2015年02月17日
朝ドラ『マッサン』(116/150回)ecarの感想は、中村みき「すみません、ヒデコの母です」
2月17日、
午前8時6分頃に三陸沖を震源とするマグニチュード6.9の地震のため放送を中断したNHK連続テレビ小説
「マッサン」第116回が明日2月18日午前8時から放送されることになりました。なお、
第117回はその放送後引き続き午前8時15分から放送されます。
岩手県や青森県、
秋田県で震度4を観測した地震のため、
気象庁は一時岩手県沿岸に津波注意報を発表。
最大20センチの津波が観測されています。
今回の地震は
「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」
の余震と考えられるとのこと。
NHH BSプレミアムでは通常どおり。
お昼の再放送は予定どおり行われます。
今朝のNHK連続テレビ小説『マッサン』(116/150回)は、
外出を控えるように言われたエリーは家の中で退屈ですよね。
本なんか読んでいます。
マッサンは、海軍のウイスキー指定工場で連日の増産を要求され、従業員の募集に踏み切ります。
今日は、面接の日だったのです。
カーテンを閉めようと窓際に寄ると、DOKAHウイスキーの面接に来た女性たちが並んでいます。
ふと・・、若い女性とめが合いました。若い女性は・・母に何か言います。
ヒデコ「お母さん・・」
母はエリーを見て・・、怪訝な顔します。
エリーは複雑な気持ちで・・また椅子に戻りました。
面接が始まります。
右から、一馬、マッサン、クマトラの順番で面接官の役目です。
博美「よろしくお願いします」
クマトラ「おー、博美」
博美「はい」
クマトラ「なんだ、達者にしてたんか。博美のお父さんは、ニシン手伝ってくれたんだ・・。親父、達者か」
博美「おととい、なくなりました」
クマトラ「そうかー、親父は大酒飲みじゃつたなー」
博美「お酒は、飲みませんでした」
クマトラ「ありゃー、そうじゃつたかー。博美のおやじは働きもんじゃつた。マッサン・・、雇ってやってくれ」
一馬「・・、もういいから、邪魔しないでくれ」
クマトラ「なんだ」
とクマトラは・・面接になりません。
一方、エリーは外で花壇を見ている女の子を見ています。
エリーは、その子に・近づいて
エリー「この花・・、なんだか、知ってる・・」
ヒデコ「・・、なでしこ」
エリー「こんにちは・・、私、亀山えりー」
ヒデコ「私は、秀子と呼ばれています」
とエリーは久しぶりに・・会話が出来てうれしそうです。
面接は続いています。
一馬「次の方・どうぞ・」
マッサン「えー・・、中村みき・さん。出身は夕張。何かお仕事されていましたか」
中村みき「小樽の食堂で働いていました。港で知り合った主人と知り合って、結婚しましたが、出征し、先月・戦死の広報が届きました。今、親戚の家でお世話になっています。雇ってください。お願いします。娘と二人で、食うものにも困っています」
クマトラ「料理が出来る。そりゃーいい。ここで、働け・・。マッサン、賄を手伝ってもらえ。工員も増える。二人では、足りんくなる。エリーを手伝ってもらえ」
中村みき「エリー・・」
と顔色が少し変わりました。
クマトラ「・・、イギリスのスコットランド出身だ。だけんと・・、エリーは日本人だ」
エリーと秀子は花壇を見ています。
ヒデコ「この花壇は、エリーさんが・・。すごくきれい」
エリー「・・、よかったら、コーヒーどう・・。クッキーもあるよ。若い人、遠慮しちゃダメよ」
そこにエマが帰ってきました。
エマ「ただいまー」
エリー「・デコ、娘のエマ・・」
エマ「デコ・・」
ヒデコ「こんにちは」
同じ年位の二人はすぐに仲良くなりました。
ヒデコ「うらやましいな・・、女学校行ってんだ・・」
エマ「最近・・、あんまり、勉強楽しくなくなった。ほとんどのひとが料簡賢母目指してるの・・」
ヒデコ「でも・・、行ってみたかったなー・・。学校の先生に成りたかったんだ」
そこに、お母さんのみきが面接を終えてきました。
中村みき「ヒデコ・・、何してんだ・・、こんなとこで・・」
ヒデコ「面接終わった・・」
中村みき「すみません、ヒデコの母です」
エリー「初めまして、亀山エリーです。こちら・・、エマ」
中村みき「随分気安く話してたけど・・、母さんが、ここに何しに来たか・・,わかってるの」
エマ「とっても、楽しかったんです・・」
エリー「ヒデコ・・、おみやげ持って帰って」
ヒデコ「え・・本当」
中村みき「やめてください・・」
と恐縮そうに固辞しました。
中村みき「すみません・・、でも、本当に・・、結構です」
エリー「・デコ、亦ね・・、さようなら」
ヒデコ「さようなら」
夕方マッサンとエリーとエマが家族水入らずで話しています。
エマ「ネエ・・、ヒデコのお母さん、雇ってあげてよ・・」
エリー「ううん・・。マッサンどうしたの」
マッサン「みきさんとこの、旦那さん、戦死されたそうじゃ・・」
エマ「・デコ、あんなに元気してたのに・・。だったらなおのこと雇ってあげて。二人とも困っているんでしょう」
マッサン「エマ、面接に来た人の子と、仲良くなるのは・・、面接は・・、公平にせないかん。皆生活にに困ってる人だ・・。旦那さんが戦死された人もいる」
エマ「ジャー、皆雇ってあげたらいいじゃん」
マッサン「無茶言うな」
エマ「少しでも、分配するの、当たり前でしょう・・」
エリー「マッサン・・、私も・・。エマの言うこと間違ってない」
マッサン「ジャケンど・・・皮肉なもんじゃのう・・。エリーは石をなげられた。けんど、工場は戦争が始まったことで・・」
エリー「マッサン・・、私は・大丈夫、大丈夫。マッサンいつも私を守ってくれるでしょう」
マッサン「勿論じゃ」
マッサン「一馬、名簿はできたか」
一馬「ハイ。こちらです」
俊夫「何人雇うことにしたんじゃ」
一馬「12人」
俊夫「え・そんな、よけえに・・。そんな・・12いうて・・」
マッサン「今後の戦局はどげえ・なるか・わからん。わしらの務めジャー。先を見据えてのことじゃー」
俊夫「わしも、面接立ち会うんじゃつた」
マッサン「エマにいわれてのう・・」
俊夫「エマ御嬢さんが・・これも、お国のためじゃ思うて・・、明日からビシビシやるどー」
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ここで緊急の地震情報が入りました。
津波警報が発令されました。
17日午前8時6分ごろ、
三陸沖を震源とする地震があり、
青森、
秋田、
岩手、
宮城各県で震度4の揺れを観測した。
気象庁は同8時9分、
岩手県に津波注意報を発令した。
到達予想時刻は最も早い場所で同8時半で、
予想される津波の高さは最大1メートル。
津波の到達予想時刻は、
岩手県の宮古、
大船渡、
釜石で同8時40分、
久慈港で同8時50分。
気象庁によると、
震源の深さは約10キロ。
地震の規模(マグニチュード)は6.9と推定される。
東北電力によると、
女川原発(宮城県石巻市、女川町)と
東通原発(青森県東通村)に地震による異常はない。
また日本原燃によると、
使用済み核燃料再処理工場(青森県六ケ所村)にも異常はないという。
東北新幹線は古川〜新青森間で停電が発生して一時運転を見合わせ、
一部列車に遅れが出た。
主な各地の震度は次の通り。
震度4=青森県五戸町、盛岡市、宮城県登米市、秋田市
震度3=青森市、岩手県久慈市、仙台市、秋田県由利本荘市、北海道函館市、山形県鶴岡市、福島県桑折町、新潟県村上市。
さて、
ここからは、お昼のマッサンから情報収集しています。
エリー「皿がここ・・。ナイフとスプーンは・・」
中村みき「これ・・、本モノの銀・・ですか」
ヒデコ「あー、白いお米だ・・。あー、いい匂い」
エリー「お米の配給は少しづつ少なくなってるけど・・、たくさんあります。毎日たくさん食べてください」
ヒデコ「やったー」
エマが入ってきました。
エリー「エマ、ご挨拶しなさい」
中村みき「エマ、お嬢様。賄のみきです。どうぞよろしくお願いいたします」
エリー「・デコは、工場で働くことになりました」
エマ「・デコも働くの」
ヒデコ「お嬢様、じゃものなー」
エマ「本当・・、来て」
キャラメルをエマにもらいました。
ヒデコ「おー・・、久しぶり・・、うまーい」
エマ「でしょう・・」
ヒデコ「やっぱ、キャラメルはキャラメルじゃのう。いいな、立派なおうちに自分の部屋」
エマ「ふふふ・・」
ヒデコ「本も、たくさんある・・」
エマ「読みたいもんあったら、なんでも・・、貸したゲル」
ヒデコ「本当・・」
本を見ていると・・ノートが出てきます。そこに・・鬼畜の娘・エマ・・と書かれています。
ヒデコ「エマ、どうしたの・・、もしかして、学校で。あんな素敵なお母さんのことを・・、鬼畜だなんて・・。ブットバシテやればよかったのに」
エマ「ぶっとばす・・。それって暴力・・、だめよ・・暴力は」
ヒデコ「大丈夫、時と場合によるよ。自分の身は自分で守らなきゃ」
オルガンを弾いて、歌を歌っているエマです。
いい友達が出来てうれしそうですね。
エリー「すごく気が付くし、それに優しい」
マッサン「エマも娘さんと、仲良くなったのー」
エマ「お父さん・・、ありがとう」
マッサン「相当・・、気がおうたんじゃのー」
と誰か・・の声がしたような・・気がします。
キャサリン「こんばんは・・・、こんばんは」
と小声で
エリー「・・ん・・、今のは・・まさか・・」
キャサリン「こんばんは・」
エリー「おおおー、キャサリン・・」
マッサン「おおー」
キャサリン「お久しぶりです」
とキャサリンが訪ねてきました。
思わぬ、キャサリンとの再会です。
しかし・・なんで・・北海道まで・・来たのでしょうか・・
外で・・変な男が様子をうかがっていますが・・
この男は・・・
明日の連続テレビ小説 マッサン(117/150回)をお楽しみに・・
イーレックス新電力御見積
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本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、ごきげんよう!ecarkimi
と願っているエリーでした。
ラジオ「12/5、西太平洋に於いて・・・・」
遂に、日本と連合国軍が戦争に突入しました。
スコットランド・英国をも含む戦争が・・
今朝のNHK連続テレビ小説『マッサン』(115/150回)は、
ヘレンからの手紙が届きました。
ヘレン「英国との関係も悪化し、ママも心配しています・・。愛を込めて、ヘレン」
エリー「平和はきっと・・」
戦争から半年、マッサンの工場は、
海軍の指定工場となり、ウイスキーの生産で大忙しです。
女性たちが慣れない力仕事を担っています。
海軍の士官一行が来ました。
工員「ご苦労様です」
士官「・・、続けてくれ」
士官「出荷量をもっと増やせないか。これだけ、立派な蒸留塔があれば、まとまったウイスキーが出来るだろう」
マッサン「6年物には限りが・・」
士官「今、我々が必要なのは、質より量だ。国産ウイスキーにそこまで品質は求めてない。とにかく、どんどん作ってくれ」
マッサン「品質はどうでも・・ええ」
俊夫「品質はどうでもいい。とにかく作れ・・だと。何をかん考えとんじゃー」
一馬「俊兄い、軍を悪く言うのやめてください・・。憲兵にでも聞かれたら・・。俺、ここでこうしてていいのでしょうか。皆戦争に行って・・」
花「ここは、軍の指定工場じゃから、一馬がやってることだって・・立派に役に立ってるんでネエか」
俊夫「とにかく、わしや、何言われようと、最高の味・・届けるんじゃ」
一馬「増産せい・・、言われても、工場は、年寄りと㊛だけになっとるし、これ以上無理じゃないかのう」
DOKAHウイスキーは工員を募集するビラを貼りだします。
進「おー・・、万歳・・万歳」
クマトラ「やっぱり・・、強いなー、日本は」
床屋「わが軍の快進撃はとどまるところを知らんなー」
進「西洋の連中は、肉・・、くっとるべー」
クマトラ「我が日本はバルチック艦隊をやっっけたんだー・・・」
進「この時勢じゃというのに、マッサンの工場もすごいネー」
クマトラ「すまねーなー。海軍がウイスキーじゃんじゃん作れと・・言ってくる・・。マッサン、嘆いてた」
進「兵隊さんをねぎらう酒作らせてもろうて、この時勢に・・こんな贅沢なことネー」
床屋「おー、国民が一丸となって・・」
クマトラ「あ、エリー、どうしたんじゃ」
花「血が出てる」
エリー「石を投げられた。・・見たら、これ・・」
クマトラ「石を投げられた。・・誰に・・」
エリー「非国民、国賊、鬼畜米英・・、って」
マッサンが急いでかけつけます。
マッサン「エリー、大丈夫か」
花「よし・・、これで・・、大丈夫」
エリー「ありがと・・ネ」
クマトラ「ほかに・・、怪我は・・。どこの悪がきだ。見つけたらただじゃおかねえぞ」
花「だけど・・、石を投げた子供たち、責めらけネエよ。町中いたるところに、鬼畜米英・・、って、貼り紙してるベー」
クマトラ「だけんど・・、エリーは日本人だ・・、のう・・、エリー」
マッサン「暫く・・、外に・出ん方がいい・・」
エリー「だけど・・、買い物・・」
花「そんなの・・、おらが・やる」
エリー「えー、外にでられないのー」
クマトラ「まあー、不自由じやけんど・・、そんなに・深刻にならんとも。たまに、おらと出かけるべー。また、悪がきが出たら、おらが・蹴散らしてやるからなー」
エリー「ありがとう」
学校では先生がみんなに紹介しています。
先生「最後に、皆さん・・。この度、清水愛さんが、結婚されることになりました」
清水愛「皆さん、長い間、お世話になりました」
拍手が起きます。
この当時は、戦争で男が出征しています。今、たくさん子供を産むのが、女の仕事だと言われていた時代だったのです。
エマ「結婚なんて、まだまだ・・考えられない」
級友「そんなこと言うと・・、非国民と言われるよ」
エマのノートに落書きのいたずらがしてあります。
級友「なに・・、これ」
エマ「誰・これ、こんな卑劣ないたずらしたの・・」
そして、エマが帰宅します。
エマ「どうして・・、こんな・・、ひどいことしたのは」
エリー「エマ・母さんは大丈夫」
エマ「どうして・・、母さんは何も悪くないのに」
エリー「エマ・・、子供たちは、外国人は敵だと教えられた。子供たちは悪くない」
エマ「お母さんは非国民じゃない。今の、日本はどうかしてる。フライを油揚げ、カレーライス・・、をカレーライスと言ったら何が悪いの」
エリー「エマ、わかった。・・でも、父さんが言うように・・、口にするのわきまえなさい」
エマ「お母さん、時々ずるい・・。言いたいこと・・はっきり言え・・って言ったのに。都合よく日本人に・・・」
エリー「エマ・・、ごめんなさい・・。でもね・・」
マッサン「世の中にはのー、思い通りにはいかんもんなんじゃー。わしの人生もそうじゃつたー。大切なもの守るため・・守れんこともあるんじや・・やらないけんこと・・」
エマ「戦争なんかなくなればいい・・」
エリー「エマ、あなたの言うとおりよ。間違ってない。戦争はすべての人を傷つける。あなたの考えは高貴で正しい。母として誇りに思う。でもね、私たちは、エマのことが心配なの」
エマ「私は、お母さんのことが心配・・」
マッサン「エマが、母さんのこと心配じゃ・思うじゃつたら・・、英語で話しするの、この家の中だけじゃ。とにかく、何があっても、どないなことがあっても、わしや、二人のことを絶対・守るけん」
エリー「頬りにしてます」
外出を控えるように言われたエリーは家の中で退屈ですよね。
本なんか読んでいます。
カーテンを閉めようと窓際に寄ると、DOKAHウイスキーの面接に来た女性たちが並んでいます。ふと・・、若い女性とめが合いました。若い女性は・・母に何か言います。
「お母さん・・」
母はエリーを見て・・、怪訝な顔します。
エリーは複雑な気持ちで・・また椅子に戻りました。
今朝のアサイチは俊夫が出演していました。
有働アナが「花に告白したじゃないですか・・、外で、マッサンとエリーが見ていましたけど、気づいていました」
と質問すると、
見ているといっても・・気持ちが演技に集中してるので・・と言っていました。
でも、ドラマですので・・・、今日は八島で来ています・・と交わしていました。
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岩手県や青森県、
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気象庁は一時岩手県沿岸に津波注意報を発表。
最大20センチの津波が観測されています。
今回の地震は
「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」
の余震と考えられるとのこと。
NHH BSプレミアムでは通常どおり。
お昼の再放送は予定どおり行われます。
今朝のNHK連続テレビ小説『マッサン』(116/150回)は、
外出を控えるように言われたエリーは家の中で退屈ですよね。
本なんか読んでいます。
マッサンは、海軍のウイスキー指定工場で連日の増産を要求され、従業員の募集に踏み切ります。
今日は、面接の日だったのです。
カーテンを閉めようと窓際に寄ると、DOKAHウイスキーの面接に来た女性たちが並んでいます。
ふと・・、若い女性とめが合いました。若い女性は・・母に何か言います。
ヒデコ「お母さん・・」
母はエリーを見て・・、怪訝な顔します。
エリーは複雑な気持ちで・・また椅子に戻りました。
面接が始まります。
右から、一馬、マッサン、クマトラの順番で面接官の役目です。
博美「よろしくお願いします」
クマトラ「おー、博美」
博美「はい」
クマトラ「なんだ、達者にしてたんか。博美のお父さんは、ニシン手伝ってくれたんだ・・。親父、達者か」
博美「おととい、なくなりました」
クマトラ「そうかー、親父は大酒飲みじゃつたなー」
博美「お酒は、飲みませんでした」
クマトラ「ありゃー、そうじゃつたかー。博美のおやじは働きもんじゃつた。マッサン・・、雇ってやってくれ」
一馬「・・、もういいから、邪魔しないでくれ」
クマトラ「なんだ」
とクマトラは・・面接になりません。
一方、エリーは外で花壇を見ている女の子を見ています。
エリーは、その子に・近づいて
エリー「この花・・、なんだか、知ってる・・」
ヒデコ「・・、なでしこ」
エリー「こんにちは・・、私、亀山えりー」
ヒデコ「私は、秀子と呼ばれています」
とエリーは久しぶりに・・会話が出来てうれしそうです。
面接は続いています。
一馬「次の方・どうぞ・」
マッサン「えー・・、中村みき・さん。出身は夕張。何かお仕事されていましたか」
中村みき「小樽の食堂で働いていました。港で知り合った主人と知り合って、結婚しましたが、出征し、先月・戦死の広報が届きました。今、親戚の家でお世話になっています。雇ってください。お願いします。娘と二人で、食うものにも困っています」
クマトラ「料理が出来る。そりゃーいい。ここで、働け・・。マッサン、賄を手伝ってもらえ。工員も増える。二人では、足りんくなる。エリーを手伝ってもらえ」
中村みき「エリー・・」
と顔色が少し変わりました。
クマトラ「・・、イギリスのスコットランド出身だ。だけんと・・、エリーは日本人だ」
エリーと秀子は花壇を見ています。
ヒデコ「この花壇は、エリーさんが・・。すごくきれい」
エリー「・・、よかったら、コーヒーどう・・。クッキーもあるよ。若い人、遠慮しちゃダメよ」
そこにエマが帰ってきました。
エマ「ただいまー」
エリー「・デコ、娘のエマ・・」
エマ「デコ・・」
ヒデコ「こんにちは」
同じ年位の二人はすぐに仲良くなりました。
ヒデコ「うらやましいな・・、女学校行ってんだ・・」
エマ「最近・・、あんまり、勉強楽しくなくなった。ほとんどのひとが料簡賢母目指してるの・・」
ヒデコ「でも・・、行ってみたかったなー・・。学校の先生に成りたかったんだ」
そこに、お母さんのみきが面接を終えてきました。
中村みき「ヒデコ・・、何してんだ・・、こんなとこで・・」
ヒデコ「面接終わった・・」
中村みき「すみません、ヒデコの母です」
エリー「初めまして、亀山エリーです。こちら・・、エマ」
中村みき「随分気安く話してたけど・・、母さんが、ここに何しに来たか・・,わかってるの」
エマ「とっても、楽しかったんです・・」
エリー「ヒデコ・・、おみやげ持って帰って」
ヒデコ「え・・本当」
中村みき「やめてください・・」
と恐縮そうに固辞しました。
中村みき「すみません・・、でも、本当に・・、結構です」
エリー「・デコ、亦ね・・、さようなら」
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夕方マッサンとエリーとエマが家族水入らずで話しています。
エマ「ネエ・・、ヒデコのお母さん、雇ってあげてよ・・」
エリー「ううん・・。マッサンどうしたの」
マッサン「みきさんとこの、旦那さん、戦死されたそうじゃ・・」
エマ「・デコ、あんなに元気してたのに・・。だったらなおのこと雇ってあげて。二人とも困っているんでしょう」
マッサン「エマ、面接に来た人の子と、仲良くなるのは・・、面接は・・、公平にせないかん。皆生活にに困ってる人だ・・。旦那さんが戦死された人もいる」
エマ「ジャー、皆雇ってあげたらいいじゃん」
マッサン「無茶言うな」
エマ「少しでも、分配するの、当たり前でしょう・・」
エリー「マッサン・・、私も・・。エマの言うこと間違ってない」
マッサン「ジャケンど・・・皮肉なもんじゃのう・・。エリーは石をなげられた。けんど、工場は戦争が始まったことで・・」
エリー「マッサン・・、私は・大丈夫、大丈夫。マッサンいつも私を守ってくれるでしょう」
マッサン「勿論じゃ」
マッサン「一馬、名簿はできたか」
一馬「ハイ。こちらです」
俊夫「何人雇うことにしたんじゃ」
一馬「12人」
俊夫「え・そんな、よけえに・・。そんな・・12いうて・・」
マッサン「今後の戦局はどげえ・なるか・わからん。わしらの務めジャー。先を見据えてのことじゃー」
俊夫「わしも、面接立ち会うんじゃつた」
マッサン「エマにいわれてのう・・」
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津波警報が発令されました。
17日午前8時6分ごろ、
三陸沖を震源とする地震があり、
青森、
秋田、
岩手、
宮城各県で震度4の揺れを観測した。
気象庁は同8時9分、
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到達予想時刻は最も早い場所で同8時半で、
予想される津波の高さは最大1メートル。
津波の到達予想時刻は、
岩手県の宮古、
大船渡、
釜石で同8時40分、
久慈港で同8時50分。
気象庁によると、
震源の深さは約10キロ。
地震の規模(マグニチュード)は6.9と推定される。
東北電力によると、
女川原発(宮城県石巻市、女川町)と
東通原発(青森県東通村)に地震による異常はない。
また日本原燃によると、
使用済み核燃料再処理工場(青森県六ケ所村)にも異常はないという。
東北新幹線は古川〜新青森間で停電が発生して一時運転を見合わせ、
一部列車に遅れが出た。
主な各地の震度は次の通り。
震度4=青森県五戸町、盛岡市、宮城県登米市、秋田市
震度3=青森市、岩手県久慈市、仙台市、秋田県由利本荘市、北海道函館市、山形県鶴岡市、福島県桑折町、新潟県村上市。
さて、
ここからは、お昼のマッサンから情報収集しています。
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エリー「お米の配給は少しづつ少なくなってるけど・・、たくさんあります。毎日たくさん食べてください」
ヒデコ「やったー」
エマが入ってきました。
エリー「エマ、ご挨拶しなさい」
中村みき「エマ、お嬢様。賄のみきです。どうぞよろしくお願いいたします」
エリー「・デコは、工場で働くことになりました」
エマ「・デコも働くの」
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エマ「本当・・、来て」
キャラメルをエマにもらいました。
ヒデコ「おー・・、久しぶり・・、うまーい」
エマ「でしょう・・」
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エマ「ふふふ・・」
ヒデコ「本も、たくさんある・・」
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本を見ていると・・ノートが出てきます。そこに・・鬼畜の娘・エマ・・と書かれています。
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マッサン「おおー」
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海軍の士官一行が来ました。
工員「ご苦労様です」
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マッサン「6年物には限りが・・」
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マッサン「品質はどうでも・・ええ」
俊夫「品質はどうでもいい。とにかく作れ・・だと。何をかん考えとんじゃー」
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クマトラ「やっぱり・・、強いなー、日本は」
床屋「わが軍の快進撃はとどまるところを知らんなー」
進「西洋の連中は、肉・・、くっとるべー」
クマトラ「我が日本はバルチック艦隊をやっっけたんだー・・・」
進「この時勢じゃというのに、マッサンの工場もすごいネー」
クマトラ「すまねーなー。海軍がウイスキーじゃんじゃん作れと・・言ってくる・・。マッサン、嘆いてた」
進「兵隊さんをねぎらう酒作らせてもろうて、この時勢に・・こんな贅沢なことネー」
床屋「おー、国民が一丸となって・・」
クマトラ「あ、エリー、どうしたんじゃ」
花「血が出てる」
エリー「石を投げられた。・・見たら、これ・・」
クマトラ「石を投げられた。・・誰に・・」
エリー「非国民、国賊、鬼畜米英・・、って」
マッサンが急いでかけつけます。
マッサン「エリー、大丈夫か」
花「よし・・、これで・・、大丈夫」
エリー「ありがと・・ネ」
クマトラ「ほかに・・、怪我は・・。どこの悪がきだ。見つけたらただじゃおかねえぞ」
花「だけど・・、石を投げた子供たち、責めらけネエよ。町中いたるところに、鬼畜米英・・、って、貼り紙してるベー」
クマトラ「だけんど・・、エリーは日本人だ・・、のう・・、エリー」
マッサン「暫く・・、外に・出ん方がいい・・」
エリー「だけど・・、買い物・・」
花「そんなの・・、おらが・やる」
エリー「えー、外にでられないのー」
クマトラ「まあー、不自由じやけんど・・、そんなに・深刻にならんとも。たまに、おらと出かけるべー。また、悪がきが出たら、おらが・蹴散らしてやるからなー」
エリー「ありがとう」
学校では先生がみんなに紹介しています。
先生「最後に、皆さん・・。この度、清水愛さんが、結婚されることになりました」
清水愛「皆さん、長い間、お世話になりました」
拍手が起きます。
この当時は、戦争で男が出征しています。今、たくさん子供を産むのが、女の仕事だと言われていた時代だったのです。
エマ「結婚なんて、まだまだ・・考えられない」
級友「そんなこと言うと・・、非国民と言われるよ」
エマのノートに落書きのいたずらがしてあります。
級友「なに・・、これ」
エマ「誰・これ、こんな卑劣ないたずらしたの・・」
そして、エマが帰宅します。
エマ「どうして・・、こんな・・、ひどいことしたのは」
エリー「エマ・母さんは大丈夫」
エマ「どうして・・、母さんは何も悪くないのに」
エリー「エマ・・、子供たちは、外国人は敵だと教えられた。子供たちは悪くない」
エマ「お母さんは非国民じゃない。今の、日本はどうかしてる。フライを油揚げ、カレーライス・・、をカレーライスと言ったら何が悪いの」
エリー「エマ、わかった。・・でも、父さんが言うように・・、口にするのわきまえなさい」
エマ「お母さん、時々ずるい・・。言いたいこと・・はっきり言え・・って言ったのに。都合よく日本人に・・・」
エリー「エマ・・、ごめんなさい・・。でもね・・」
マッサン「世の中にはのー、思い通りにはいかんもんなんじゃー。わしの人生もそうじゃつたー。大切なもの守るため・・守れんこともあるんじや・・やらないけんこと・・」
エマ「戦争なんかなくなればいい・・」
エリー「エマ、あなたの言うとおりよ。間違ってない。戦争はすべての人を傷つける。あなたの考えは高貴で正しい。母として誇りに思う。でもね、私たちは、エマのことが心配なの」
エマ「私は、お母さんのことが心配・・」
マッサン「エマが、母さんのこと心配じゃ・思うじゃつたら・・、英語で話しするの、この家の中だけじゃ。とにかく、何があっても、どないなことがあっても、わしや、二人のことを絶対・守るけん」
エリー「頬りにしてます」
外出を控えるように言われたエリーは家の中で退屈ですよね。
本なんか読んでいます。
カーテンを閉めようと窓際に寄ると、DOKAHウイスキーの面接に来た女性たちが並んでいます。ふと・・、若い女性とめが合いました。若い女性は・・母に何か言います。
「お母さん・・」
母はエリーを見て・・、怪訝な顔します。
エリーは複雑な気持ちで・・また椅子に戻りました。
今朝のアサイチは俊夫が出演していました。
有働アナが「花に告白したじゃないですか・・、外で、マッサンとエリーが見ていましたけど、気づいていました」
と質問すると、
見ているといっても・・気持ちが演技に集中してるので・・と言っていました。
でも、ドラマですので・・・、今日は八島で来ています・・と交わしていました。
明日の連続テレビ小説 マッサン(116/150回)をお楽しみに・・
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本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、ごきげんよう!ecarkimi
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