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2016年02月28日

Guyatone PS-014 Delay Dual Time

guyaps-014.jpg
メインとサブの2基のディレイ回路を搭載したアナログディレイ。そのデュアルタイム設定により分厚く暖かいディレイが得られる。嘘です。そこまで分厚くは感じない。ただ、レベル設定によりエコー音の密度を多くしたり少なくしたりはできます。ストラトのようなシャープな音色のギターに合いそうです。SGだともこもこ大ぼやけになりそう、だがそれも面白そうなので一度やってみよう。

アナログディレイがデュアルだったらここまでの音像を作れるのだ。ただ分厚いとかではなく空間の隙間をピンホールしていくような滑らかなエコー感が得られるのです。エコーの量も調節できるから、無茶苦茶掛け過ぎにもならない。程よいエコーをしっとり掛けたい時には和の香りがするこのPS-014ですかね。先代のPS-006のアナログエコーのレトロな質感はなくなったのが残念だが雲のようなイメージを感じるところは面白い。
遠くどこかで鳴っている汽笛や霧笛の音にそっと掛けてやると雰囲気は増しますね。控えめに適材適所に考えながら使うのがエフェクターの使い方のコツだから、こういういじれるところが多い機種はありがたいし、わくわくしてきますね。これはもうないですか?一時中古でよく見掛けたんですがね。










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