2014年12月12日
一級陸上特殊無線技士に合格3ヶ月プラン26年10月期回答速報及び「ボルツマン定数」
おはようございます、今日は【一級陸上特殊無線技士に合格3ヶ月プラン26年10月期回答速報及び「ボルツマン定数」】をお届けします。
一陸特26年10月期回答速報
午前(09:30)
法規 241 314 132 423
無線工学 343 232 231 321 454 523 415 215
午後(13:00)
法規 332 421 341 224
無線工学 141 132 245 344 253 544 452 132
• 6日目
o 工学
|19| ボルツマン定数
ボルツマン定数
NO 項目 計算 主な出題番号 集中ゼミの章別 集中ゼミのページ番号
19 ボルツマン定数 有り(dB) 11・12 4.3 86
出題パターンは2種類
1. 等価雑音電力の値を求める問題
出題パターン1であるこちらを確実にマスターしましょう。
公式がすぐでるようになればパターン2も簡単に解けるようになります。
• Nr= 等価雑音電力の値
• k = ボルツマン定数
• T = 温度(273+周囲温度)
• B = 等価雑音帯域幅
• F = 雑音指数(真数に変換
↓
Nr(等価雑音電力) = kTBF
↓
1. 覚える公式 : 等価雑音電力 = 問題に書かれている値をすべて掛け算する
2. → ○[W] = (1.38×10^23)[J/K] × (273+27)[℃] × (10×10^6)[Hz] × (3dB) ※文字公式に数字を当てはめる
3. → ○[W] = (1.38×10^23)[J/K] × (273+27)[℃] × (10×10^6)[Hz] × (2) ※dBを真数に置き換える
4. → ○[W] = (1.38) × (300) × (1) × (2) ※単位の値(10^3やμ、0そのもの等)を削除する
5. → ○[W] = (14) × (3) × (1) × (2) ※少数点を四捨五入し、さらに繰り上げて少数点をなくす
6. → ○[W] =84
7. → 84 の値に最も近い選択肢を探す → 8.3×10^-14[W]
覚える公式 : 等価雑音電力 = 問題に書かれている値をすべて掛け算する
↓
ボルツマン[電力]は、問題に書かれている値をすべて掛け算する と覚えると楽に暗記できます。
パターン1
等価雑音電力の値を求める問題
↓
• Nr= 等価雑音電力の値
• k = ボルツマン定数
• T = 温度(273+周囲温度)
• B = 等価雑音帯域幅
• F = 雑音指数(真数に変換
↓
Nr(等価雑音電力) = kTBF
↓
覚える公式 : 等価雑音電力 = 問題に書かれている値をすべて掛け算する
※周囲温度に「273」を足すのを忘れずに行いましょう。
詳しくは集中ゼミの第4章の3(P.87)「絶対温度」を参照
※dB計算が必要な公式の場合、左辺の[Hz]や[W]などは必ず記述しながら計算しましょう!
↓
解答に[dB]が求められているのか、[Hz]や[W]などが求められているいるのか、間違えないようにするためです。
________________________________________
パターン2
等価雑音帯域幅の値を求める問題
↓
• Nr= 等価雑音電力の値
• k = ボルツマン定数
• T = 温度(273+周囲温度)
• B = 等価雑音帯域幅
• F = 雑音指数(真数に変換
↓
B = Nr / kTF (この公式は覚える必要がありません)
↓
「距離」=時間×速度 の応用問題 つまり 「速度」=距離/時間 (分子と分母の位置関係を把握する)
↓
詳しくはパターン2の解説で
2. 等価雑音帯域幅の値を求める問題
パターン1より難易度が高いですが、パターン1の公式さえ暗記していれば問題なく解けます。
この問題の場合、選択肢を利用するというのが最大のポイントになります。
• Nr= 等価雑音電力の値
• k = ボルツマン定数
• T = 温度(273+周囲温度)
• B = 等価雑音帯域幅
• F = 雑音指数(真数に変換
↓
Nr(等価雑音電力) = kTBF
↓
1. 覚える公式 : 等価雑音電力 = 問題に書かれている値をすべて掛け算する
2. → 16×10^-14[W] = (1.38×10^23)[J/K] × (273+20)[℃] × (○×10^6)[Hz] × (6dB) ※文字公式に数字を当てはめる
3. → 16×10^-14[W]= (1.38×10^23)[J/K] × (273+20)[℃] × (○×10^6)[Hz] × (4) ※dBを真数に置き換える
4. → 16[W] = (1.38) × (293) × (○) × (4) ※単位の値(10^3やμ、0そのもの等)を削除する
5. → 16[W] = (14) × (293) × (○) × (4) ※少数点を四捨五入し、さらに繰り上げて少数点をなくす
6. → 16[W]= 16408×○
7. → 16[W] = 16×○ ※計算を簡易化するため、2桁のみ残します
8. → ここまで解けたら選択肢の1〜5までを○の中に代入して一番「16」の値に近いのが正解になります。
• 選択肢1の場合 : 16*5 = 80 = 8
• 選択肢2の場合 : 16*10 = 160 = 16
• 選択肢3の場合 : 16*20 = 320 = 32
• 選択肢4の場合 : 16*40 = 640 = 64
• 選択肢5の場合 : 16*50 = 800 = 80
A → 16の値に最も近い値が選択肢2の10MHzになるため、答えは「等価雑音帯域幅:10MHz」になります。
覚える公式 : 等価雑音電力 = 問題に書かれている値をすべて掛け算する
↓
ボルツマン[電力]は、問題に書かれている値をすべて掛け算する と覚えると楽に暗記できます。
パターン1
等価雑音電力の値を求める問題
↓
• Nr= 等価雑音電力の値
• k = ボルツマン定数
• T = 温度(273+周囲温度)
• B = 等価雑音帯域幅
• F = 雑音指数(真数に変換
↓
Nr(等価雑音電力) = kTBF
↓
覚える公式 : 等価雑音電力 = 問題に書かれている値をすべて掛け算する
※周囲温度に「273」を足すのを忘れずに行いましょう。
詳しくは集中ゼミの第4章の3(P.87)「絶対温度」を参照
※dB計算が必要な公式の場合、左辺の[Hz]や[W]などは必ず記述しながら計算しましょう!
↓
解答に[dB]が求められているのか、[Hz]や[W]などが求められているいるのか、間違えないようにするためです。
________________________________________
パターン2
等価雑音帯域幅の値を求める問題
↓
• Nr= 等価雑音電力の値
• k = ボルツマン定数
• T = 温度(273+周囲温度)
• B = 等価雑音帯域幅
• F = 雑音指数(真数に変換
↓
B = Nr / kTF (この公式は覚える必要がありません)
↓
「距離」=時間×速度 の応用問題 つまり 「速度」=距離/時間 (分子と分母の位置関係を把握する)
↓
割り算を行わないで計算する理由は、割り算を手計算で行ったときに最もケアレスミスが発生しやすいためです。
掛け算なら公式さえ覚えていればミスも少なく選択肢を当てはめるだけで答えがでるので確実に点が取れます。
パターンは2つありますが、公式は1つ覚えれば十分です。
パターン2はパターン1の応用で解けますので、パターン1の公式を確実に覚えましょう。
|20| 2段の継続接続された増幅器
2段の継続接続された増幅器
NO 項目 計算 主な出題番号 集中ゼミの章別 集中ゼミのページ番号
20 2段の継続接続された増幅器 有り(dB) 10・11 4.3 89
出題パターンは2種類
1. 雑音指数の値(真数)を求める問題
パターン1もパターン2も公式は同じです。
特徴的な公式ですので[覚え方]を見てマスターしましょう。
1. 覚える公式 :F (真数 or [K]) = 初段 + (次段 / 利得)
2. → F (真数) = 3[dB] + (13[dB] / 10[dB]) ※文字公式に数字を当てはめる
3. → F (真数) = 2 + (20 / 10) ※dBを真数に置き換える
4. → F (真数) = 2 + 2
5. → F (真数) = 4
6. → 4の値に最も近い値が選択肢5の3.9になるため、答えは「雑音指数の値(真数):3.9」になります。
下の図のように公式を階段に見立て、一段目を初段、二段目を次段、二段目の基礎が利得になっているとイメージすると覚えやすいです。
• F1=初段の雑音[指数or温度]
• F2=次段の雑音[指数or温度]
• G1=電力利得
※dB値は真数に変換する
F(真数) = F1 + (F2-1)/G1
↓
(F2-1) の −1 は計算に含めなくても正解が導けるため、省きます。
↓
覚える公式 :F (真数 or [K]) = 初段 + (次段 / 利得)
※dB計算が必要な公式の場合、左辺の[Hz]や[W]などは必ず記述しながら計算しましょう!
↓
解答に[dB]が求められているのか、[Hz]や[W]などが求められているいるのか、間違えないようにするためです。
2. 等価雑音温度の値を求める問題
パターン1もパターン2も公式は同じです。
特徴的な公式ですので[覚え方]を見てマスターしましょう。
1. 覚える公式 :F (真数 or [K]) = 初段 + (次段 / 利得)
2. → F[K] = 270[K] + (440[K] / 6[dB]) ※文字公式に数字を当てはめる
3. → F[K] = 270 + (440 / 4) ※dBを真数に置き換える
4. → F[K] = 270 + 110
5. → F[K] = 380
下の図のように公式を階段に見立て、一段目を初段、二段目を次段、二段目の基礎が利得になっているとイメージすると覚えやすいです。
• F1=初段の雑音[指数or温度]
• F2=次段の雑音[指数or温度]
• G1=電力利得
※dB値は真数に変換する
F(真数) = F1 + (F2-1)/G1
↓
(F2-1) の −1 は計算に含めなくても正解が導けるため、省きます。
↓
覚える公式 :F (真数 or [K]) = 初段 + (次段 / 利得)
※dB計算が必要な公式の場合、左辺の[Hz]や[W]などは必ず記述しながら計算しましょう!
↓
解答に[dB]が求められているのか、[Hz]や[W]などが求められているいるのか、間違えないようにするためです。
パターンは2つありますが、公式は1つです。
問題の形式のみ違いますので、しっかり解説を見て対応できるようにしておきましょう。
|21| 受信機の雑音指数
受信機の雑音指数
NO 項目 計算 主な出題番号 集中ゼミの章別 集中ゼミのページ番号
21 受信機の雑音指数 有り(dB) 11・12 4.3 86
出題パターンは2種類
1. 受信機の雑音指数(NF)を求める問題
公式が問題に記載されている計算問題は、ケアレスミスを誘発しやすいものが多いので注意しましょう。
この問題もポイントは「求められている単位がなにか」です。
1. 受信機の雑音指数(NF) = 1 + ( 等価雑音温度[K] / 周囲温度[℃] )
2. → NF = 1 + ( 2100[K] / 27[℃]+273 ) ※文字公式に数字を当てはめる
3. → NF = 1 + ( 2100[K] / 300 )
4. → NF = 1 + 7
5. → NF = 8
6. → NF = 9[dB] ※ここが重要ポイント!
※ 真数をdBに置き換え忘れてしまうケアレスミスが非常に置きやすい問題です。
求められている値が、[K]なのか[dB]なのか必ず選択肢を読み十分に把握しておきましょう。
受信機の雑音指数(NF) = 1 + ( 等価雑音温度[K] / 周囲温度[℃] )
※周囲温度に「273」を足すのを忘れずに行いましょう。
詳しくは集中ゼミの第4章の3(P.87)「絶対温度」を参照
※dB計算が必要な公式の場合、左辺の[Hz]や[W]などは必ず記述しながら計算しましょう!
↓
解答に[dB]が求められているのか、[Hz]や[W]などが求められているいるのか、間違えないようにするためです。
2. 等価雑音温度(Te)を求める問題
公式が問題に記載されている計算問題は、ケアレスミスを誘発しやすいものが多いので注意しましょう。
この問題もポイントは「求められている単位がなにか」です。
1. 等価雑音温度[K] = 周囲温度[℃]×( 受信機の雑音指数[NF] - 1 )
2. → [K] = (27+273)[℃]×( 9[dB] - 1 ) ※文字公式に数字を当てはめる
3. → [K] = 300×( 8 - 1 ) ※dBを真数に置き換える
4. → [K] = 300× 7
5. → [K] = 2100
※ 求められている値が、[K]なのか[dB]なのか必ず選択肢を読み十分に把握しておきましょう。
等価雑音温度[K] = 周囲温度[℃]×( 受信機の雑音指数[NF] - 1 )
※周囲温度に「273」を足すのを忘れずに行いましょう。
詳しくは集中ゼミの第4章の3(P.87)「絶対温度」を参照
※dB計算が必要な公式の場合、左辺の[Hz]や[W]などは必ず記述しながら計算しましょう!
↓
解答に[dB]が求められているのか、[Hz]や[W]などが求められているいるのか、間違えないようにするためです。
パターンは2つありますが、基本的な考え方は同じです。
問題の形式のみ違いますので、しっかり解説を見て対応できるようにしておきましょう。
|22| 八木・ダイポールアンテナ
八木・ダイポールアンテナ
NO 項目 計算 主な出題番号 集中ゼミの章別 集中ゼミのページ番号
22 八木・ダイポールアンテナ 有り(dB) 17・18 △記載なし △記載なし
出題パターンは2種類
1. 八木アンテナの放射電力の値を求める問題
dB計算さえ間違えなければ非常に簡単な問題です。ケアレスミスに気をつけてください。
1. 八木アンテナの放射電力(供給電力)の値[W] = 半波長ダイポールアンテナからの放射電力[W] / 八木アンテナの相対利得[dB]
2. → ○[W] = 24[W] / 6[dB] ※文字公式に数字を当てはめる
3. → ○[W] = 24[W] / 4 ※dBを真数に置き換える
4. → ○[W] = 6[W]
パターン1
八木アンテナの放射電力(供給電力)の値[W] = 半波長ダイポールアンテナからの放射電力[W] / 八木アンテナの相対利得[dB]
________________________________________
パターン2
八木アンテナの相対利得の値[dB] = ( 半波長ダイポールアンテナからの放射電力[W] / 八木アンテナからの放射電力[W] ) +( 八木アンテナから送信した時の受信電界強度[mV/m] / 半波長ダイポールアンテナから送信した時の受信電界強度[mV/m] )
↓
公式が長く覚えづらいので以下のようにまとめる。
↓
覚える公式 : [dB] = ( 大[W] / 小[W] ) + ( 大[mV/m] / 小[mV/m] )
※ [W]と[mV/m]に分ける理由は、電力と電圧を分けてdB計算を行うためです。
※ 大と小の意味は、数字の大小です。 例:20[W]と40[W]ならば、大が40[W]、小が20[W]になります。
※dB計算が必要な公式の場合、左辺の[Hz]や[W]などは必ず記述しながら計算しましょう!
↓
解答に[dB]が求められているのか、[Hz]や[W]などが求められているいるのか、間違えないようにするためです。
2. 八木アンテナの相対利得の値を求める問題
公式が非常に重要です。[W]は[W]でまとめる、[mV/m] は[mV/m]でまとめるということを忘れないようにしましょう。
1. 覚える公式 : [dB] = ( 大[W] / 小[W] ) + ( 大[mV/m] / 小[mV/m] )
2. → ○[dB] = ( 30[W] / 15[W] ) + ( 40[mV/m] / 20[mV/m] ) ※文字公式に数字を当てはめる
3. → ○[dB] = 2[W] + 2[mV/m]
4. → ○[dB] = 3[dB] + 6 [dB] ※真数をdBに置き換える
5. → ○[dB] = 9[dB]
パターン1
八木アンテナの放射電力の値[W] = 半波長ダイポールアンテナからの放射電力[W] / 八木アンテナの相対利得[dB]
________________________________________
パターン2
八木アンテナの相対利得の値[dB] = ( 半波長ダイポールアンテナからの放射電力[W] / 八木アンテナからの放射電力[W] ) +( 八木アンテナから送信した時の受信電界強度[mV/m] / 半波長ダイポールアンテナから送信した時の受信電界強度[mV/m] )
↓
公式が長く覚えづらいので以下のようにまとめる。
↓
覚える公式 : [dB] = ( 大[W] / 小[W] ) + ( 大[mV/m] / 小[mV/m] )
※ [W]と[mV/m]に分ける理由は、電力と電圧を分けてdB計算を行うためです。
※ 大と小の意味は、数字の大小です。 例:20[W]と40[W]ならば、大が40[W]、小が20[W]になります。
※dB計算が必要な公式の場合、左辺の[Hz]や[W]などは必ず記述しながら計算しましょう!
↓
解答に[dB]が求められているのか、[Hz]や[W]などが求められているいるのか、間違えないようにするためです。
パターン1とパターン2は公式こそ違うものの、考え方は同じです。
o 法規
|7| 無線局の再免許
無線局の再免許
NO 項目 主な出題番号 集中ゼミの章別 集中ゼミのページ番号
7 無線局の再免許 2 2 206
出題パターンは1種類
1. 無線局の再免許の申請について
• 正しい解答
(1) 固定局の再免許の申請は、免許の有効期間満了前「3箇月以上6箇月」を超えない期間において行わなければならない。ただし、免許の有効期間が「1年」以内である固定局については、その有効期間満了前1箇月までに行うことができる。
(2) 免許の有効期間満了前「1箇月」以内に免許を与えられた無線局については、(1)の規定にかかわらず、免許を受けた後直ちに再免許の申請を行わなければならない。
• 条例
o (1) 無線局免許手続規則 第十七条
o (2) 無線局免許手続規則 第十七条の2
関連項目の |6| 無線局の免許状又は登録状 と |38| 無線局の免許内容 も一緒に覚えると効果的です。
|8| 無線設備の変更の工事
無線設備の変更の工事
NO 項目 主な出題番号 集中ゼミの章別 集中ゼミのページ番号
8 無線設備の変更の工事 2 2 209
出題パターンは2種類
1. 無線設備の変更の工事をしようとするときの手続き
• 正しい解答 : あらかじめ総務大臣の許可を受けなければならない。
• 条例
o 電波法 第十七条
免許人は、無線局の目的、通信の相手方、通信事項、放送事項、放送区域、無線設備の設置場所若しくは基幹放送の業務に用いられる電気通信設備を変更し、又は無線設備の変更の工事をしようとするときは、あらかじめ総務大臣の許可を受けなければならない。ただし、次に掲げる事項を内容とする無線局の目的の変更は、これを行うことができない。
2. 無線設備の変更の工事について総務大臣から許可を受けた後の運用について
• 正しい解答 : 総務省令で定める場合を除き、総務大臣の検査を受け、無線設備の変更の工事の結果が許可の内容に適合していると認められた後でなければ、許可に係る無線設備を運用してはならない。
• 条例
o 電波法 第十八条
前条第一項の規定により無線設備の設置場所の変更又は無線設備の変更の工事の許可を受けた免許人は、総務大臣の検査を受け、当該変更又は工事の結果が同条同項の許可の内容に適合していると認められた後でなければ、許可に係る無線設備を運用してはならない。ただし、総務省令で定める場合は、この限りでない。
関連項目の |5| 予備免許 と一緒に覚えると効果的です。
|9| 無線局の変更検査
無線局の変更検査
NO 項目 主な出題番号 集中ゼミの章別 集中ゼミのページ番号
9 無線局の変更検査 1,2 2 209
出題パターンは2種類
1. 無線局の変更検査について 1
• 正しい解答
(1) 第17条(変更等の許可)第1項の規定により「無線設備の設置場所」の変更又は無線設備の変更の工事の許可を受けた免許人は、総務大臣の検査を受け、当該変更又は工事の結果が同条同項の許可の内容に適合していると認められた後でなければ、許可に係る無線設備を運用してはならない。ただし、総務省令で定める場合は、この限りでない。
(2) (1)の検査は、(1)の検査を受けようとする者が、当該検査を受けようとする無線設備について第24条の2第1項又は第24条の13第1項の登録を受けた者([登録点検事業者]又は[登録外国点検事業者]のことをいう。)が総務省令で定めるところにより行った当該登録に係る「点検の結果」を記載した書類を総務大臣に提出した場合においては、「その一部」を省略することができる。
• 条例
o (1) 電波法 第十八条
o (2) 電波法 第十八条 の2
2. 無線局の変更検査について 2
• 正しい解答
(1) 第17条(変更等の許可)第1項の規定により「無線設備の設置場所」の変更又は無線設備の変更の工事の許可を受けた免許人は、総務大臣の検査を受け、当該変更又は工事の結果が同条同項の許可の内容に適合していると認められた後でなければ、許可に係る無線設備を運用してはならない。ただし、総務省令で定める場合は、この限りでない。
(2) (1)の規定に違反して無線設備を運用した者は、「1年以下の懲役又は100万円以下」の罰金に処する。
• 条例
o (1) 電波法 第十八条
o (2) 電波法 第百十条 の六
関連項目の |34| 無線局の検査 と一緒に覚えると効果的です。
|10| 無線局の廃止
無線局の廃止
NO 項目 主な出題番号 集中ゼミの章別 集中ゼミのページ番号
10 無線局の廃止 2,12 2 210
出題パターンは1種類
1. 無線局の廃止等(固定局の廃止等)について
• 正しい解答
(1) 免許人は、その無線局を「廃止する」ときは、その旨を総務大臣に届け出なければならない。
(2) 免許人が無線局を廃止したときは、免許は、その効力を失う。
(3) 無線局の免許がその効力を失ったときは、免許人であった者は、「1箇月」以内にその免許状を返納しなければならない。
(4) 無線局の免許がその効力を失ったときは、免許人であった者は、遅滞なく空中線の撤去その他の総務省令で定める「電波の発射を防止する」ために必要な措置を講じなければならない。
• 条例
o (1) 電波法 第二十二条
o (2) 電波法 第二十三条
o (3) 電波法 第二十四条
o (4) 電波法 第七十八条
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。ecar
一陸特26年10月期回答速報
午前(09:30)
法規 241 314 132 423
無線工学 343 232 231 321 454 523 415 215
午後(13:00)
法規 332 421 341 224
無線工学 141 132 245 344 253 544 452 132
• 6日目
o 工学
|19| ボルツマン定数
ボルツマン定数
NO 項目 計算 主な出題番号 集中ゼミの章別 集中ゼミのページ番号
19 ボルツマン定数 有り(dB) 11・12 4.3 86
出題パターンは2種類
1. 等価雑音電力の値を求める問題
出題パターン1であるこちらを確実にマスターしましょう。
公式がすぐでるようになればパターン2も簡単に解けるようになります。
• Nr= 等価雑音電力の値
• k = ボルツマン定数
• T = 温度(273+周囲温度)
• B = 等価雑音帯域幅
• F = 雑音指数(真数に変換
↓
Nr(等価雑音電力) = kTBF
↓
1. 覚える公式 : 等価雑音電力 = 問題に書かれている値をすべて掛け算する
2. → ○[W] = (1.38×10^23)[J/K] × (273+27)[℃] × (10×10^6)[Hz] × (3dB) ※文字公式に数字を当てはめる
3. → ○[W] = (1.38×10^23)[J/K] × (273+27)[℃] × (10×10^6)[Hz] × (2) ※dBを真数に置き換える
4. → ○[W] = (1.38) × (300) × (1) × (2) ※単位の値(10^3やμ、0そのもの等)を削除する
5. → ○[W] = (14) × (3) × (1) × (2) ※少数点を四捨五入し、さらに繰り上げて少数点をなくす
6. → ○[W] =84
7. → 84 の値に最も近い選択肢を探す → 8.3×10^-14[W]
覚える公式 : 等価雑音電力 = 問題に書かれている値をすべて掛け算する
↓
ボルツマン[電力]は、問題に書かれている値をすべて掛け算する と覚えると楽に暗記できます。
パターン1
等価雑音電力の値を求める問題
↓
• Nr= 等価雑音電力の値
• k = ボルツマン定数
• T = 温度(273+周囲温度)
• B = 等価雑音帯域幅
• F = 雑音指数(真数に変換
↓
Nr(等価雑音電力) = kTBF
↓
覚える公式 : 等価雑音電力 = 問題に書かれている値をすべて掛け算する
※周囲温度に「273」を足すのを忘れずに行いましょう。
詳しくは集中ゼミの第4章の3(P.87)「絶対温度」を参照
※dB計算が必要な公式の場合、左辺の[Hz]や[W]などは必ず記述しながら計算しましょう!
↓
解答に[dB]が求められているのか、[Hz]や[W]などが求められているいるのか、間違えないようにするためです。
________________________________________
パターン2
等価雑音帯域幅の値を求める問題
↓
• Nr= 等価雑音電力の値
• k = ボルツマン定数
• T = 温度(273+周囲温度)
• B = 等価雑音帯域幅
• F = 雑音指数(真数に変換
↓
B = Nr / kTF (この公式は覚える必要がありません)
↓
「距離」=時間×速度 の応用問題 つまり 「速度」=距離/時間 (分子と分母の位置関係を把握する)
↓
詳しくはパターン2の解説で
2. 等価雑音帯域幅の値を求める問題
パターン1より難易度が高いですが、パターン1の公式さえ暗記していれば問題なく解けます。
この問題の場合、選択肢を利用するというのが最大のポイントになります。
• Nr= 等価雑音電力の値
• k = ボルツマン定数
• T = 温度(273+周囲温度)
• B = 等価雑音帯域幅
• F = 雑音指数(真数に変換
↓
Nr(等価雑音電力) = kTBF
↓
1. 覚える公式 : 等価雑音電力 = 問題に書かれている値をすべて掛け算する
2. → 16×10^-14[W] = (1.38×10^23)[J/K] × (273+20)[℃] × (○×10^6)[Hz] × (6dB) ※文字公式に数字を当てはめる
3. → 16×10^-14[W]= (1.38×10^23)[J/K] × (273+20)[℃] × (○×10^6)[Hz] × (4) ※dBを真数に置き換える
4. → 16[W] = (1.38) × (293) × (○) × (4) ※単位の値(10^3やμ、0そのもの等)を削除する
5. → 16[W] = (14) × (293) × (○) × (4) ※少数点を四捨五入し、さらに繰り上げて少数点をなくす
6. → 16[W]= 16408×○
7. → 16[W] = 16×○ ※計算を簡易化するため、2桁のみ残します
8. → ここまで解けたら選択肢の1〜5までを○の中に代入して一番「16」の値に近いのが正解になります。
• 選択肢1の場合 : 16*5 = 80 = 8
• 選択肢2の場合 : 16*10 = 160 = 16
• 選択肢3の場合 : 16*20 = 320 = 32
• 選択肢4の場合 : 16*40 = 640 = 64
• 選択肢5の場合 : 16*50 = 800 = 80
A → 16の値に最も近い値が選択肢2の10MHzになるため、答えは「等価雑音帯域幅:10MHz」になります。
覚える公式 : 等価雑音電力 = 問題に書かれている値をすべて掛け算する
↓
ボルツマン[電力]は、問題に書かれている値をすべて掛け算する と覚えると楽に暗記できます。
パターン1
等価雑音電力の値を求める問題
↓
• Nr= 等価雑音電力の値
• k = ボルツマン定数
• T = 温度(273+周囲温度)
• B = 等価雑音帯域幅
• F = 雑音指数(真数に変換
↓
Nr(等価雑音電力) = kTBF
↓
覚える公式 : 等価雑音電力 = 問題に書かれている値をすべて掛け算する
※周囲温度に「273」を足すのを忘れずに行いましょう。
詳しくは集中ゼミの第4章の3(P.87)「絶対温度」を参照
※dB計算が必要な公式の場合、左辺の[Hz]や[W]などは必ず記述しながら計算しましょう!
↓
解答に[dB]が求められているのか、[Hz]や[W]などが求められているいるのか、間違えないようにするためです。
________________________________________
パターン2
等価雑音帯域幅の値を求める問題
↓
• Nr= 等価雑音電力の値
• k = ボルツマン定数
• T = 温度(273+周囲温度)
• B = 等価雑音帯域幅
• F = 雑音指数(真数に変換
↓
B = Nr / kTF (この公式は覚える必要がありません)
↓
「距離」=時間×速度 の応用問題 つまり 「速度」=距離/時間 (分子と分母の位置関係を把握する)
↓
割り算を行わないで計算する理由は、割り算を手計算で行ったときに最もケアレスミスが発生しやすいためです。
掛け算なら公式さえ覚えていればミスも少なく選択肢を当てはめるだけで答えがでるので確実に点が取れます。
パターンは2つありますが、公式は1つ覚えれば十分です。
パターン2はパターン1の応用で解けますので、パターン1の公式を確実に覚えましょう。
|20| 2段の継続接続された増幅器
2段の継続接続された増幅器
NO 項目 計算 主な出題番号 集中ゼミの章別 集中ゼミのページ番号
20 2段の継続接続された増幅器 有り(dB) 10・11 4.3 89
出題パターンは2種類
1. 雑音指数の値(真数)を求める問題
パターン1もパターン2も公式は同じです。
特徴的な公式ですので[覚え方]を見てマスターしましょう。
1. 覚える公式 :F (真数 or [K]) = 初段 + (次段 / 利得)
2. → F (真数) = 3[dB] + (13[dB] / 10[dB]) ※文字公式に数字を当てはめる
3. → F (真数) = 2 + (20 / 10) ※dBを真数に置き換える
4. → F (真数) = 2 + 2
5. → F (真数) = 4
6. → 4の値に最も近い値が選択肢5の3.9になるため、答えは「雑音指数の値(真数):3.9」になります。
下の図のように公式を階段に見立て、一段目を初段、二段目を次段、二段目の基礎が利得になっているとイメージすると覚えやすいです。
• F1=初段の雑音[指数or温度]
• F2=次段の雑音[指数or温度]
• G1=電力利得
※dB値は真数に変換する
F(真数) = F1 + (F2-1)/G1
↓
(F2-1) の −1 は計算に含めなくても正解が導けるため、省きます。
↓
覚える公式 :F (真数 or [K]) = 初段 + (次段 / 利得)
※dB計算が必要な公式の場合、左辺の[Hz]や[W]などは必ず記述しながら計算しましょう!
↓
解答に[dB]が求められているのか、[Hz]や[W]などが求められているいるのか、間違えないようにするためです。
2. 等価雑音温度の値を求める問題
パターン1もパターン2も公式は同じです。
特徴的な公式ですので[覚え方]を見てマスターしましょう。
1. 覚える公式 :F (真数 or [K]) = 初段 + (次段 / 利得)
2. → F[K] = 270[K] + (440[K] / 6[dB]) ※文字公式に数字を当てはめる
3. → F[K] = 270 + (440 / 4) ※dBを真数に置き換える
4. → F[K] = 270 + 110
5. → F[K] = 380
下の図のように公式を階段に見立て、一段目を初段、二段目を次段、二段目の基礎が利得になっているとイメージすると覚えやすいです。
• F1=初段の雑音[指数or温度]
• F2=次段の雑音[指数or温度]
• G1=電力利得
※dB値は真数に変換する
F(真数) = F1 + (F2-1)/G1
↓
(F2-1) の −1 は計算に含めなくても正解が導けるため、省きます。
↓
覚える公式 :F (真数 or [K]) = 初段 + (次段 / 利得)
※dB計算が必要な公式の場合、左辺の[Hz]や[W]などは必ず記述しながら計算しましょう!
↓
解答に[dB]が求められているのか、[Hz]や[W]などが求められているいるのか、間違えないようにするためです。
パターンは2つありますが、公式は1つです。
問題の形式のみ違いますので、しっかり解説を見て対応できるようにしておきましょう。
|21| 受信機の雑音指数
受信機の雑音指数
NO 項目 計算 主な出題番号 集中ゼミの章別 集中ゼミのページ番号
21 受信機の雑音指数 有り(dB) 11・12 4.3 86
出題パターンは2種類
1. 受信機の雑音指数(NF)を求める問題
公式が問題に記載されている計算問題は、ケアレスミスを誘発しやすいものが多いので注意しましょう。
この問題もポイントは「求められている単位がなにか」です。
1. 受信機の雑音指数(NF) = 1 + ( 等価雑音温度[K] / 周囲温度[℃] )
2. → NF = 1 + ( 2100[K] / 27[℃]+273 ) ※文字公式に数字を当てはめる
3. → NF = 1 + ( 2100[K] / 300 )
4. → NF = 1 + 7
5. → NF = 8
6. → NF = 9[dB] ※ここが重要ポイント!
※ 真数をdBに置き換え忘れてしまうケアレスミスが非常に置きやすい問題です。
求められている値が、[K]なのか[dB]なのか必ず選択肢を読み十分に把握しておきましょう。
受信機の雑音指数(NF) = 1 + ( 等価雑音温度[K] / 周囲温度[℃] )
※周囲温度に「273」を足すのを忘れずに行いましょう。
詳しくは集中ゼミの第4章の3(P.87)「絶対温度」を参照
※dB計算が必要な公式の場合、左辺の[Hz]や[W]などは必ず記述しながら計算しましょう!
↓
解答に[dB]が求められているのか、[Hz]や[W]などが求められているいるのか、間違えないようにするためです。
2. 等価雑音温度(Te)を求める問題
公式が問題に記載されている計算問題は、ケアレスミスを誘発しやすいものが多いので注意しましょう。
この問題もポイントは「求められている単位がなにか」です。
1. 等価雑音温度[K] = 周囲温度[℃]×( 受信機の雑音指数[NF] - 1 )
2. → [K] = (27+273)[℃]×( 9[dB] - 1 ) ※文字公式に数字を当てはめる
3. → [K] = 300×( 8 - 1 ) ※dBを真数に置き換える
4. → [K] = 300× 7
5. → [K] = 2100
※ 求められている値が、[K]なのか[dB]なのか必ず選択肢を読み十分に把握しておきましょう。
等価雑音温度[K] = 周囲温度[℃]×( 受信機の雑音指数[NF] - 1 )
※周囲温度に「273」を足すのを忘れずに行いましょう。
詳しくは集中ゼミの第4章の3(P.87)「絶対温度」を参照
※dB計算が必要な公式の場合、左辺の[Hz]や[W]などは必ず記述しながら計算しましょう!
↓
解答に[dB]が求められているのか、[Hz]や[W]などが求められているいるのか、間違えないようにするためです。
パターンは2つありますが、基本的な考え方は同じです。
問題の形式のみ違いますので、しっかり解説を見て対応できるようにしておきましょう。
|22| 八木・ダイポールアンテナ
八木・ダイポールアンテナ
NO 項目 計算 主な出題番号 集中ゼミの章別 集中ゼミのページ番号
22 八木・ダイポールアンテナ 有り(dB) 17・18 △記載なし △記載なし
出題パターンは2種類
1. 八木アンテナの放射電力の値を求める問題
dB計算さえ間違えなければ非常に簡単な問題です。ケアレスミスに気をつけてください。
1. 八木アンテナの放射電力(供給電力)の値[W] = 半波長ダイポールアンテナからの放射電力[W] / 八木アンテナの相対利得[dB]
2. → ○[W] = 24[W] / 6[dB] ※文字公式に数字を当てはめる
3. → ○[W] = 24[W] / 4 ※dBを真数に置き換える
4. → ○[W] = 6[W]
パターン1
八木アンテナの放射電力(供給電力)の値[W] = 半波長ダイポールアンテナからの放射電力[W] / 八木アンテナの相対利得[dB]
________________________________________
パターン2
八木アンテナの相対利得の値[dB] = ( 半波長ダイポールアンテナからの放射電力[W] / 八木アンテナからの放射電力[W] ) +( 八木アンテナから送信した時の受信電界強度[mV/m] / 半波長ダイポールアンテナから送信した時の受信電界強度[mV/m] )
↓
公式が長く覚えづらいので以下のようにまとめる。
↓
覚える公式 : [dB] = ( 大[W] / 小[W] ) + ( 大[mV/m] / 小[mV/m] )
※ [W]と[mV/m]に分ける理由は、電力と電圧を分けてdB計算を行うためです。
※ 大と小の意味は、数字の大小です。 例:20[W]と40[W]ならば、大が40[W]、小が20[W]になります。
※dB計算が必要な公式の場合、左辺の[Hz]や[W]などは必ず記述しながら計算しましょう!
↓
解答に[dB]が求められているのか、[Hz]や[W]などが求められているいるのか、間違えないようにするためです。
2. 八木アンテナの相対利得の値を求める問題
公式が非常に重要です。[W]は[W]でまとめる、[mV/m] は[mV/m]でまとめるということを忘れないようにしましょう。
1. 覚える公式 : [dB] = ( 大[W] / 小[W] ) + ( 大[mV/m] / 小[mV/m] )
2. → ○[dB] = ( 30[W] / 15[W] ) + ( 40[mV/m] / 20[mV/m] ) ※文字公式に数字を当てはめる
3. → ○[dB] = 2[W] + 2[mV/m]
4. → ○[dB] = 3[dB] + 6 [dB] ※真数をdBに置き換える
5. → ○[dB] = 9[dB]
パターン1
八木アンテナの放射電力の値[W] = 半波長ダイポールアンテナからの放射電力[W] / 八木アンテナの相対利得[dB]
________________________________________
パターン2
八木アンテナの相対利得の値[dB] = ( 半波長ダイポールアンテナからの放射電力[W] / 八木アンテナからの放射電力[W] ) +( 八木アンテナから送信した時の受信電界強度[mV/m] / 半波長ダイポールアンテナから送信した時の受信電界強度[mV/m] )
↓
公式が長く覚えづらいので以下のようにまとめる。
↓
覚える公式 : [dB] = ( 大[W] / 小[W] ) + ( 大[mV/m] / 小[mV/m] )
※ [W]と[mV/m]に分ける理由は、電力と電圧を分けてdB計算を行うためです。
※ 大と小の意味は、数字の大小です。 例:20[W]と40[W]ならば、大が40[W]、小が20[W]になります。
※dB計算が必要な公式の場合、左辺の[Hz]や[W]などは必ず記述しながら計算しましょう!
↓
解答に[dB]が求められているのか、[Hz]や[W]などが求められているいるのか、間違えないようにするためです。
パターン1とパターン2は公式こそ違うものの、考え方は同じです。
o 法規
|7| 無線局の再免許
無線局の再免許
NO 項目 主な出題番号 集中ゼミの章別 集中ゼミのページ番号
7 無線局の再免許 2 2 206
出題パターンは1種類
1. 無線局の再免許の申請について
• 正しい解答
(1) 固定局の再免許の申請は、免許の有効期間満了前「3箇月以上6箇月」を超えない期間において行わなければならない。ただし、免許の有効期間が「1年」以内である固定局については、その有効期間満了前1箇月までに行うことができる。
(2) 免許の有効期間満了前「1箇月」以内に免許を与えられた無線局については、(1)の規定にかかわらず、免許を受けた後直ちに再免許の申請を行わなければならない。
• 条例
o (1) 無線局免許手続規則 第十七条
o (2) 無線局免許手続規則 第十七条の2
関連項目の |6| 無線局の免許状又は登録状 と |38| 無線局の免許内容 も一緒に覚えると効果的です。
|8| 無線設備の変更の工事
無線設備の変更の工事
NO 項目 主な出題番号 集中ゼミの章別 集中ゼミのページ番号
8 無線設備の変更の工事 2 2 209
出題パターンは2種類
1. 無線設備の変更の工事をしようとするときの手続き
• 正しい解答 : あらかじめ総務大臣の許可を受けなければならない。
• 条例
o 電波法 第十七条
免許人は、無線局の目的、通信の相手方、通信事項、放送事項、放送区域、無線設備の設置場所若しくは基幹放送の業務に用いられる電気通信設備を変更し、又は無線設備の変更の工事をしようとするときは、あらかじめ総務大臣の許可を受けなければならない。ただし、次に掲げる事項を内容とする無線局の目的の変更は、これを行うことができない。
2. 無線設備の変更の工事について総務大臣から許可を受けた後の運用について
• 正しい解答 : 総務省令で定める場合を除き、総務大臣の検査を受け、無線設備の変更の工事の結果が許可の内容に適合していると認められた後でなければ、許可に係る無線設備を運用してはならない。
• 条例
o 電波法 第十八条
前条第一項の規定により無線設備の設置場所の変更又は無線設備の変更の工事の許可を受けた免許人は、総務大臣の検査を受け、当該変更又は工事の結果が同条同項の許可の内容に適合していると認められた後でなければ、許可に係る無線設備を運用してはならない。ただし、総務省令で定める場合は、この限りでない。
関連項目の |5| 予備免許 と一緒に覚えると効果的です。
|9| 無線局の変更検査
無線局の変更検査
NO 項目 主な出題番号 集中ゼミの章別 集中ゼミのページ番号
9 無線局の変更検査 1,2 2 209
出題パターンは2種類
1. 無線局の変更検査について 1
• 正しい解答
(1) 第17条(変更等の許可)第1項の規定により「無線設備の設置場所」の変更又は無線設備の変更の工事の許可を受けた免許人は、総務大臣の検査を受け、当該変更又は工事の結果が同条同項の許可の内容に適合していると認められた後でなければ、許可に係る無線設備を運用してはならない。ただし、総務省令で定める場合は、この限りでない。
(2) (1)の検査は、(1)の検査を受けようとする者が、当該検査を受けようとする無線設備について第24条の2第1項又は第24条の13第1項の登録を受けた者([登録点検事業者]又は[登録外国点検事業者]のことをいう。)が総務省令で定めるところにより行った当該登録に係る「点検の結果」を記載した書類を総務大臣に提出した場合においては、「その一部」を省略することができる。
• 条例
o (1) 電波法 第十八条
o (2) 電波法 第十八条 の2
2. 無線局の変更検査について 2
• 正しい解答
(1) 第17条(変更等の許可)第1項の規定により「無線設備の設置場所」の変更又は無線設備の変更の工事の許可を受けた免許人は、総務大臣の検査を受け、当該変更又は工事の結果が同条同項の許可の内容に適合していると認められた後でなければ、許可に係る無線設備を運用してはならない。ただし、総務省令で定める場合は、この限りでない。
(2) (1)の規定に違反して無線設備を運用した者は、「1年以下の懲役又は100万円以下」の罰金に処する。
• 条例
o (1) 電波法 第十八条
o (2) 電波法 第百十条 の六
関連項目の |34| 無線局の検査 と一緒に覚えると効果的です。
|10| 無線局の廃止
無線局の廃止
NO 項目 主な出題番号 集中ゼミの章別 集中ゼミのページ番号
10 無線局の廃止 2,12 2 210
出題パターンは1種類
1. 無線局の廃止等(固定局の廃止等)について
• 正しい解答
(1) 免許人は、その無線局を「廃止する」ときは、その旨を総務大臣に届け出なければならない。
(2) 免許人が無線局を廃止したときは、免許は、その効力を失う。
(3) 無線局の免許がその効力を失ったときは、免許人であった者は、「1箇月」以内にその免許状を返納しなければならない。
(4) 無線局の免許がその効力を失ったときは、免許人であった者は、遅滞なく空中線の撤去その他の総務省令で定める「電波の発射を防止する」ために必要な措置を講じなければならない。
• 条例
o (1) 電波法 第二十二条
o (2) 電波法 第二十三条
o (3) 電波法 第二十四条
o (4) 電波法 第七十八条
本日も、最後までお読みいただきまして感謝いたします。
ありがとうございました。ecar
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