！！注意！！　〓ネタバレのストーリーライン〓

初老の女性はエリザベートと名乗り、マリーの名前を褒めた。 マリーはトンネルに残してきたフィリップのことをエリザベートに告げると、エリザベートは息子を迎えに行かせると言ってくれた。 マリーは部屋を与えられ、しばし眠ったが、持っていた無線の受信音で目が覚めた。 外で声がするので隙間からのぞくと、子供と男が遊んでいた。 すると子供が無線機を使って遊びだした。妹のレオニーが持っていた無線機だ。 そして男が一人、両脇を抱えられながら小屋の中に連れて行かれるのが見えた。フィリップだった。 驚愕するマリーは、ここは人さらい集団の牧場だということに気がついた。 マリーは部屋にきたエリザベートを問い詰めた。

エリザベートは生きるために人をさらうのだという。 そしてマリーを自分の息子の嫁に、時期が来れば、妹をさっき外で遊んでいた子供の嫁にするのだと言い始めた。 他に捕らえた男たちについては何も話さなかった。 エリザベートに妹レオニーに会わせてと欲しいと頼むとすんなり会わせてくれた。 マリーはレオニーとカーテンを結びロープ代わりにし窓から逃げ出そうと計画する。 カーテンを外に垂らしたところにエリザベートの息子ミカが入ってきた。 カーテンが見つからないようにミカの気をそらそうとマリーは体を与え、不意をついて殴りかかったが失敗してしまった。 しかしレオニーが花瓶でミカを殴り気絶させることに成功する。 レオニーが脱出に成功するが、降りる途中カーテンが千切れてしまった。 仕方なくマリーは1階から脱出を図った。 しかしエリザベートに見つかってしまいみんなの前に連れて行かれてしまった。 マリーは強行突破を図るがあえなく捕まってしまう。

気がついたマリーは手足を縛られていた。物音がするので横をみると、そこには同じく手足を縛られたフィリップが見えた。 見ているとフィリップは頭に何かを打ち込まれ絶命した。 一気に恐怖に襲われたマリーは必死だった。 だが、近くにあった作業ズボンの中にナイフがあり、それで逃げることに成功した。 先に逃げたレオニーが森に隠れていることが分かったマリーはなぜか牧場の中に引き返した。 向かったのはさらわれた人たちが捕まっている小屋だった。 小屋の奥に鍵が掛かった扉を見つけたマリーは、鍵を壊し中を開けた。 そこには何人もの人間が捕まっていた。その中にトムもいた。 みんなは一斉に小屋から逃げ出したが、マリーが逃げ出したことがばれ、すでに追っ手がせまっていた。 森に向かって逃げ出すが、一人、また一人と捕まったり殺されたりしていくがマリーとトムは何とか森の入り口まで走りきった。

しかし追っての2人がマリーより先に森に入っていくのが見えた。 まさかと思い、マリーは急いで森に入ると案の定、隠れていたレオニーが捕らえられていた。 その追っ手の一人はエリザベートだった。 マリーはエリザベートと向き合った。 物腰柔らかく親切に接してきたエリザベートはマリーを罵った。 しかし次の瞬間、マリーはエリザベートを刺した。 もう一人の追ってはレオニーを離し、エリザベートに駆け寄る。
マリーとレオニー、トムの3人は逃げ出すことに成功した。 山を登りながら3人が見つけたのは、山肌に立ち並ぶ建物だった･････
END

※想像であるが、捕まえた男は肉代わり、要するに食用としていたと思われる。 女は選別され、嫁として生きるか男と一緒に食用にされるかだろう。