スタートで後手を踏み、最後方からの競馬。終始促される形での追走になり、結果17着での入線となっています。
「まだ自分から走る気がなく、こちらが促さないとやめてしまう形。実戦で変わるかとも思っていましたが、調教時と同じような感じになってしまいました。これからの成長とともに前向きさが出てくれればもっとやれるのですが、現状はまだ成長待ちですね。ただ、そうも言っていられませんので、次回はブリンカーやシャドーロールを着けるなど、馬具で補いつつ待ってあげるのがいいのかもしれません」(内田騎手)
「調教でも周りに馬がいないとやめようとするところがありましたし、後ろから突っつかれてようやく動くような感じでもありましたからね。それでも最初の頃よりは良くなりつつありましたので競馬に使ってみたわけですが、大外枠も影響したのかハミを取ってくれず、集中して走ることができませんでした。まだ気持ちの面での成長待ちといった段階。馬具の使用なども考えながら、もう少し首の位置を低くしてスピードに乗っていけるよう仕向けていければと思います」(鈴木慎調教師)
◆一歩目でやや遅れを取り、大外枠もあって前半は馬群から離され気味の最後方。後半〜ゴール板にかけて少し脚を使ってくれたものの、まだまだジョッキーに促されないと前進気勢を欠いてしまうような幼い走りでした。なお、このあとは、「リフレッシュ放牧を挟んでもうひと回りの成長を促してあげたい」と調教師。順調であれば「年明け第1回中山開催の最終週(1/26)あたりを意識していく」予定となっており、適度にレースを使いつつ前進を図っていければと考えます。(HTC)
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