従来の簡易検査キットに比べ唾液でも検査が可能になり、装置で効率よく検査できる。
当初は週35万人分を供給する。
厚生労働省から19日付けで製造販売承認を取得した。富士レビオの自動検査装置「ルミパルス」で判定する。ルミパルスは肝炎や腫瘍マーカーの検査用。全国の病院などに設置している装置のうち約800台で今回の試薬が使える。
鼻の奥の粘膜または唾液から30分以内に判定する。唾液の場合は発症から9日以内の患者が対象となるが、検体採取時の医療従事者の感染リスクが減る。1台の装置で1時間に60〜120人分を検査でき、大規模な検査にも向いている。
試薬は富士レビオの神奈川県相模原市の工場で生産し、需要に応じて増産も検討する。
抗原検査はウイルスに特有のたんぱく質「抗原」とそれを捉える「抗体」の結合を試薬で光らせて検出する仕組。PCR検査に比べて制度は劣るが、短期間で簡単に検査できる利点がある。
富士レビオは使い捨ての簡易検査キットを5月中旬に発売した。簡易検査キットは週20万人分を背産するが、東芝や日立製作所と協力して北海道旭川市に新工場を稼働させ、年内に生産能力を州40万人分以上に高める計画です。
簡易キットと自動検査装置の両輪で抗体検査の普及を目指すとのことです。
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