立候補断念に追い込まれたバイデン米大統領と同じ構図だ。
自民党派閥裏金問題の責任を取って不出馬を決めたと説明したが、これは可笑しい。
ならば、何故もっと早く責任を取ろうとしなかったのか。
だが、裏金問題と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)問題への対応に対する国民の不満が高まり、そう悪くはなかった首相のイメージが完全に崩壊してしまった。
こうなると元に戻すのは難しい。
然し、裏金問題で言うなら、自民党議員は全員が国民の不信感を払拭できない現状への責任を取るべきではないか。
改革への声を上げる事なく、党の方針や処分内容を黙って受け入れていただけだった。
それは、出馬が取り沙汰される石破茂元幹事長や小泉進次郎元環境相、小林鷹之前経済安全保障担当相らも同じだ。
問われるのは、政治改革に何処まで本気で取り組むかだ。
党内力学だけでやれば、自民党その物が国政選挙で問われる事になる。
政治アナリスト 伊藤 惇夫 1948年神奈川県生まれ。
自民党勤務や新進党などを経て、民主党で事務局長。 退任後は政治アナリストとして活動。
愛媛新聞 視標から
自民党議員は全員裏金問題の責任を取って辞めさせた方が良いらしい。
それから政治改革に本気で取り組む人を選んだ方が良いらしい。
自民党議員には投票しない様にしよう。
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