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2014年11月03日

エボラ出血熱感染速報、真実、西アフリカ・シエラレオネで治療に従事した日本人看護師、大滝潤子さんに話を聞いた

おはようございます、今日は【エボラ出血熱感染速報、真実、西アフリカ・シエラレオネで治療に従事した日本人看護師、大滝潤子さんに話を聞いた】をお届けします。



連日伝えられるエボラ出血熱のニュース。
現場の状況を、
西アフリカ・シエラレオネで治療に従事した日本人看護師、
大滝潤子さん(38)に話を聞いた。



──防護服で働くのは大変そうです。

施設は2区画に分かれています。
ユニホームで打ち合わせなどをする「ローリスクエリア」と、
患者さんがいる「ハイリスクエリア」。
ハイリスクエリアには防護服で入ります。
防護服を着るだけで、
10分くらいかかり、
汗ダラダラになる。
その格好で暑いテントの中に入るのですが、
いくら曇り止めをしても、
ゴーグルは曇るし、
自分が脱水状態になっていくのがわかる。
テントから出ると、
まるでプールから出てきた感じ。
消耗します。
体調にもよりますが、
脱水で少し気持ち悪くなった時は、
経口補水液や水を飲み、
しばらくぐったりします。

 

ハイリスクエリアに入るのは、
1回1時間。体力や集中力が低下するので、
1日3回までにしなさいと言われています。
でも、自分の体調と相談しながら、
5回入ったこともあります。



──まだエボラ出血熱の治療薬はなく、治療といってもできることは限られていますね。

熱が出たら解熱剤、
痛みがあれば鎮痛剤と、
症状ごとに対応します。
ビタミン剤や栄養補助食品もさしあげます。
患者さんが経口補水液を自分で飲めなくなったら、
点滴です。
嘔吐や下痢で体が汚れたら、
体をきれいにする。
体をきれいにすることは、
人間の尊厳にかかわることですから、
たいへんな作業ではありますが、
大事にしていました。
吐いたものなどにさわる場合は、
まず消毒してから処理します。



──感染しないよう、どのように注意を払ったのですか?

ハイリスクエリアには、
最低2人一組で入ります。
仕事のパートナーであるとともに、
お互いの監視をします。
ゴーグルがずれてないか、
疲れすぎてないか、
時間がかかりすぎていないかなどチェックします。
パートナーがいれば、
すぐに消毒のスプレーをかけてもらうことができます。
私はたいてい、
現地のスタッフとペアで入り、
患者さんとの間の通訳もしてもらいました。
ハイリスクエリアから出る時は、
まず上から下まですべて消毒し、
それから一つずつ脱いでいきます。
脱ぐ作業ごとに必ず、
手を洗います。
脱いだゴーグルや長靴などは消毒液に浸します。



──以前は致死率9割といわれていましたが、改善しているようですね。

何もしないと致死率90%といわれましたが、
私のいた施設では65%。
エボラにかかっても、
治って元気に退院していく人もいます。
退院する人は、
「バイカカカ」
と言って送り出した。
現地の言葉で
「ありがとう」
という意味です。
治ってくれてありがとう、
という気持ちを込めました。
退院した人を見るのはうれしいことです。
1日に5人退院した日もありました。
患者さんに抵抗力があるか、
感染初期に治療を始められたか、
適切な治療だったか、
栄養と水分をちゃんととれたか…、
いろいろな条件があるでしょう。



本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。ecar
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