2013年11月19日
ごちそうさん レシピ本 NHK連続テレビ小説 ごちそうさん レシピブック 始末料理 洋食 杏 広里貴子(貴重)
ごちそうさん レシピ本
NHK連続テレビ小説 ごちそうさん レシピブック 広里貴子(貴重)著
美味しそうな日本の洋食、大阪の始末料理を杏ちゃんが作る、食べる!!!
これは、作るしかないですね。
NHKドラマ制作班+広里貴子(貴重) (著)
ついに出る!!
この本は、食い道楽の人間としては是非押さえておきたい。
NHK連続テレビ小説「ごちそうさん」に
出てくる絶品料理の数々をそのまま再現しています。
巨大オムレツ、
赤茄子ご飯、
オムレットライス、
スコッチエッグ、
とろろ納豆餡の袋揚げ、
おむすびいろいろ、
がわがわ、
鶏のフォン、
ぬか床、
鯛料理、
梅仕事、、、
洋食屋・開明軒のハイカラ料理から
大阪の「始末料理」まで、
ドラマのエピソードとともに
わかりやすく説明してあります。
出ると思ったんだ、うん。
これはゲットです。
これからのドラマとコラボして当分楽しめそうです。
NHK 連続テレビ小説 ごちそうさん 公式HP
『ごちそうさん』(ウイキペディア抜粋)
NHK大阪放送局が制作し、
総合テレビとBSプレミアムで放送している連続テレビ小説
第89シリーズの作品。
2012年11月12日、NHKによる記者発表で
概要およびヒロイン役に杏が起用されたことが明らかとなった。
『世界の中心で、愛をさけぶ』や『JIN-仁-』(いずれもTBS)などの
脚本を手掛けた森下佳子の書き下ろし作品で、
森下にとって初めてNHKに携るドラマとなる。
時代設定は大正・昭和期。食いしん坊の東京娘・卯野め以子が
偏屈な大阪男・西門悠太郎と恋に落ち、悠太郎の下に嫁ぐ。
食い倒れの街・大阪を舞台に、関東・関西の食文化の違いを克服しつつ、
料理と夫に愛情を注ぐことで、め以子が力強い母へと成長していく物語である。
森下とチーフプロデューサーの岡本幸江は共に
「食と命」「食と愛(愛情)」をテーマとした構想を描いて本作に臨んでおり、
舞台設定共々「食べること」が重要なキーワードとなっている。
杏はオーディションなしでの直接オファーでヒロインを演じることが決まった。
オーディションなしでヒロインが決定したのは、2012年度上半期『梅ちゃん先生』の
堀北真希以来であり、大阪局制作のものとしては2008年度下半期『だんだん』の
三倉茉奈・三倉佳奈以来である。
あらすじ
1945年(昭和20年)夏、焼け野原となった大阪で、
子供たちに炊き出しを振る舞う一人の女性がいた。
彼女こそ、この物語の主人公・卯野め以子である。
遡ること1911年(明治44年)。
東京・本郷で西洋料理店「開明軒」を営む卯野大五とその妻・卯野イクの
6歳の長女・め以子は、いつも食べ物のことばかり考えている。
無鉄砲で独り善がりなところもあるが、
祖母の卯野トラは、そんな孫を温かく見守りつつ、
「食」に例えながら様々な道理を教えていく。
ある日、トラが病で倒れ心配しため以子は、
以前トラが食べたがっていた「いちご」を探し奔走。
いちごを入手したものの、帰り道に損失してしまい、ひどく落ち込む。
そんなめ以子にトラは「ごちそうさま(ご馳走様)」の意味を教え、
め以子に感謝するのであった。
トラが他界後の1922年(大正11年)、高等女学校5年生のめ以子は、
いずれ自由恋愛で条件の良い結婚をしたいと考えているが、
料理はおろか家事にも勉強にも全く関心が無い。
ある日、卯野家に西門 悠太郎が下宿する。家族には好青年であるのに、
自らには毒舌な悠太郎をめ以子は面白く思わないが、
彼から勉強を教わり心情は変化する。
納豆嫌いの悠太郎のために試行錯誤して納豆料理を作り、
美味しく食べてもらえたことをきっかけに、
め以子は彼のために料理を作りたいと思い、
毎日彼と自分の弁当のおにぎりを考え作るようになる。
そんな折、め以子に別の男性との縁談が舞い込む。
め以子は見合いに臨むが、悠太郎への思いに気付き、途中で抜け出し彼に求婚する。
自らの複雑な家庭事情にめ以子を巻き込みたく無い悠太郎は求婚を断るが、
め以子と結婚したいと思い直し改めて彼女に求婚する。
それぞれの学校を卒業した1923年(大正12年)の春、
二人は結婚し悠太郎の郷里である大阪に向かう。
西門家に嫁入りしため以子は義母・小姑たちとの同居が始まり、
義姉・西門和枝から理不尽な仕打ちをされ苦悩する。
彼女に認められるとともに西門家の食卓を楽しくしたいと願うめ以子は、
偶然再会した幼馴染みで肉屋の店員・泉源太の協力で、
彼から紹介された酉井捨蔵や天満天神市場の人々に関西流の出汁や
食材を余すことなく使い切る「始末の料理」などを教わり、
努力と探求を重ね会得していく。
そんなめ以子の姿に、義母・西門静と義妹・西門希子は心動かされ、
次第に協力的になる。
め以子の思い遣りに希子は徐々に心を開き、
やがて打ち解けるようになる。そんな折、め以子は偶然見つけた写真で、
捨蔵の正体は故人とされていた義父・西門正蔵と知る。
め以子は正蔵の受け入れを懇願するが、家族を捨てた正蔵を憎む和枝と悠太郎は激怒する。
和枝に追い出された上に悠太郎と喧嘩しため以子は離婚を覚悟で家出するが、
悠太郎はめ以子を探し出し、父の家出の傷心とめ以子に対しての気持ちを打ち明け和解。
家族の気持ちが揃ったら正蔵を受け入れることを約束する。
登場人物
卯野 め以子(うの めいこ) → 西門 め以子(にしかど めいこ)- 杏(幼少期:豊嶋花)
本作の主人公。食べることが何より大好き。
祖母・トラの亡き後は、ぬか床をかき混ぜることを日課にしている。
幼少より意固地で無鉄砲な面があるが、自身の興味や決心についてひたむきである。
また美味しいものへの探究心は「開明軒」や食卓のメニューの開発に貢献しており、
成長してからは、『め以子の料理ノォト』と題し、
料理に関しての発見やレシピなどを記録している。
女学生時に自宅に下宿してきた悠太郎と知り合う。
彼に反発しながらも恋をすると共に料理を作り美味しく食べてもらう楽しみに目覚め、
女学校卒業後の春、大阪の西門家に嫁ぐ。
結婚後は、故郷の東京と嫁ぎ先の大阪の食文化の違いに戸惑ったり、
義姉・和枝の意地悪(いけず)や西門家の複雑な家庭環境に苦心するが、
次第に大阪の料理を身に付けると共に、何とか家族の仲を取り持とうと奔走する。
西門 悠太郎(にしかど ゆうたろう) - 東出昌大(少年期:細田龍之介)
め以子の夫。
大阪出身で、12歳の時に実母が外出先の火事で死亡したことをきっかけに、
安全で住み良い街を作る夢を抱き、
帝大で建築学を学ぶ。め以子とは銀座のカフェで偶然出会い、彼女を上回る長身と関西弁であることから、「通天閣」とあだ名を付けられる[12]。徹底した論理的な思考の持ち主で、悪気はないものの偏屈な発言をし、卯野家に下宿し始めた当初、め以子は悪印象を持つ[13]。一方で、勉強が苦手なめ以子に親身に勉強を教える[11]など、親切な一面も見せる。特技は剣道。好物はこれといって特に無く何でも食べるものの、唯一納豆だけは苦手であったが、め以子の手料理で克服する[14]。め以子から求婚され、西門家の複雑な状況を考慮して求婚を断るが、最終的には結婚を承諾する。
帝大卒業後は大阪市役所建築課に勤める。
西門家の人々
大阪・天満東で居を構える。
先祖代々200年続き、相撲取りのタニマチをする程の名家。
なお、長子の和枝と末子の希子の間に、悠太郎の上に4人の娘がいるが、
彼女達は和枝が持ち込んだ縁談で結婚し、家を出ている。
酉井 捨蔵(とりい すてぞう)/ 西門 正蔵(にしかど しょうぞう)- 近藤正臣
悠太郎らの父親[。
元鉱山の技師で、無責任に家出し家族を捨てたことから、
西門家では故人として扱われる。
失踪後は「酉井捨蔵」と名乗り花街に潜伏している。
普通は捨ててしまう食材を活かして使い、美味しい一品を作り上げる
「始末の料理」の達人。
源太らから「師匠」「ほうるもんじいさん」と呼ばれている。
西門 静(にしかど しず) - 宮崎美子
元芸妓で、西門家に後妻として入った悠太郎らの継母。義娘・和枝とは折り合いが悪い。
め以子に好意的な態度で接するが、和枝のいびりや自分の着道楽による
無駄遣いなど都合の悪い話題はのらりくらりとかわしている。
西門 和枝(にしかど かずえ) - キムラ緑子
悠太郎の姉。総領娘として西門家の一切を仕切り、
西門家の伝統や格式を保つ事にこだわる。め以子の入籍を許さず女中扱いするなど、
彼女に対して何かと厳しくあたる。
婚家の姑から冷遇され、一人息子の事故死を機に離縁され出戻った過去を持つ。
西門 希子(にしかど のりこ) - 高畑充希(少女期:荒田悠良)
悠太郎の妹。姉・和枝から威圧されたり、和枝と継母・静との争いを
目前にして恐縮していることもあり、内向的な性格で無口。
家族を思うめ以子の働きかけに触れ、彼女を「ちい姉ちゃん」と呼んで
慕うようになる。頑張るめ以子の姿に心打たれ、喫茶店「うま介」の
街頭宣伝の場で「焼氷の歌」を歌い美声を披露する。
大阪市役所の人々
藤井 耕作(ふじい こうさく)- 木本武宏
建築課長。柔和な性格[8]。悠太郎が職場にぬか床を持ち込んだ際には「べにこ」と名付け愛着を持ち手入れをする[27]。
大村 宋介(おおむら そうすけ)
演 - 徳井優
悠太郎の建築課の先輩。職歴20年のベテランの木造建築の設計技手。
配属されたばかりの悠太郎を「赤門」と呼び嫌味混じりで指導をし、
困惑させるが、やがて打ち解けて悠太郎の相談に乗るなど何かと世話を焼く。
天満天神市場の人々
泉 源太(いずみ げんた) - 和田正人(幼少期:屋島昴大)
め以子の小学校時代の同級生。
愛称は「源ちゃん」。
小学校時代はいたずら好きで、力ずくでめ以子の食べ物を奪おうとしたり、
悪巧みに巻き込んだりするが、その反面、祖母のトラが病気になって
元気をなくしため以子を心配し相談に乗ったり、
いちごを探すめ以子に協力するなど仲間意識は強い。
その後、大阪へ移住。奉公先の天満天神市場の肉屋「牛樂商店」で働く中、
西門家に嫁いだめ以子と再会。大阪の食文化に馴染もうとするめ以子に協力する。
銀次 - 西川忠志
魚屋「魚喜」店主。
タネ - 山ア千惠子
八百屋「八百幸」の女将。
定吉 - 蟷螂襲
乾物屋「満惣」店主。
マツオ - 鍋島浩
源太が勤める肉屋「牛樂商店」店主。
トミ - マエダユミ
源太が勤める肉屋「牛樂商店」の女将。
その他の大阪の人々
倉田 義男(くらた よしお) - 綾田俊樹
西門家とは古くから交流があり何かと相談にのっている。和枝の株仲間でもある。
うどん屋店主 - 逢坂じゅん
悠太郎が通ううどん屋。
大阪の西門家に来て間もないめ以子が、
絶食を経て口にしたうどんで昆布だしの味を知るきっかけとなる。
関口先生 - むかいさとこ
希子が通う女学校の担任。
長屋の女性 - 黒坂真美
捨蔵の近所に住み、捨蔵の身の回りの世話をしている。
染丸(そめまる) - 馬場園梓
捨蔵の近所に住む芸奴。源太に想いを寄せている。
ヨシムラ - 三谷昌登
ガス会社社員。
悠太郎からの提案で近隣住民に宣伝目的で実演することを条件に、
ガスコンロを西門家に無料で設置する。
玉助 - 鈴木一輝
大阪一の紙問屋「三島」の息子。
倉田の媒酌で希子と見合いをするが、
泥酔した正蔵が割り込み暴れたことで気を害し破談にする。
紙問屋主人 - 小松健
玉助の父親。
紙問屋女将 - 林英世
玉助の母親。
高木 馬介(たかぎ うますけ) - 中村靖日
源太の知り合いで、喫茶店「うま介」の店主。
焼氷(やきごおり)と称するかき氷の一種を店の売りにしている。
源太から頼まれ、東京から駆け落ちしてきた桜子と室井、
更に西門家を追い出されため以子と希子を受け入れる。
め以子たちの梃入れにより、閑古鳥が鳴いていた店は賑わいを見せるようになる。
高木 龍子(たかぎ たつこ) - 木全晶子
馬介の姉。音楽の素養があり、店の宣伝のために室井が作詞した「焼氷の歌」を作曲し、
街頭宣伝の際にオルガンで「焼氷の歌」の伴奏をする。
卯野家の人々
東京・本郷に居を構え、西洋料理店「開明軒」を営む。
卯野 トラ(うの トラ)/ぬか床 ※語り - 吉行和子
め以子の祖母でイクの実母。食べ物を丸ごと口に含み食べることから、
幼馴染みに「丸飲みのトラ」とあだ名で呼ばれる。
また、食べ物を人に見立て、寸劇をしてから食するのが常で、
成長後のめ以子にもその行動は受け継がれている。
幼少期のめ以子を寛容に見守り、「食べる事」と「食べさせる事」の喜び、
「ご馳走様」の意味など様々な道理を諭し、
後のめ以子の「食」に対する考え方を形成する。
大正11年・春の時点で既に他界しているが、魂はぬか床に宿り卯野家を見守り続け、
ぬか床をかき混ぜるめ以子の心情の聞き役になっている。
め以子が嫁いだ際には、卯野家から分けられたぬか床として、
引き続き大阪でのめ以子を見守る。
卯野 イク(うの イク) - 財前直見
め以子の母。「開明軒」の接客及び経理を担当し店を切り盛りしている。
かつては採算を考えず高級指向な夫の料理を「押し付けがましい」と叱責した。
年頃になっても呑気なめ以子の行く末を心配するが、
あわよくば結婚相手になる事を期待して下宿生の悠太郎を受け入れ、
め以子の心境の変化にも気付き始める。
また、遅まきながらも料理を作る事に興味を持ち始めため以子の心境の変化を喜び、
め以子に料理の基礎を教える。
め以子が常連客の新井社長から持ちかけられた縁談を断り、
悠太郎に求婚した際には、め以子の心境を推し量り、全面的にめ以子を援護する。
卯野 大五(うの だいご) - 原田泰造
め以子の父。料理人で「開明軒」の店主。
娘のめ以子にはやや甘いが頑固な性格。若い頃は一流のホテルで修業し、「開明軒」も本格派フランス料理店を自負し営業していたが、
メニューの独自性の無さと、客の要望を無視して伝統的なフランス料理の作法を
押し付ける頑固な態度を新聞で批判され、店の経営は一時低迷状態となる。
しかし、め以子の級友らが本格的なフランス料理よりも賄いの料理を喜んで食べる姿を見て、
自身のコックとしての原点を思い出し、伝統を残しつつも大衆の好みに合った洋食を
作る方向へと考えを改める。
娘に幸せになってもらいたい思いと、
悠太郎のために懸命になり変わっていくめ以子に戸惑い、二人の結婚に反対するが、
新井社長の説得で自らの結婚生活を思い返し、結婚を認める。
卯野 照生(うの てるお) - 井之脇海(幼少期:山崎掌)
め以子の弟。高等小学校を卒業した後、「開明軒」で見習いとして働く。
オープニング・エンディング
オープニング
まずタイトル(月曜のみ、それを囲むようにGOCHIKUNとその仲間たちが出現)
→そこから目玉焼き→花→木→鍋→食卓→雨粒が降った大阪の街並みのイメージ→
木々→サビの歌詞にリンクする形でめ以子の実写→海中→地球→青空に浮かんだ太陽と、
アニメと実写を組み合わせたものになっている。
映像は、Perfumeやサカナクション等のプロモーションビデオを手がけた
関和亮によるもの。
日によりアバンタイトルから始まる。
エンディング
「きょうの食いしん坊」と題し、一般公募で寄せられた、おいしいものを食べた瞬間の、いきいきとした表情をとらえた写真を紹介する。
書籍[編集]
NHK出版から発売。ノベライズ
NHK連続テレビ小説 ごちそうさん 上(2013年9月25日発売、ISBN 978-4-14-005639-4)
著者は豊田美加。上巻は第1週から第13週までの内容を収載。
ドラマガイド
NHKドラマ・ガイド 連続テレビ小説 ごちそうさん Part1
(2013年9月23日発売、ISBN 978-4-14-923565-3)
音楽CD[編集]
連続テレビ小説「ごちそうさん」オリジナル・サウンドトラック 『ゴチソウノォト』
(2013年12月4日発売予定、ビクターエンタテインメント〈FlyingDogレーベル〉)
劇中音楽を全25曲収録予定。
Wikipedia ごちそうさん
NHK連続テレビ小説 ごちそうさん レシピブック 広里貴子(貴重)著
美味しそうな日本の洋食、大阪の始末料理を杏ちゃんが作る、食べる!!!
これは、作るしかないですね。
NHKドラマ制作班+広里貴子(貴重) (著)
ついに出る!!
この本は、食い道楽の人間としては是非押さえておきたい。
NHK連続テレビ小説「ごちそうさん」に
出てくる絶品料理の数々をそのまま再現しています。
巨大オムレツ、
赤茄子ご飯、
オムレットライス、
スコッチエッグ、
とろろ納豆餡の袋揚げ、
おむすびいろいろ、
がわがわ、
鶏のフォン、
ぬか床、
鯛料理、
梅仕事、、、
洋食屋・開明軒のハイカラ料理から
大阪の「始末料理」まで、
ドラマのエピソードとともに
わかりやすく説明してあります。
出ると思ったんだ、うん。
これはゲットです。
これからのドラマとコラボして当分楽しめそうです。
NHK 連続テレビ小説 ごちそうさん 公式HP
『ごちそうさん』(ウイキペディア抜粋)
NHK大阪放送局が制作し、
総合テレビとBSプレミアムで放送している連続テレビ小説
第89シリーズの作品。
2012年11月12日、NHKによる記者発表で
概要およびヒロイン役に杏が起用されたことが明らかとなった。
『世界の中心で、愛をさけぶ』や『JIN-仁-』(いずれもTBS)などの
脚本を手掛けた森下佳子の書き下ろし作品で、
森下にとって初めてNHKに携るドラマとなる。
時代設定は大正・昭和期。食いしん坊の東京娘・卯野め以子が
偏屈な大阪男・西門悠太郎と恋に落ち、悠太郎の下に嫁ぐ。
食い倒れの街・大阪を舞台に、関東・関西の食文化の違いを克服しつつ、
料理と夫に愛情を注ぐことで、め以子が力強い母へと成長していく物語である。
森下とチーフプロデューサーの岡本幸江は共に
「食と命」「食と愛(愛情)」をテーマとした構想を描いて本作に臨んでおり、
舞台設定共々「食べること」が重要なキーワードとなっている。
杏はオーディションなしでの直接オファーでヒロインを演じることが決まった。
オーディションなしでヒロインが決定したのは、2012年度上半期『梅ちゃん先生』の
堀北真希以来であり、大阪局制作のものとしては2008年度下半期『だんだん』の
三倉茉奈・三倉佳奈以来である。
あらすじ
1945年(昭和20年)夏、焼け野原となった大阪で、
子供たちに炊き出しを振る舞う一人の女性がいた。
彼女こそ、この物語の主人公・卯野め以子である。
遡ること1911年(明治44年)。
東京・本郷で西洋料理店「開明軒」を営む卯野大五とその妻・卯野イクの
6歳の長女・め以子は、いつも食べ物のことばかり考えている。
無鉄砲で独り善がりなところもあるが、
祖母の卯野トラは、そんな孫を温かく見守りつつ、
「食」に例えながら様々な道理を教えていく。
ある日、トラが病で倒れ心配しため以子は、
以前トラが食べたがっていた「いちご」を探し奔走。
いちごを入手したものの、帰り道に損失してしまい、ひどく落ち込む。
そんなめ以子にトラは「ごちそうさま(ご馳走様)」の意味を教え、
め以子に感謝するのであった。
トラが他界後の1922年(大正11年)、高等女学校5年生のめ以子は、
いずれ自由恋愛で条件の良い結婚をしたいと考えているが、
料理はおろか家事にも勉強にも全く関心が無い。
ある日、卯野家に西門 悠太郎が下宿する。家族には好青年であるのに、
自らには毒舌な悠太郎をめ以子は面白く思わないが、
彼から勉強を教わり心情は変化する。
納豆嫌いの悠太郎のために試行錯誤して納豆料理を作り、
美味しく食べてもらえたことをきっかけに、
め以子は彼のために料理を作りたいと思い、
毎日彼と自分の弁当のおにぎりを考え作るようになる。
そんな折、め以子に別の男性との縁談が舞い込む。
め以子は見合いに臨むが、悠太郎への思いに気付き、途中で抜け出し彼に求婚する。
自らの複雑な家庭事情にめ以子を巻き込みたく無い悠太郎は求婚を断るが、
め以子と結婚したいと思い直し改めて彼女に求婚する。
それぞれの学校を卒業した1923年(大正12年)の春、
二人は結婚し悠太郎の郷里である大阪に向かう。
西門家に嫁入りしため以子は義母・小姑たちとの同居が始まり、
義姉・西門和枝から理不尽な仕打ちをされ苦悩する。
彼女に認められるとともに西門家の食卓を楽しくしたいと願うめ以子は、
偶然再会した幼馴染みで肉屋の店員・泉源太の協力で、
彼から紹介された酉井捨蔵や天満天神市場の人々に関西流の出汁や
食材を余すことなく使い切る「始末の料理」などを教わり、
努力と探求を重ね会得していく。
そんなめ以子の姿に、義母・西門静と義妹・西門希子は心動かされ、
次第に協力的になる。
め以子の思い遣りに希子は徐々に心を開き、
やがて打ち解けるようになる。そんな折、め以子は偶然見つけた写真で、
捨蔵の正体は故人とされていた義父・西門正蔵と知る。
め以子は正蔵の受け入れを懇願するが、家族を捨てた正蔵を憎む和枝と悠太郎は激怒する。
和枝に追い出された上に悠太郎と喧嘩しため以子は離婚を覚悟で家出するが、
悠太郎はめ以子を探し出し、父の家出の傷心とめ以子に対しての気持ちを打ち明け和解。
家族の気持ちが揃ったら正蔵を受け入れることを約束する。
登場人物
卯野 め以子(うの めいこ) → 西門 め以子(にしかど めいこ)- 杏(幼少期:豊嶋花)
本作の主人公。食べることが何より大好き。
祖母・トラの亡き後は、ぬか床をかき混ぜることを日課にしている。
幼少より意固地で無鉄砲な面があるが、自身の興味や決心についてひたむきである。
また美味しいものへの探究心は「開明軒」や食卓のメニューの開発に貢献しており、
成長してからは、『め以子の料理ノォト』と題し、
料理に関しての発見やレシピなどを記録している。
女学生時に自宅に下宿してきた悠太郎と知り合う。
彼に反発しながらも恋をすると共に料理を作り美味しく食べてもらう楽しみに目覚め、
女学校卒業後の春、大阪の西門家に嫁ぐ。
結婚後は、故郷の東京と嫁ぎ先の大阪の食文化の違いに戸惑ったり、
義姉・和枝の意地悪(いけず)や西門家の複雑な家庭環境に苦心するが、
次第に大阪の料理を身に付けると共に、何とか家族の仲を取り持とうと奔走する。
西門 悠太郎(にしかど ゆうたろう) - 東出昌大(少年期:細田龍之介)
め以子の夫。
大阪出身で、12歳の時に実母が外出先の火事で死亡したことをきっかけに、
安全で住み良い街を作る夢を抱き、
帝大で建築学を学ぶ。め以子とは銀座のカフェで偶然出会い、彼女を上回る長身と関西弁であることから、「通天閣」とあだ名を付けられる[12]。徹底した論理的な思考の持ち主で、悪気はないものの偏屈な発言をし、卯野家に下宿し始めた当初、め以子は悪印象を持つ[13]。一方で、勉強が苦手なめ以子に親身に勉強を教える[11]など、親切な一面も見せる。特技は剣道。好物はこれといって特に無く何でも食べるものの、唯一納豆だけは苦手であったが、め以子の手料理で克服する[14]。め以子から求婚され、西門家の複雑な状況を考慮して求婚を断るが、最終的には結婚を承諾する。
帝大卒業後は大阪市役所建築課に勤める。
西門家の人々
大阪・天満東で居を構える。
先祖代々200年続き、相撲取りのタニマチをする程の名家。
なお、長子の和枝と末子の希子の間に、悠太郎の上に4人の娘がいるが、
彼女達は和枝が持ち込んだ縁談で結婚し、家を出ている。
酉井 捨蔵(とりい すてぞう)/ 西門 正蔵(にしかど しょうぞう)- 近藤正臣
悠太郎らの父親[。
元鉱山の技師で、無責任に家出し家族を捨てたことから、
西門家では故人として扱われる。
失踪後は「酉井捨蔵」と名乗り花街に潜伏している。
普通は捨ててしまう食材を活かして使い、美味しい一品を作り上げる
「始末の料理」の達人。
源太らから「師匠」「ほうるもんじいさん」と呼ばれている。
西門 静(にしかど しず) - 宮崎美子
元芸妓で、西門家に後妻として入った悠太郎らの継母。義娘・和枝とは折り合いが悪い。
め以子に好意的な態度で接するが、和枝のいびりや自分の着道楽による
無駄遣いなど都合の悪い話題はのらりくらりとかわしている。
西門 和枝(にしかど かずえ) - キムラ緑子
悠太郎の姉。総領娘として西門家の一切を仕切り、
西門家の伝統や格式を保つ事にこだわる。め以子の入籍を許さず女中扱いするなど、
彼女に対して何かと厳しくあたる。
婚家の姑から冷遇され、一人息子の事故死を機に離縁され出戻った過去を持つ。
西門 希子(にしかど のりこ) - 高畑充希(少女期:荒田悠良)
悠太郎の妹。姉・和枝から威圧されたり、和枝と継母・静との争いを
目前にして恐縮していることもあり、内向的な性格で無口。
家族を思うめ以子の働きかけに触れ、彼女を「ちい姉ちゃん」と呼んで
慕うようになる。頑張るめ以子の姿に心打たれ、喫茶店「うま介」の
街頭宣伝の場で「焼氷の歌」を歌い美声を披露する。
大阪市役所の人々
藤井 耕作(ふじい こうさく)- 木本武宏
建築課長。柔和な性格[8]。悠太郎が職場にぬか床を持ち込んだ際には「べにこ」と名付け愛着を持ち手入れをする[27]。
大村 宋介(おおむら そうすけ)
演 - 徳井優
悠太郎の建築課の先輩。職歴20年のベテランの木造建築の設計技手。
配属されたばかりの悠太郎を「赤門」と呼び嫌味混じりで指導をし、
困惑させるが、やがて打ち解けて悠太郎の相談に乗るなど何かと世話を焼く。
天満天神市場の人々
泉 源太(いずみ げんた) - 和田正人(幼少期:屋島昴大)
め以子の小学校時代の同級生。
愛称は「源ちゃん」。
小学校時代はいたずら好きで、力ずくでめ以子の食べ物を奪おうとしたり、
悪巧みに巻き込んだりするが、その反面、祖母のトラが病気になって
元気をなくしため以子を心配し相談に乗ったり、
いちごを探すめ以子に協力するなど仲間意識は強い。
その後、大阪へ移住。奉公先の天満天神市場の肉屋「牛樂商店」で働く中、
西門家に嫁いだめ以子と再会。大阪の食文化に馴染もうとするめ以子に協力する。
銀次 - 西川忠志
魚屋「魚喜」店主。
タネ - 山ア千惠子
八百屋「八百幸」の女将。
定吉 - 蟷螂襲
乾物屋「満惣」店主。
マツオ - 鍋島浩
源太が勤める肉屋「牛樂商店」店主。
トミ - マエダユミ
源太が勤める肉屋「牛樂商店」の女将。
その他の大阪の人々
倉田 義男(くらた よしお) - 綾田俊樹
西門家とは古くから交流があり何かと相談にのっている。和枝の株仲間でもある。
うどん屋店主 - 逢坂じゅん
悠太郎が通ううどん屋。
大阪の西門家に来て間もないめ以子が、
絶食を経て口にしたうどんで昆布だしの味を知るきっかけとなる。
関口先生 - むかいさとこ
希子が通う女学校の担任。
長屋の女性 - 黒坂真美
捨蔵の近所に住み、捨蔵の身の回りの世話をしている。
染丸(そめまる) - 馬場園梓
捨蔵の近所に住む芸奴。源太に想いを寄せている。
ヨシムラ - 三谷昌登
ガス会社社員。
悠太郎からの提案で近隣住民に宣伝目的で実演することを条件に、
ガスコンロを西門家に無料で設置する。
玉助 - 鈴木一輝
大阪一の紙問屋「三島」の息子。
倉田の媒酌で希子と見合いをするが、
泥酔した正蔵が割り込み暴れたことで気を害し破談にする。
紙問屋主人 - 小松健
玉助の父親。
紙問屋女将 - 林英世
玉助の母親。
高木 馬介(たかぎ うますけ) - 中村靖日
源太の知り合いで、喫茶店「うま介」の店主。
焼氷(やきごおり)と称するかき氷の一種を店の売りにしている。
源太から頼まれ、東京から駆け落ちしてきた桜子と室井、
更に西門家を追い出されため以子と希子を受け入れる。
め以子たちの梃入れにより、閑古鳥が鳴いていた店は賑わいを見せるようになる。
高木 龍子(たかぎ たつこ) - 木全晶子
馬介の姉。音楽の素養があり、店の宣伝のために室井が作詞した「焼氷の歌」を作曲し、
街頭宣伝の際にオルガンで「焼氷の歌」の伴奏をする。
卯野家の人々
東京・本郷に居を構え、西洋料理店「開明軒」を営む。
卯野 トラ(うの トラ)/ぬか床 ※語り - 吉行和子
め以子の祖母でイクの実母。食べ物を丸ごと口に含み食べることから、
幼馴染みに「丸飲みのトラ」とあだ名で呼ばれる。
また、食べ物を人に見立て、寸劇をしてから食するのが常で、
成長後のめ以子にもその行動は受け継がれている。
幼少期のめ以子を寛容に見守り、「食べる事」と「食べさせる事」の喜び、
「ご馳走様」の意味など様々な道理を諭し、
後のめ以子の「食」に対する考え方を形成する。
大正11年・春の時点で既に他界しているが、魂はぬか床に宿り卯野家を見守り続け、
ぬか床をかき混ぜるめ以子の心情の聞き役になっている。
め以子が嫁いだ際には、卯野家から分けられたぬか床として、
引き続き大阪でのめ以子を見守る。
卯野 イク(うの イク) - 財前直見
め以子の母。「開明軒」の接客及び経理を担当し店を切り盛りしている。
かつては採算を考えず高級指向な夫の料理を「押し付けがましい」と叱責した。
年頃になっても呑気なめ以子の行く末を心配するが、
あわよくば結婚相手になる事を期待して下宿生の悠太郎を受け入れ、
め以子の心境の変化にも気付き始める。
また、遅まきながらも料理を作る事に興味を持ち始めため以子の心境の変化を喜び、
め以子に料理の基礎を教える。
め以子が常連客の新井社長から持ちかけられた縁談を断り、
悠太郎に求婚した際には、め以子の心境を推し量り、全面的にめ以子を援護する。
卯野 大五(うの だいご) - 原田泰造
め以子の父。料理人で「開明軒」の店主。
娘のめ以子にはやや甘いが頑固な性格。若い頃は一流のホテルで修業し、「開明軒」も本格派フランス料理店を自負し営業していたが、
メニューの独自性の無さと、客の要望を無視して伝統的なフランス料理の作法を
押し付ける頑固な態度を新聞で批判され、店の経営は一時低迷状態となる。
しかし、め以子の級友らが本格的なフランス料理よりも賄いの料理を喜んで食べる姿を見て、
自身のコックとしての原点を思い出し、伝統を残しつつも大衆の好みに合った洋食を
作る方向へと考えを改める。
娘に幸せになってもらいたい思いと、
悠太郎のために懸命になり変わっていくめ以子に戸惑い、二人の結婚に反対するが、
新井社長の説得で自らの結婚生活を思い返し、結婚を認める。
卯野 照生(うの てるお) - 井之脇海(幼少期:山崎掌)
め以子の弟。高等小学校を卒業した後、「開明軒」で見習いとして働く。
オープニング・エンディング
オープニング
まずタイトル(月曜のみ、それを囲むようにGOCHIKUNとその仲間たちが出現)
→そこから目玉焼き→花→木→鍋→食卓→雨粒が降った大阪の街並みのイメージ→
木々→サビの歌詞にリンクする形でめ以子の実写→海中→地球→青空に浮かんだ太陽と、
アニメと実写を組み合わせたものになっている。
映像は、Perfumeやサカナクション等のプロモーションビデオを手がけた
関和亮によるもの。
日によりアバンタイトルから始まる。
エンディング
「きょうの食いしん坊」と題し、一般公募で寄せられた、おいしいものを食べた瞬間の、いきいきとした表情をとらえた写真を紹介する。
書籍[編集]
NHK出版から発売。ノベライズ
NHK連続テレビ小説 ごちそうさん 上(2013年9月25日発売、ISBN 978-4-14-005639-4)
著者は豊田美加。上巻は第1週から第13週までの内容を収載。
ドラマガイド
NHKドラマ・ガイド 連続テレビ小説 ごちそうさん Part1
(2013年9月23日発売、ISBN 978-4-14-923565-3)
音楽CD[編集]
連続テレビ小説「ごちそうさん」オリジナル・サウンドトラック 『ゴチソウノォト』
(2013年12月4日発売予定、ビクターエンタテインメント〈FlyingDogレーベル〉)
劇中音楽を全25曲収録予定。
Wikipedia ごちそうさん
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