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八幡浜Diving
ダイビングを初めて40余年になります。ダイビングに関することは何でも紹介します。人生において役に立つことも紹介したいと思います。
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2024年08月12日

池跡は白蛇伝承由来

 7月12日に松山城城山の斜面崩壊で土砂災害が発生した松山市緑町1丁目。
現場の直ぐ東側の斜面麓に小さな「大杉神社」があり、現在も住民から大事にされている。
愛媛大地域協働推進機構の大本敬久特定准教授(民俗学)によると、祭神の一つ「白龍王大神」は城山にあった池に棲んでいたとされる白蛇伝承に由来し、池の存在や位置が災害調査の一環で確認された。
地元の清水小学校が刊行した「清水の里」に、大杉神社と首洗い池の伝承が記されている。
神社のご神体は三つで、その内「大杉大神」は加藤嘉明が城主だった時代、叱責を受け長者ヶ平で切腹した儒学者の御霊とされる。
首を城山の谷にある池で洗って、埋葬場所の近くに杉を植えたと言う。
池には白蛇が棲む様になり、儒学者の生まれ変わりとされ、祭られる様になった。
植えられた杉は大樹となり、緑町の古い地名「杉谷町」の由来にもなった。
首洗い池は、長者ヶ平から古い道を下った先で見付かった。  
幅最大8.2m 、奥行き12.8m 。
今は土で埋まっているが下流部は石垣で囲われ、利水目的の溜池だったらしい。
過去に大きな水害や土砂災害があった地域には、竜や蛇に関係する伝承がある事も多く、県内でも水害が多発する肱川に関係した大洲市の「拝竜権現」や西予市野村地域の「龍王神社」がある。
松山市奥道後地区の湧ケ淵の大蛇伝説、東温市松瀬川では、蛇が竜になって大雨や土砂災害を招いたと言う「大崩壊物語」も残る。
白蛇の伝説は災害と直接関係なく「他の竜や蛇の伝説や地名も、短絡的に災害と結び付けるのは危険だ」と釘を刺した上で「地名や伝説には地域の災害履歴が反映されている可能性がある。調べたり注目して見たりして欲しい」と話している。
                                       愛媛新聞 記事から
旧地名の杉谷町は水が集まり災害が起き易い谷地形だったらしい。

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