「給与が上がっても、失う物が多い」。
第2次安倍政権以降に強まった官邸主導で、仕事の魅力が落ちているとの声も上がる。
省庁の意見が政策に反映され辛くなった上、内閣人事局が省庁幹部人事を一元的に握った事で、官僚の萎縮や忖度を招いているとの指摘もある。
「出世したくて官邸の言う事に只従う幹部もいる」。
年功序列の人事制度により、責任ある仕事を任されるまでの昇進スピードが遅いとの不満も根強い。
総務省幹部は「40、50代にならないと面白い仕事ができないのでは、若者に待って貰えない」と嘆く。
京大の嶋田博子教授(行政学)は「専門知識を生かして政策設計に関与でき、給与も高いシンクタンクなどが増えた」と人材流出の要因を分析。
「耳に痛い直言をする官僚ほど評価される例が積み上がれば、霞が関の活力も戻ってくる」と訴えた。
愛媛新聞 記事から
全国知事会の地方創生・日本創造本部長を務める中村時広知事は8日、「地方創生・日本創造への提言」を政策に反映する様要請したらしい。
「トータルで考える事が大事だ。(国に)議論する組織がなく、責任を持って担当する人がいない」と指摘したらしい。
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