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2020年11月02日

シンガポールの老舗百貨店Robinsonsの廃業とUAEの投資家

1858年創業の老舗百貨店が廃業するというニュースは日本ではそれほど大きな記事にはなりませんでしたが、小売の時代がまた一つ終わったなと感じました。
私がドバイにいた時に、ドバイにもRobinsonsが開店し話題になっていました
(が、あまり客が入っている様子は見ませんでした。。。)

今回の廃業のニュースで初めて知りましたが、Robinsonsは2008年にUAEの投資会社に買収されていたんですね。
Al Futtaimという投資会社はUAEの巨大財閥のひとつで、UAEではトヨタの独占販売店のAl Futtaim Motorsなど多くのビジネスを経営しています。
個人的には小売に強いイメージで、中東でのIKEA、トイザらス、Marks & SpencerなどもAl-Futtaimです。
というか、Al Futtaimが所有するショッピングモールにこれらの店舗を構えています。
RobinsonsもAl FuttaimのDubai Festival Cityに店舗を出していました。

非上場企業なので業績は公開されていませんが、Al Futtaimの投資先はRobinsons以外もコロナの影響を強く受けてそうな気がします。
新たなドバイショックに繋がらないと良いですが・・・

Al FuttaimがRobinsonsを買収したのが2008年4月です。
2008年といえば9月にリーマンショックが発生し、その結果が2009年11月のドバイショックに繋がりました。

私はコロナショックがドバイを再び危機的な状況に陥れる可能性は高いと考えています。
ドバイの旅行業と小売業の不振は、ドバイの不動産価値を低下させます。
ドバイの不動産価値が低下すれば、経営破綻する企業が増えます。
ドバイで破綻する企業が増えれば、更にドバイの不動産価値が低下します。
ドバイの投資会社も海外の投資先を売却することになるでしょうから、世界で株安や不動産価格の下落が発生します。
湾岸諸国全体の経済は2020‐2021年はかなり低迷しそうな予感がします。

posted by Dumonde at 20:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | 投資
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