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2019年12月05日

自由民主主義、と邪悪の極致・社会共産主義

中華人は、「アメリカン・ドリーム」と「チャイナ・ドリーム」を表向きは
論じているだろう。
だが思想がちがう、だれもが知ってる通り自由主義と社会・共産主義の違い、
それだけでなく、自由社会にはほんとに夢があるが、共産主義社会、それも、
独裁国家となれば、「粛清」と呼ばれる、邪悪な悪業がある、世界から共産主義が
一掃されれば、おそらく地球上から戦争・紛争がなくなる、と。思う。


12月4日 産経抄

「中国の夢」(チャイニーズ・ドリーム)は、
習近平国家主席が好んで使う言葉である。
2013年3月、就任後初めて行った演説では9回も繰り返した。習氏の語る
「中国の夢」とは、かつての超大国への地位回復を意味する。
そのために富国強兵の必要性を強調していた。

▼習政権の世界戦略の土台となったのは、その3年前に出版されてベストセラーに
なった『中国の夢』という著作だといわれている。
著者の中国国防大学教授、劉明福(りゅう・めいふく)氏は、世界一の軍事強国を
追求して、世界に中国時代をもたらすべきだ、と主張する。

▼人民解放軍内でもタカ派として知られた劉氏が2日、都内で開かれた
シンポジウムで、武力による台湾統一に言及した。
なんと米国で1865年まで4年間続いた、南北戦争を手本にするという。
北軍は米南部の海岸を封鎖することで、綿花の輸出と武器弾薬の輸入を阻止して
勝利に結びつけた。同じように、
西太平洋から米軍を追い払えば、台湾侵攻はたやすいと言わんばかりである。

▼「中国の夢」のスローガンは、多分に「米国の夢」(アメリカン・ドリーム)を
意識しているようだ。
もっともこの言葉にはもともと、米国が世界の覇権をめざす、といった意味合いは
ない。
誰もが均等な機会と自由が保障され、能力と努力しだいで成功できる、建国以来の
理想を説いたものだ。

▼最近、中国当局の新疆ウイグル自治区に関する内部文書が流出し、夢のイメージとはかけ離れた実態が明らかになった。
イスラム教徒はハイテク技術によって常時監視されている。ひとたび施設に
収容されれば、ウイグル語を含めたすべての民族文化を捨てさせられる。

 ▼「中国の夢」の実現は、世界にとっては、悪夢の到来である。
タグ:韓国、中国
posted by 豊後国主 at 06:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | 記事
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