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2017年10月02日
「ルパン三世 ルパンVS複製人間(クローン)」 感想
公開日:1978年12月16日
ルパン三世の劇場アニメ第一作。実写版を含めると、1974年公開の「ルパン三世
念力珍作戦」に続く二作目となる。正式なタイトルは「ルパン三世」であるが、ビデ
オソフト化の際に「ルパンVS複製人間(クローン)」のサブタイトルが付けられた。第
一シリーズ時のような大人向けを目指して制作され、同時上映はアガサ・クリスティー
原作のミステリー「ナイル殺人事件」だった。
ストーリー
ルパン三世が処刑された。検死結果ではルパン本人と確認されたが、ルパン三世本人
は狐につままれたような話だった。生きているルパンを追って来た銭形も口調、行動か
ら、目の前にいるルパンが本物であることを確認し喜ぶ。
数日後、不二子の依頼を受けてルパン、次元、五右ェ門はエジプトのピラミッドから
小さな石を盗み出す。デートの報酬を要求するルパンだが、不二子はさっさと石を奪っ
て逃げてしまった。しかし、石は盗聴器付の偽物だった。
あくる日からルパン達は謎の組織に命を狙われるようになった。ヘリコプターや大型
トラックによる襲撃、アジトも見つけ出されて破壊されていた。
歩き詰めでやっとたどり着いた屋敷は破壊はされているが飲食物は無事に残っていた。
やっと落ち着いたかと思った矢先に不二子が現れた。偽物の石を掴まされたことで依頼
主に制裁を受け、逃げて来たのだという。不二子のせいで今の状況に陥っていることに
怒っていた次元と五右ェ門はルパンと縁を切って出ていってしまった。二人きりとなっ
たルパンと不二子だったが、ルパンは食事に睡眠薬を盛られ、眠ってしまったところに
現れたフリンチという男と不二子に小型飛行機で連れ去られてしまった。そして、連れ
去られたカリブの島には、マモーという男がいた。
マモーが賢者の石をねらう理由は?処刑されたルパンの謎は?
久しぶりに観ましたが、面白かったです。
第二シリーズでは不二子が大型バイクに乗っているところをあまり見ませんが、
アクティブな不二子はやはりカッコイイです。
第一シリーズや第二シリーズでは、五右ェ門はラジオを聞くのが趣味であると
いう描写がありましたが、後半にはあまりそんなシーンが見られなくなりました。
この映画でラジオを聞いているシーンがあったのは嬉しかったです。
TVのロードショーでの放送時、2時間枠の番組でもCMの時間を除くと正味
94分しか本編は放送出来なかったため、本来の上映時間の102分から8分程
が短縮されていました。公開後の数年はビデオデッキがまだ家庭に普及し始めた
ころで、完全版を見ることが出来なかったアニメファンは、書籍として販売され
ていたフィルムストーリーブックでカットされた部分を見て補完するしかありま
せんでした。
ゲスト声優として、ED「ルパン音頭」を歌っている三波春夫、漫画家の赤塚
不二夫そして、まんが原作者の梶原一騎が参加しています。
ルパン達と大型トラックのカーチェイスを見て、公開当時は1971年にステ
ィーブン・スピルバーグ監督の「激突!」、1978年にサム・ペキンパー監督
の「コンボイ」、そして日本では1975年からの「トラック野郎」シリーズと
大型トラックブームの最中だったことを思い出しました。デコトラ(デコレーシ
ョントラック)のプラモデルも大人気でした。
マモーが硬質ガラスに乗っているシーンは、第一シリーズの第2話「魔術師と
呼ばれた男」でパイカルが使った手でした。
マモーはパロディとして「ウッチャンナンチャンの誰かがやらねば!」でマモー
(内村)、ミモー(ちはる)として登場していました。今でいうキャラソンCD
「マモー・ミモー 野望のテーマ〜情熱の嵐〜」もリリースしていました。
DVDで見ることが出来る特典の劇場用の「特報」では、フィルム制作が間に合
っていなかったのか、第一シリーズのパイロットフィルムだけでした。「予告編」
になると、パイロットフィルムと第一シリーズ第一話と数カットのみ本作の映像で
した。
地震の報告を受けているアメリカ合衆国大統領特別補佐官スタッキーが見ている
雑誌にはバットマン、ロビン、ワンダーウーマン、スーパーマン、(あと一人は不
明)と一緒に肩を組んだルパンが描かれていました。
ルパン三世の劇場アニメ第一作。実写版を含めると、1974年公開の「ルパン三世
念力珍作戦」に続く二作目となる。正式なタイトルは「ルパン三世」であるが、ビデ
オソフト化の際に「ルパンVS複製人間(クローン)」のサブタイトルが付けられた。第
一シリーズ時のような大人向けを目指して制作され、同時上映はアガサ・クリスティー
原作のミステリー「ナイル殺人事件」だった。
ストーリー
ルパン三世が処刑された。検死結果ではルパン本人と確認されたが、ルパン三世本人
は狐につままれたような話だった。生きているルパンを追って来た銭形も口調、行動か
ら、目の前にいるルパンが本物であることを確認し喜ぶ。
数日後、不二子の依頼を受けてルパン、次元、五右ェ門はエジプトのピラミッドから
小さな石を盗み出す。デートの報酬を要求するルパンだが、不二子はさっさと石を奪っ
て逃げてしまった。しかし、石は盗聴器付の偽物だった。
あくる日からルパン達は謎の組織に命を狙われるようになった。ヘリコプターや大型
トラックによる襲撃、アジトも見つけ出されて破壊されていた。
歩き詰めでやっとたどり着いた屋敷は破壊はされているが飲食物は無事に残っていた。
やっと落ち着いたかと思った矢先に不二子が現れた。偽物の石を掴まされたことで依頼
主に制裁を受け、逃げて来たのだという。不二子のせいで今の状況に陥っていることに
怒っていた次元と五右ェ門はルパンと縁を切って出ていってしまった。二人きりとなっ
たルパンと不二子だったが、ルパンは食事に睡眠薬を盛られ、眠ってしまったところに
現れたフリンチという男と不二子に小型飛行機で連れ去られてしまった。そして、連れ
去られたカリブの島には、マモーという男がいた。
マモーが賢者の石をねらう理由は?処刑されたルパンの謎は?
久しぶりに観ましたが、面白かったです。
第二シリーズでは不二子が大型バイクに乗っているところをあまり見ませんが、
アクティブな不二子はやはりカッコイイです。
第一シリーズや第二シリーズでは、五右ェ門はラジオを聞くのが趣味であると
いう描写がありましたが、後半にはあまりそんなシーンが見られなくなりました。
この映画でラジオを聞いているシーンがあったのは嬉しかったです。
TVのロードショーでの放送時、2時間枠の番組でもCMの時間を除くと正味
94分しか本編は放送出来なかったため、本来の上映時間の102分から8分程
が短縮されていました。公開後の数年はビデオデッキがまだ家庭に普及し始めた
ころで、完全版を見ることが出来なかったアニメファンは、書籍として販売され
ていたフィルムストーリーブックでカットされた部分を見て補完するしかありま
せんでした。
ゲスト声優として、ED「ルパン音頭」を歌っている三波春夫、漫画家の赤塚
不二夫そして、まんが原作者の梶原一騎が参加しています。
ルパン達と大型トラックのカーチェイスを見て、公開当時は1971年にステ
ィーブン・スピルバーグ監督の「激突!」、1978年にサム・ペキンパー監督
の「コンボイ」、そして日本では1975年からの「トラック野郎」シリーズと
大型トラックブームの最中だったことを思い出しました。デコトラ(デコレーシ
ョントラック)のプラモデルも大人気でした。
マモーが硬質ガラスに乗っているシーンは、第一シリーズの第2話「魔術師と
呼ばれた男」でパイカルが使った手でした。
マモーはパロディとして「ウッチャンナンチャンの誰かがやらねば!」でマモー
(内村)、ミモー(ちはる)として登場していました。今でいうキャラソンCD
「マモー・ミモー 野望のテーマ〜情熱の嵐〜」もリリースしていました。
DVDで見ることが出来る特典の劇場用の「特報」では、フィルム制作が間に合
っていなかったのか、第一シリーズのパイロットフィルムだけでした。「予告編」
になると、パイロットフィルムと第一シリーズ第一話と数カットのみ本作の映像で
した。
地震の報告を受けているアメリカ合衆国大統領特別補佐官スタッキーが見ている
雑誌にはバットマン、ロビン、ワンダーウーマン、スーパーマン、(あと一人は不
明)と一緒に肩を組んだルパンが描かれていました。
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