2016年02月23日
Ibanez DDL10 Delay II
先代DDLの後継機種。ちょっと汚れた丸いディレイ音がデジタル臭さを中和してる感じ。これは先代から受け継いだデジタルっぽくない音色ですね。しかし、基本的にはデジタルらしくロングディレイはできるしクリアだ。12ビットのが8ビットに落とした?本当はどうなのかわからんがそんな感じがするのがアイバニーズのデジタルディレイなんですね。音のタイプとしてはやはマクソン派かな。ボスのような潤いは感じられません。
録音する時デジタルディレイは空間を汚したくない時に使う場合が多い。音がクリアなのでエフェクトのにじみが少なくハッキリしているからです。エコー感に乏しい空間も必要な場合も多々あるのでそんなときはデジタルディレイを使いますね。このDDL10なんかはアナログ臭もするのだが、そんな場合にちょっとどうかなって感じもしますが、デジタルディレイには違いないのでいらぬ心配なんです。空間を全てエコー系に独占されると、音像がぼやけいったい何を弾いているのかわかんなくなることもある。それもひとつの手だが、いつもなんでもというわけにはいかない。デジタルディレイですっきりさせて、ディレイレベルも抑えてやればパンも思った通りにでき、納得したものができるから安心だ。試行錯誤も大切だが、自分のこれはというスタイルがないと無駄な試行錯誤をしてしまう。そういうのは本当にもったいないと感じますね。これは中古が薄いですね?残念ながらあまり見掛けません。
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