2016年02月25日
ARIA CP-10 Compressor
もうこの頃(80年代前半)のコンプレッサーは、どのメーカーのものもアタックタイムコントロールが標準装備が当たり前になってますね。このCP-10はそのアタックの掛かりがハッキリしているのでコンプの効果がイマイチ分かり辛い人はアタックのつまみを回しているだけで音色の変化が分かりやすいのが良いですね。10シリーズは2ステージ仕様で有名だが、このコンプは2ステージになっていない。というか2ステージにする必要がないからかな。ま、コンプは音色に大きな影響を与えるエフェクターなので操作に早く慣れれば自分のサウンドの幅が広がるから楽しいですね。と言ってもわしもまだまだ自在に使い倒していませんが。
コンプみたいなエフェクターこそ色々なキャラクターが欲しいわしは、エフェクターマニアと同時にコンプマニアでもあるのかもしれないね。このCP-10はいわゆるコンプレッションサスティナー言うタイプじゃなくアタックコントロールでバキバキ言わせたり、ポンポンにしたりと音色を積極的に創って行けるコンプレッサーです。ダイナコンプのような極端な潰し方ではありませんが、適度な潰しと程良いサスティンは汎用性を高くする為にチューニングしたんだろうけど、ちょっとどっち付かずにもなってる感じがするけど。ま、アリアにしてみれば80年代のコンパクトエフェクター戦争に切り込んで行くには何かポイントになる特徴を持たせようとしたんでしょうね。対ボス、対マクソン、対ヤマハ、対グヤトーンと国産だけ見てもライバルは多いですからね。これも中古ないですね、地味すぎるのかな?
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