2020年08月24日
ぬか漬けの驚くべき栄養効果と食べ方の疑問・ぬか床の作り方
ぬか漬けは自宅で簡単に作ることができ、健康にも良いといわれています。
しかし、塩分が気になったり、取り出したぬかはどれくらい洗った方が良い?などいろいろ気になることは多いのではないでしょうか。
今回は、ぬか漬けの栄養効果と美味しい食べ方とぬか床の作りかたについて紹介していきます。
ぬか漬けの栄養効果
ぬか漬けには、次のような栄養効果があります
@植物性乳酸菌
発酵食品には、植物性乳酸菌がふんだんに含まれています。植物性乳酸菌は、生きて腸まで届き、善玉菌を増やしてくれます。
善玉菌が増えると腸内環境が整い、便秘改善につながります。
また、善玉菌は酵素を作りだすので免疫力が高まり、体のバランスを整えてくれます。
Aビタミン類
ビタミンB1、ビタミンB2:ビタミンB1は、糖代謝を助けエネルギーに変える働きをします。
ビタミンB2は、脂質代謝を助けてくれるなど、ダイエットに向いています。
ビタミンA:免疫力を維持するのに役に立ちます。
その他には、カルシウムや炭水化物、鉄分も少しつづ摂取することができます。
ぬか漬けのデメリット
ぬか漬けのデメリットとしては、塩分を摂りすぎてしまうことです。ぬか漬けの大根3切れで
塩分が0.9gといわれています。
塩分が気になる場合は、少し水に漬けて塩抜きすると良いでしょう。
ぬか漬けの食べ方の疑問
ぬか漬けを食べるにあたり、疑問に思うことがあると思うので主なものを紹介していきます。
@ぬか漬けは洗い流したほうが良い?
たいていの方の疑問として、ぬか漬けを取り出したときに洗った方が良いのかということですね。
基本的には、ぬかを全部洗い流してしまいます。
ぬかを洗い流してしまったら、栄養分ばなくなってしまわないかと思うかも知れませんね。
野菜をぬか床に漬けこんでいくと、塩の浸透圧で野菜の水分で出ていきます。その水分を餌にした乳酸菌や
酵母などの菌が発酵、増殖を繰り返すことで、ぬか漬けを美味しくしてくれるだけでなく、野菜に含まれる栄養素の含有量も増してくれるので、ぬかを洗い流しても栄養がなくなることはありません。
ただし、漬けていた魚の場合は洗わずに、まな板に置いて丁寧に取り除いていきます。
Aぬか漬けした食材は絞ったほうが良い
ぬか漬けをして食材を取り出した時に絞ったほうが良いの?という疑問もありますよね。
例えば野菜の場合、絞るか、絞らないかは漬けあがり具合が影響してきます。
少ししょっぱめが好きな場合は、あまり絞らないほうが美味しく食べれますし、あっさり目がいいなという場合は、絞ることでしょっぱさを抑えることができます。つまり、絞る、絞らないは人の好みになってきます。
葉野菜の場合は、あまり絞りすぎても、葉野菜特有のシャキシャキ感がなくなってしまうことがありますので
絞りすぎに注意が必要です。
ぬか床の作り方
ぬか漬けを作る際にはやはり、ぬか床を作るところからはじまります。ぬか床の作り方には次の通りです
@ぬかに材料を混ぜる
ぬかの水に塩、唐辛子、昆布に出汁になるものを混ぜます
A捨て漬け野菜をいれる
大根やニンジン、キャベツなどの水分のある野菜を捨て漬け野菜として投入します。
B食材をいれる
初めて1週間ぐらいは毎日かき混ぜ、「捨て漬け野菜を3日〜4日ごとに交換しながら、1週間〜10日で
ぬか床の準備は完了です。後は漬けたい食材を入れるだけ。
魚や、豆腐、チーズなどの変わりぬか漬けをしてみるのもありです。
まとめ
今回は、ぬか漬けの効果と食べ方の疑問、ぬか床の作り方について紹介してきました。
ぬか漬けは、腸内環境を整えたり、免疫力を上げたり、糖質や脂質代謝につながりダイエット効果がありますが、塩分を摂りすぎてしまうデメリットがあります。
塩分を抑えたい場合は、野菜を切らずに漬けたり、冷蔵庫で保存したり、水気の多い野菜を漬けるなどがあります。
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