２０１２年１０月１３日 公開予定

キック・オーバー

Get the Gringo

アクション(クライム)　｜　2012　｜　USA

メル・ギブソンが主演、脚本、製作をつとめ、実在したメキシコの刑務所"エル・プエブリート"からの脱獄を図るアクションムービー。
監督は本作が長編映画デビューとなるエイドリアン・グランバーグ。メル・ギブソン作品の『アポカリプト』やメル・ギブソン出演の『復讐捜査線』で助監督をつとめた監督です。 出演はメル・ギブソン、ピーター・ストーメア、ボブ・ガントン、ディーン・ノリス、ピーター・ゲレッティ、ドロレス・エレディア、他。

ピーター・ストーメアはハリウッドでも忙しい俳優の一人。 本作の次に日本でも2012年11月23日より公開予定のリュック・ベッソン製作の『ロックアウト』にも出演しています。 次回作はジェレミー・レナーの『Hansel and Gretel：Witch Hunters』での保安官役かな？他多数あり。
ピーター・ストーメアとはＴＶドラマ「プリズン・ブレイク」のシーズン１で、囚人のボス的存在ジョン・アブルッチを演じた俳優です。 他多数ありますが最近のイメージはジョン・アブルッチでしょう。 メル・ギブソンとは『マーキュリー・ライジング』、『ミリオンダラー・ホテル』で共演しています。
ボブ・ガントンは『ショーシャンクの空に』の刑務所の所長さん役の人です。 最近だと日本でも2012年7月に公開されたマシュー・マコノヒーの『リンカーン弁護士』に出演しています。 今はありませんが以前は、たまにアンディ・ガルシアと見間違えてました････
ディーン・ノリスは『リーサル・ウェポン２』、『スターシップ・トゥルーパーズ』、『交渉人』等に出演、ＴＶドラマ系に数多く出演している俳優です。
あと『アポカリプ』に出演しているヘラルド・タラセナも出演しています。 キャスティングもメル・ギブソンなので、やはりメル・ギブソン作品に出演したことがある俳優が多いですね。

デビュー35年を迎えたメル・ギブソン、私生活の問題でここ1年半ぐらいスクリーンから離れていたが、『復讐捜査線』2011年7月公開、『それでも、愛してる』2012年6月公開、そして本作と徐々に復帰してきている。 次回作はロバート・ロドリゲス監督の『マチェーテ』の続編『マチェーテ・キルズ』(2013)。
メル・ギブソンをスターに押し上げた『マッドマックス』シリーズはこちら
『マッドマックス』
『マッドマックス２』
『マッドマックス：サンダードーム』


■"犯罪学校"と呼ばれた囚人の楽園“El Pueblito”(エル・プエブリート)について■
海外サイト NEW AMERICA MEDIA より

(簡略です)
エル・プエブリートでは囚人の家族が刑務所内で一緒に住むことができ、子供は刑務所から学校へ通ったという。 2002年8月の襲撃時には約6,000人の囚人の中に、300名弱の女、子供が暮らしていた。また閉鎖される時には150あまりの店まであった。 刑務所の中にあった店では何でも売られており、レストラン、理髪店、ビデオ屋、食料品店、さらにはヘロイン、コカインなどの薬系のものまであった。 囚人たちはこれらの非常に贅沢で外部の暮らしと変わらない生活をおくることができたという。
しかしこれらのものを味わうことができたのは、金を持っている囚人だけで、それ以外の者は夏でも冬でも外で寝泊りすることになるほどの格差があった。 また犯罪カルテルが成立し、利権や私服の欲が蔓延した。それは囚人に限らず、刑務所長や刑務所の職員などにも及んだという。 エル・プエブリートの最後は、2002年8月にメキシコ政府が軍を派遣し、刑務所を閉鎖した。
(ほぼ同内容のことが公式サイトでも書かれています。)

Storyline

マフィアから大金を強奪した通称"ドライバー"はアメリカからメキシコへと国境を越えて逃亡を図るが失敗。 逮捕され送還された先は史上最悪の刑務所"エル・プエブリート"。 常識もモラルも通用しない世界で、凶悪な囚人、マフィア、悪徳所長、地元警察、など有象無象の輩を敵に回す。 狙いはもちろん、盗んだ大金。 果たして彼は大金を取り戻し、脱獄することが出来るのか･････

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