2016年03月25日
Guyatone PS-107 Moving Box Flanger
70年代のグヤのレトロフランジャー。18V仕様で筐体の大きさも通常のコンパクトの2倍ある。ベージュボディーが飾り気がないが、当時のフランジャーとしては掛かりも良いし、音色もしっとりしたモジュレーションからジェットフランジングまできっちり掛かり、海外製品にも負けてはいない。むしろこっちの方がいいぐらいだ。このモデルを中古屋で買ってから病み付きになり、しばらくの間フランジャーというとこればっかりの時期もあった。それぐらい好きなマシンのひとつ。
70年代のエフェクターはなにもMXRなどの舶来品だけが凄かったわけじゃない。国産の老舗、我らがグヤトーンだって外国製に負けてはいなかった。というより勝っていたのもたくさんあったのだ。このフランジャーもそのひとつ。フランジャーが市民権を得ていなかった時代に、グヤが提案したジェットフランジングマシン。このインパクトは強烈であった。しかも向こうのものに負けるどころか、むしろグヤのこれのほうが良いという評価もあったほど。18Vという実戦仕様がパワフルであり、そんなスペックが半端じゃない音色に反映されていたのだ。日本人ギタリストならこいつを使えって言わんばかりのレベルの高いフランジャーだったのは確かだ。ごつい、ふとい、細かい、スマート、そして豪快というフランジャーに必要な要素がすべて備わっているような音色はいまだにわしも好きです。
★一望百景…昨日のように雨が降り少し潤った日は景色もはっきりし、晴天ではないけど冬の寒さも和らいで、そのうえこの一粒によりさくらの花が咲き誇る季節を今年は大いに楽しめそうです、鬼瓦のような顔をしているわしですが、意外と草花が好きなんですよ?毎日一粒一望百景を感じながらこの春をはっきり、くっきり脳裏にとどめおきたいですね。見えることも財産です。
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