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2021年08月17日
ヤマアラシのジレンマ
From ヨッシー
ヤマアラシのジレンマというお話があります。
ヤマアラシとはハリネズミのことです。
ヤマアラシのジレンマは次のようなお話です。
ある冬の寒い日、たくさんのヤマアラシたちが暖を求めて群がったのですfが、近づきすぎるとお互いのトゲによって傷つけあうので離れざるをえなくなりました。
でも再び寒さが彼らを駆り立てて近づこうとして、同じようにトゲで傷付けあいました。
近づきすぎると相手を傷つけ、離れすぎると寒いというジレンマに陥ってしまったのです。
結局、何度も何度も群れては離れるを繰り返すうちに、お互いにちょうどいい距離を見つけました。
こんな内容の話ですが、これは人間のコミュニケーションを象徴している話です。
友人との関係、恋人との関係など、いろいろな人間関係においても
同じようなことが言えます。
考え方の異なる人間がち隣り合うことで傷つけあうこともあるけど、それでも相手に近づいてコミュニケーションをとりたいと思います。
何度か本音をぶつけ合って傷つくことがあるかもしれないけど、多少の対立が何度かあって、初めてお互いの適切な距離感を保つことができるようになるということです。
対立することを恐れて、いつもお互いに本音でぶつかり合うことを避けていれば、いずれ別の大きな対立を生んでしまうことになるのです。
お互いに良い人間関係を築くためには、多少の対立は避けられないということです。
むしろ対立があるからこそ、相手のことを思いやる関係を作っていける事になるのです。
本物のチームワークは、チームメイト同士が何度も何度もぶつかり合うことで本当にお互いに分かり合える仲間になれるともいわれています。
自分のパートナーとぶつかりあうことは決して悪いことではありません。
そこからお互いのことを思いやれる言動をとって、適切な距離感を築き上げていくことが大切ですね。