2014年07月30日
<高1同級生殺害>複数の刃物使用 「計画的」見方強める
<高1同級生殺害>複数の刃物使用
「計画的」見方強める
長崎県佐世保市の高1同級生殺害事件で、
逮捕された女子生徒(16)が複数の刃物を使って遺体を切断していたことが、
捜査関係者への取材で分かった。
女子生徒は
「人を殺して解体してみたかった」
という趣旨の供述をしており、
被害者の松尾愛和(あいわ)さん(15)への
個人的恨みなどをうかがわせる供述や情報はないという。
県警は女子生徒が人の解体を目的に準備した計画的な事件との見方を強めている。
捜査関係者によると、
遺体は女子生徒が1人で暮らす同市内のマンションの部屋で見つかり、
頭部と左手首が切断されていた。
胴体部分にも刃物で切った複数の傷があった。
切断にはのこぎり(刃渡り25センチ)以外に包丁も使われていた。
のこぎりは鉄板も切れるスレート切断用だったという。
室内から見つかったハンマーは2種類あることも分かった。
一つは石材を割る時などに使う「石頭(せっとう)ハンマー」で、
もう一つは車のタイヤのホイールのねじの緩みをたたいて確認する
「テストハンマー」だった。
テストハンマーは頭部の片方がとがっていた。
また、
女子生徒は松尾さんに会いたいといって誘い、
街中で買い物などをした後、
一緒にマンションに行っていたことも判明した。
県警は双方の携帯電話を押収しており、
やり取りを解析して計画性や2人の関係を調べる。
逮捕容疑は26日午後8時ごろ、
マンションの室内で松尾さんの後頭部を多数回、
工具で殴り、
首をひものようなもので締めて殺害したとされる。
長崎・佐世保の同級生殺害:同じ中学出身
逮捕の15歳、
1人暮らし 識者の話
異常な冷静さ−−碓井真史・新潟青陵大大学院教授(社会心理学)の話
捨てるためでも隠すためでもない遺体の切断に異常な冷静さを感じる。
生き死にに理科的な知的好奇心を超えた好奇心を持ってしまっていたとも考えられるが、
加害生徒に小動物の解剖という行動があったとされることと
事件を簡単に結びつけてはいけない。
小さなことが加害生徒には深刻な悩みで、
気付いてもらえないまま爆発してしまった可能性がある。
子どもの世界狭い−−小宮信夫・立正大教授(犯罪学)の話
子どもの世界は非常に狭い。
大人が考えるようなトラブルはなくても、
仲の良い相手の言動からダメージを受け、
思い詰める場合がある。
現実と非現実が錯綜(さくそう)してしまうケースもある。
大人たちは、
子どもたちが自分自身の痛みや喜びを味わえる
体験型学習を提供していくことが重要だ
もう少し詳しい調査を待つことが必要でしょう。
事件に至った経緯等も徐々に解明されると思います。
事実に基づいた、
原因を究明し、
早急に再発防止対策が必要ですね。
関係者のご協力をお願いします。
ecar
「計画的」見方強める
長崎県佐世保市の高1同級生殺害事件で、
逮捕された女子生徒(16)が複数の刃物を使って遺体を切断していたことが、
捜査関係者への取材で分かった。
女子生徒は
「人を殺して解体してみたかった」
という趣旨の供述をしており、
被害者の松尾愛和(あいわ)さん(15)への
個人的恨みなどをうかがわせる供述や情報はないという。
県警は女子生徒が人の解体を目的に準備した計画的な事件との見方を強めている。
捜査関係者によると、
遺体は女子生徒が1人で暮らす同市内のマンションの部屋で見つかり、
頭部と左手首が切断されていた。
胴体部分にも刃物で切った複数の傷があった。
切断にはのこぎり(刃渡り25センチ)以外に包丁も使われていた。
のこぎりは鉄板も切れるスレート切断用だったという。
室内から見つかったハンマーは2種類あることも分かった。
一つは石材を割る時などに使う「石頭(せっとう)ハンマー」で、
もう一つは車のタイヤのホイールのねじの緩みをたたいて確認する
「テストハンマー」だった。
テストハンマーは頭部の片方がとがっていた。
また、
女子生徒は松尾さんに会いたいといって誘い、
街中で買い物などをした後、
一緒にマンションに行っていたことも判明した。
県警は双方の携帯電話を押収しており、
やり取りを解析して計画性や2人の関係を調べる。
逮捕容疑は26日午後8時ごろ、
マンションの室内で松尾さんの後頭部を多数回、
工具で殴り、
首をひものようなもので締めて殺害したとされる。
長崎・佐世保の同級生殺害:同じ中学出身
逮捕の15歳、
1人暮らし 識者の話
異常な冷静さ−−碓井真史・新潟青陵大大学院教授(社会心理学)の話
捨てるためでも隠すためでもない遺体の切断に異常な冷静さを感じる。
生き死にに理科的な知的好奇心を超えた好奇心を持ってしまっていたとも考えられるが、
加害生徒に小動物の解剖という行動があったとされることと
事件を簡単に結びつけてはいけない。
小さなことが加害生徒には深刻な悩みで、
気付いてもらえないまま爆発してしまった可能性がある。
子どもの世界狭い−−小宮信夫・立正大教授(犯罪学)の話
子どもの世界は非常に狭い。
大人が考えるようなトラブルはなくても、
仲の良い相手の言動からダメージを受け、
思い詰める場合がある。
現実と非現実が錯綜(さくそう)してしまうケースもある。
大人たちは、
子どもたちが自分自身の痛みや喜びを味わえる
体験型学習を提供していくことが重要だ
もう少し詳しい調査を待つことが必要でしょう。
事件に至った経緯等も徐々に解明されると思います。
事実に基づいた、
原因を究明し、
早急に再発防止対策が必要ですね。
関係者のご協力をお願いします。
ecar
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