2008年01月22日
パーティトーク②「しその奇跡」
さて次はともちゃんが話す番になり、彼女が口にしたタイトルは「シソの奇跡」。
シソ(紫蘇)って薬味とかにちょっと欲しいだけなのに、スーパーに行くとたかだか洗った葉っぱ10枚程度で100円とかする。葉物が高いこの時期に結構ばかばかしい。そうだ、ベランダのプランターに植えておけば、好きな時に新鮮なシソが食べられる。だからシソの鉢が欲しいなぁ…という話をまりちゃんと近所のおばちゃんに話した。
おばちゃんが「それなら近所の○○さんの庭にいっぱい生えてるからもらってくればいいわよ」 ともちゃん、それも考えたが、さすがに「シソください」と行くのは惨めっぽいなぁと思い、考えあぐねてアパートの部屋に戻り何気なくシソの鉢を置きたいベランダに行くと…。
え?シソが生えてる。
何を植えるか決めかねてそのまま置いてあったプランターに。やや巻いてはいるが…ちぎって香りを確認する。間違いない。これはシソだ。
ともちゃん「まりちゃん!さっきの話覚えてる?わたしのプランターにシソが生えてたの!これって奇跡じゃない?」
まりちゃん「えぇ?すごいねぇ!じゃあ、わたしのプランターも観て来よう」(←彼女の発想はどこか抜けててかわいい)
まりちゃん「ともちゃん!大変!わたしのにはレタスが生えてた!」
まさにどんだけぇ?優しい神さまの粋なはからいか?
数日後「奇跡」に感動したふたりは「シソとレタスが生えてた」と近所のおばちゃんに報告する。たぶん近所のシソの種が風に運ばれてきたんだろうということに落ち着く。
それにしても気になるのはまりちゃんの「レタス」。
まりちゃんはレタスに水をやりに再びベランダへ。あれ?おかしいな。巻いているけど、これよく観ると…シソだ。
「ともちゃん、あれ、シソだったよ~」
おばちゃんに「実はシソだった」と報告すると「シソはともかくレタスはもうちょっと手間かかるわよ、当たり前でしょっ!」と大笑い。
妻と帰り道「うちって笑うほうだと思うけど、さすがにほっぺたが筋肉痛じゃない?」と話すほど、ふたりの天然っプリに笑いっぱなしの楽しい晩でした。
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