2016年02月17日
MXR DynaComp (old) & MXR DynaComp (new)
ギターやってて知らない人はおらんでしょう。通称“ダイコン”。アタックを潰した独特のパッコーンサウンドが有名な世界のスタンダードコンプです。これも旧機種と再販ものを持っていますが、旧機種の方が若干だがつぶしがきつい感じがせんでもないが、そんな気がするだけ、再販も同じような感じです。高い金払ってヴィンテージを買わなくても大差なし。70年代のフュージョン系の人とかスタジオミュージシャンがこぞって使っていたのだが、最近はどんな人が使ってるんだろうね?個人的に大好きなコンプ。
わしが今までで一番使い倒したのがこれじゃろうね。パッコーンちゅうアタックをぶち潰した独特の効果は、楽曲のどこかにないと寂しくなるほどなんです。それと歪みがロックっぽいという魅力もあるんです。MXRは高いのでこれを買えたのは社会人になってからでしたね。ストラトキャスターのハーフトーン+ダイナコンプの組み合わせは枯れたやさしい音色が絶品。オールドストラトだとなお良い。レスポールのリアに描けると歪むがその音かっこいい。歪むコンプの多い中、音楽的に歪むのはこいつだけかな?というと反論がありそうだが。わしはそう思うだけ。コンプの名器と言われるROSSコンプやオレンジスクイーザーと並び賞されますが、わしはダイナコンプが一番好きかな。 ダイナコンプというアイテムを使うだけで楽曲に個性を加えられる気がします。だからいつも使ってしまうんです。ギターにもベースにも使ってしまうんだなあ。オーディオ特性が特別良い訳ではないのだが、個性は世界一でしょ。そういうエフェクターが好きですね。わしゃ。
そして次に80年代中期にジムダンロップが再発売したダイナコンプ(写真:右)です。旧機種になかったLED、DCサプライ端子が追加されちょっと便利になった感じですね。音は基本的にあのパッコーンなんで、高い金出してヴィンテージを買わんでも現行のこいつを買えば良いと思います。細かく言えば旧機種に比べるとアタック潰しがやや緩やかでトーンが明るくなった感じですが、そんなもん並べてよくよく聴いてみないと気づく人などいないほどわずかな差ですね。色が明るい赤になったのがわしは残念かなあ。元のダークレッドのほうが良いかな。
これのオールドとの音色の差を気にする方々が多いのですが、聞き耳立てたら違いが分かるが、コレだけ聴いて分かる達人はおりますか?おるとしたら『うっそだーい!』がわしの解答です。ま、早稲田の大槻教授が科学的に調べてくれれば違いはハッキリするでしょうが、聴感上大きな違いがあるとは思えないですね。こっちゃだろうがオールドだろうが同じパッコーンです。友達がこれのスクリプトロゴのオールドを手に入れたそうなのですが、アタック潰しがスクリプトの方がややキツいっていってました。もしかしたらダイコンの初期のスクリプトのものであればそうなのかもしれません。プアッコーンなのかなあ。 ロックなギターに使えるコンプ、そいつがダイナコンプ。ダイナミックだからダイナなんかよーわからんが、ダイナミック言うか格好良く聴こえるから好き。
しかしダイナコンプはオールドも新しいもののどちらもイシバシ楽器に中古でありますね。さすが。
【中古】MXR エムエックスアール / V.1980 DYNA COMP 【梅田店】
【中古】MXR エムエックスアール / 1981 Dyna Comp 【名古屋栄店】
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