日本が事実上の無条件降伏を強いられた太平洋戦争は、前者に近い例と言う。
戦争を如何終わらせるかは、優位に立つ国や勢力が主に決める事になる。
「紛争原因の根本的解決」では、例え犠牲が大きくなったとしも、相手側の政府を打倒するなどして、紛争が起こった根本原因を取り除く。
一方、「妥協的和平」では、決着を先延ばしして将来に危険を残す事になっても、その時点での犠牲を回避する為に相手側と妥協する。
朝鮮戦争などがこれに当たる。
千々和は「議論の中で終結の方向性が徐々に固まるのであって、最初からは決まらない」と指摘する。
それだからこそ「『この点だけは守ろう』などと、きちんとした事前の頭の体操が必要」とも強調した。
愛媛新聞 螺旋の風景から
例えば、日本を攻撃しても思う様な終戦に持ち込めないと他国に分からせる事ができれば、全体として抑止になり得るらしい。
戦争を終わらせる難しさを知れば、それを始めてはいけないらしい。
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