暇つぶしにみてもらった占い。その占い師の言葉に翻弄される男を描いたサスペンススリラー。

監督は本作が初の長編映画監督作品となるマーク・ファーガス。 マーク・ファーガスは脚本、原案で有名で、最近では『アイアンマン』、『カウボーイ＆エイリアン』の脚本に携わっています。
現在進行中(2012時点)のハリウッド版『AKIRA』の脚本にも参加しています。
出演はガイ・ピアース、パイパー・ペラーボ、ウィリアム・フィクナー、J.K.シモンズ他。

ガイ・ピアースの最新出演作と出演予定作はこれらだ。 『プロメテウス』日本公開予定は2012年8月24日、『Lockout』日本公開予定は2012年11月23日、『アイアンマン3』公開予定は未定、現在撮影中。 他いくつか。

パイパー・ペラーボですが、ちょっと地味な感じ。 役がそういう設定なのでしょう。 出演作では『コヨーテ・アグリー』、『地獄の変異』、『フェーズ６』がおもしろいです。

『プリズン・ブレイク』の"アレックス"以降、ウィリアム・フィクナーは大忙しです。 アクション系、シリアス系、コメディ系と何でもこなせる彼、2013年以降も出演作が多い。 出演作3つをご紹介 『クラッシュ』(2004)、『ウルトラヴァイオレット』(2006)、『ドライブ・アングリー』(2011)

ほぼガイ・ピアースのワンマンムービーといった感じ。 しかし、占いのことが気になってしょうがなく、自ら自滅していく男の様が良く伝わってきます。 これはガイ・ピアースの腕でしょう。
占い師の言葉、仕事、自らの過去などの要素がうまく絡んで展開していきます。 以外に面白く、結末がどうしても知りたくなるタイプの映画です。
また仮出所したヴィンセントが中々登場しないのが期待感と緊張感を煽り、内容に深みがでます。 もっと雑な内容かと思っていたので、予想外の満足な1本。

value ： ★★★★★★★☆☆☆ [ 7 / 10 ]