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2020年06月21日

一日一生

久しぶりに友達と会ったら、スリムにきれいになってびっくり。
耳鍼っていうのをしているんだって。肩こり、腰痛に鍼治療が良いという話は聞いたことがあったけど、耳に鍼しても痩せられるなんて知らなかった
 そういえば、耳に全身のツボが集まっているって話は聞いたことがあるよ。東洋医学的には、人体は宇宙の縮小版で、身体の各部分は身体全体の縮小版っていうことらしいから、きっと耳鍼もそのかんがえにもとずいているってことですね!。
 
 季節、人生、稲作と五行の対比

 耳の上下を逆転させると胎児そっくり。人体がマクロコスモス(大宇宙)なら、耳はいわばミクロコスモス(小宇宙)。
 耳鍼は、東洋医学の人体観「部分即全体」の下、耳を「全身の縮図」としてとらえ、耳の経穴に刺激を与えることで、全身の気の流れを良くして、諸症状を解消させる。

 東洋医学におけるこのような見方は、空間ばかりでなく時間にも当てはめて考えられている。
 人生をいかに生きるべきかについても、人間の一生と同じく構造を持ちつつも、それを縮小させたものを参考に考える。
 例えば、一年という既設の巡り。 東洋医学においては、春、夏、秋、冬の四季に晩夏(土用)を加えた「五季」を、それぞれ木、火、土、金、水の五行の当てはめる。

 春は『木』のエネルギーで、対応する色は青。若さ溢れる「青、春」だ。
 一方、秋は『金』のエネルギーで、対応する色は白。近代を代表する詩人。北原白秋の「白、秋」の五行思想に由来している。
 吉田松陰が処刑直前に死生観を書き上げた「留魂録」には、「春種し、夏苗し,秋刈り、冬蔵す」(春に種をまき、夏に苗を植え、秋刈り取り、冬にそれを貯蔵する)と、人生と四季そして稲作の流れを対比した表現が見受けられる。
 五行でいう生、長、化、収、蔵の「五化」である。
 
 心臓発作が7月に多い理由は?
 
 人間の一生のミクロコスモスはさらに小さな「一日」という単位もある。東洋医学においては、朝、昼、午、夕、夜の「五刻」をそれぞれ木火土金水の五行に当てはめる。
 そして、人間の内臓を含めた気の流れである経路がそれぞれ対応している。「木)が胆経、「火」が心経と小腸経、(土」が脾経と胃経、「金」が肺経と大腸経、「水」が腎経と膀胱経。
 心臓発作が起こるのが1年で7月、1日では午後1時半ごろに多いという統計データがある。
 季節の五行、1日の五行のピッタリ一致している。
 子供のぜんそくの発作が出るのは夜が多い。「肺」は『金」に属している。
 頻尿で何度も夜中に起きるのは腎、膀胱系が弱くなっている証拠だ。
 
 「一日は一生の縮図なり。」
 
 朝の太陽の光が目に届くと遺伝子が活性化され体内時計が動き出すことは、マクロコスモスとミクロコスモとの一体性「天人合一」を示しているといえる。 東洋医学では、「一日」と「人生」を全く同じ構造ととらえ,陰陽論でいう「対立と統一」の原則に従っている。
 一日の中での対立は『昼』と『夜』。昼は明るく活動的であり、夜は暗く静寂。しかし、夜の睡眠があるからこそ、昼の活動があり、両者は統一されて一日になっているのです。
 一方、一生の中での対立は、「生」と「死」。生の活動に対して死は静寂。そして、生に支えられて死があり、死に支えられて生があると考えられている。
 森信三先生(教育学者)は、「一日は一生の縮図なり。今日一日を、一生だと思って一生懸命生きよ」と喝破した。また、天台宗阿闍梨の酒井雄哉師は『一日は一生の短縮版であり、一生は一日の積み重ね出しかないのだか
ら、一日を大切に生きることが一生を大切に生きることにつながる」という言葉をのこしている。
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