリビタキを見ることができ、とても嬉しく、幸せな気持ちになりました。
このような気持ちになることは野鳥観察を始めてから、何度も経験しています。
これほど多くの幸福感を得られることは、今までなかったので、野鳥観察と言う素敵な趣味に出会えて本当に良かったと思っています。
他にも冬鳥はいるので、まずは鳴き声を覚えていきたいです。
そこから少しずついろいろな冬鳥と出会っていきたいです。
今まで出会っていたり、鳴き声を聞いていたかもしれない野鳥さんは結構いるような気がします。
なので、まずは鳴き声を知ることで、姿が見えなくても、会えたということで嬉しく感じられると思います。
先日、カルガモがいるだろうと思っている場所に行ったのですが、予想よりも日の入りが早く、そこに到着した頃にはすっかり暗くなっていました。
姿が見られないのは残念だと思ったのですが、その時、カルガモの鳴き声が聞こえてきました。
まるで、「ここにいるよ」というアピールをしてくれたようで、何だかとても嬉しかったです。
また、別の日では、午前中に家の裏の窓を開けたら、家の辺りを縄ばっているハクセキレイが裏の建物の屋根にいました。
そして、私の前の方へやってきて、飛んでいる虫を食べる姿を披露していました。
近くで見ると、少しグロテスクな感じがしたので、ガン見はしなかったのですが、なぜか私にその様子を見せているように思いました。
その後、私が窓を閉めたと同時に、そのハクセキレイは向こうへ跳んでいきました。
私が住んでいる家の周りを縄ばっている野鳥さんたちは、常連ということもあり、私は勝手に名前を付けています(笑)。
なので、毎度おなじみの鳴き声が聞こえたり、姿が見えたりすると、その子がやってきたのだと思い、それを野鳥日記に書いたりしています。
今年の冬の雪の具合が気になるところですが、昨年の今頃の野鳥さんたちの様子と比べてみても、今シーズンは昨シーズンよりも雪が少ないのではないかと予想しています。
実際にどうなるかは分かりませんが、野鳥さんたちが食べるものに困らないで、冬を越してほしいと願っています。