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2014年10月21日

エボラ出血熱感染、「いかなるリスクも避けられるよう」、帰国した記者に最低3週間の自宅待機を指示

はようございます、ecarです。
今日は【エボラ出血熱感染、「いかなるリスクも避けられるよう」、帰国した記者に最低3週間の自宅待機を指示】をお届けします。



世界保健機関(WHO)は、
これまでに7か国の計9216人がエボラ出血熱に感染しており、
うち4500人以上が死亡したと発表。
特にギニア、
リベリア、
シエラレオネでの感染拡大は過去最悪となっている。

 

報道関係者の組合などによると、
リベリアで3人、
シエラレオネで2人の地元記者がエボラ出血熱の犠牲となった。
うち1人については、
家族4人も死亡しているという。
一方、
現地入りしている欧米人記者の中でこれまでに感染したのは米テレビ局NBCニュース(NBC News)の委託を受けたフリーランス・カメラマン、
アショカ・ムクポ(Ashoka Mukpo)氏(33)のみ。
同氏は快方に向かっているとされる。

 

しかし、
現地で取材を続ける記者たちは常に目に見えない敵に脅かされており、
すべてのインタビューがリスクをもたらす。
「戦場取材に慣れているジャーナリストでさえ、
家庭の事情を理由に(エボラ取材を)志願しない者もいる」
と仏AFP通信欧州・アフリカ局のソフィア・ ブーデルバラ(Sofia Bouderbala)副編集長は説明する。
「これは見えない脅威だ。
戦場ならば、
落ちてくる砲弾が見える」

 

米AP通信国際局のジョン・ダニシェフスキー(John Daniszewski)編集長は、
エボラ出血熱とは、
その姿を見ることができない
「非常にストレスのかかる」
取材対象だと語っている。

 

手袋とマスク、
ゴム靴と防護服で全身を多い、
1日に何十回も消毒液で手を洗うといった感染予防策の他に、
記者たちが基本としている取材ルールの一つは
「近づかないこと」
だ。

 

リベリアの首都モンロビア(Monrovia)から戻ったばかりのAFP特派員、
マルク・バスティアン(Marc Bastian)氏は
「何にも触らず、
誰にも触れないのが基本。
2週間、
誰にも触れないのは奇妙なことだ。
大量の塩素系漂白剤を渡され、
靴にスプレーでかけ、
1日40〜50回手を洗った。
カメラマンは患者を撮影するのに望遠レンズを使い、
私は8メートル離れたところから大声でインタビューしたこともあった」

 

音声を必要とするラジオの記者はさらに取材が難しい。
RFIアフリカ局のイブ・ロクル(Yves Rocle)副局長によると、
ラジオ取材班はブーム・マイクを使い
「接触を避けている」という。
ギニア取材を行ったへドン記者は
「患者から2メートル離れて取材した。
一般的につばが届かないと考えられている距離だ」
という。
それでも一瞬、
気が緩み、
致命的なミスを犯してしまうこともあるとへドン氏は認める。
「正直、警戒心が解けてしまうときはある。
私も何人かと握手をしたことがある」



帰国後も恐怖と孤独
「取材」
は空港では終わらない。
帰国すれば同僚や家族が怯えている。
潜伏期間が過ぎるまでは、
恐怖と孤独の時間だ。

 

エボラ出血熱は、
症状の出ている人の体液との直接的な接触でしか感染しない。
自分が感染したとしても、
症状がなければ他人には感染しない。
しかしギニアから帰国したジャーナリストのギヨーム・ロテリエール(Guillaume Lhotellier)氏は
「潜伏期間の21日間は毎日体温を測る必要があった。
ちょっとでもおかしな兆候があると本当に不安になる。
社会生活もぱっとしない。
熱がなければ感染しないのに、
握手したがらない人や、
会いたがらない人もいた」
と語る。

 

スイス紙ターゲス・アンツァイガー(Tages-Anzeiger)のヨハネス・ディートリヒ(Johannes Dieterich)記者は、
派遣先の南アフリカから帰宅した際に妻がパニックを起こしたため、
客間での就寝を強いられた。
また監視期間の3週間は誰にも触れなかったという。

 

さらに、
英BBCのアナウンサー、
フィオナ・ブルース(Fiona Bruce)氏は、
英紙テレグラフ(Telegraph)紙に対し、
エボラ流行地域から戻ってきたゲストの担当をメークアップ・アーティストたちが怖がっていたと話している。

 

エボラ出血熱の流行地域から記者が帰国した場合、
潜伏期間中は一律隔離処置を取るべきだとの考えもあるが、
この考えについては各メディアで意見が割れている。

 

BBCとAFPは即時の職場復帰をさせている。
AFPのミシェル・レリドン(Michele Leridon)ニュース・ディレクターは
「我々の記者はロケに関する非常に厳密な基準を順守している。
症状を示した者はいないので同僚へのリスクもない」
としている。
一方、
米APのダニシェフスキー氏は
「いかなるリスクも避けられるよう」、
帰国した記者に最低3週間の自宅待機を指示しているという。



本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。
それでは、「ごきげんよう!」eca
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