2015年10月21日
傷に消毒は必要??
昨日は、皮膚常在菌についてお話ししまた。
人間の体が菌で守られているなんて、驚きですよね(^^)
昨日に引き続き、ご紹介したい本がもう一冊あります。
夏井睦 著 『傷はぜったい消毒するな〜生態系としての皮膚の科学〜 』
傷を消毒してガーゼをあてることについて、皆さんはどう思いますか?
そんな当たり前のこと!と思った方、残念っ(>_<)
その行為、じつは傷の治癒を遅らせる行為だったんです。
こちらの本の作者は、皮膚科医さんです。
ご自身の医者としての経験から、傷には消毒が無意味であること、乾燥が大敵であることがわかったそうです。
それは、けがをした際に人体で起こるメカニズムに由来します。
けがをすると、傷を治す成分が集まってきます。
でも、消毒することによってこれらが死滅してしまい、かえって治るのが遅くなってしまうのです!
今までのけがの治し方(消毒する&乾燥させてかさぶたを作る)とは全く逆の手法ですよね。
最初は医療界からも反感をかったそうです。
でも、昨今ではその治癒力が認められて、皮膚科でもこの手法が取り入れられるようになりました。
消毒も乾燥もさせずに治す新しい治療法を、湿潤療法というそうです。
湿潤療法のメリットは、傷が早く治るだけではありません。
『創傷被覆材』を利用することで傷が密閉され、乾燥が生じないので痛みが軽減されるのです(^^)
また、かさぶたが作られないので傷跡が残りにくくなります。
この手法は傷だけでなく、やけどにも効果があります。
ラップがあれば自宅でも対処できてしまうんですよ。
詳しくは本を参考になさってくださいね(^^)
うちの息子もよく幼稚園で怪我をします。
消毒が良くないこととご存じの先生は、傷口を洗い流すだけで手当て終了。
それをご存じない先生は、消毒してばんそうこうを張ってくれます(^^;)
良かれと思ってやっている行為ではありますが、なんとも複雑な心境になります。
ばんそうこうを使うなら、『キズパワーパッド』や『ハイドロ救急バン』がおすすめです♪
『創傷被覆材』はこちら♪
『キズパワーパッド』はこちら♪
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人間の体が菌で守られているなんて、驚きですよね(^^)
昨日に引き続き、ご紹介したい本がもう一冊あります。
夏井睦 著 『傷はぜったい消毒するな〜生態系としての皮膚の科学〜 』
傷を消毒してガーゼをあてることについて、皆さんはどう思いますか?
そんな当たり前のこと!と思った方、残念っ(>_<)
その行為、じつは傷の治癒を遅らせる行為だったんです。
こちらの本の作者は、皮膚科医さんです。
ご自身の医者としての経験から、傷には消毒が無意味であること、乾燥が大敵であることがわかったそうです。
それは、けがをした際に人体で起こるメカニズムに由来します。
けがをすると、傷を治す成分が集まってきます。
でも、消毒することによってこれらが死滅してしまい、かえって治るのが遅くなってしまうのです!
今までのけがの治し方(消毒する&乾燥させてかさぶたを作る)とは全く逆の手法ですよね。
最初は医療界からも反感をかったそうです。
でも、昨今ではその治癒力が認められて、皮膚科でもこの手法が取り入れられるようになりました。
消毒も乾燥もさせずに治す新しい治療法を、湿潤療法というそうです。
湿潤療法のメリットは、傷が早く治るだけではありません。
『創傷被覆材』を利用することで傷が密閉され、乾燥が生じないので痛みが軽減されるのです(^^)
また、かさぶたが作られないので傷跡が残りにくくなります。
この手法は傷だけでなく、やけどにも効果があります。
ラップがあれば自宅でも対処できてしまうんですよ。
詳しくは本を参考になさってくださいね(^^)
うちの息子もよく幼稚園で怪我をします。
消毒が良くないこととご存じの先生は、傷口を洗い流すだけで手当て終了。
それをご存じない先生は、消毒してばんそうこうを張ってくれます(^^;)
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