2018年03月21日
朝鮮半島の行方、日本は桜の季節だが〜〜、雨、あめ
まァ、背広や軍服そして馬の代わりにハイブリッドの車に
乗った朝鮮王朝の再来だから〜〜〜
弓や槍のの代わりに大砲・重機関銃をもって試し打ちでも
してるのだろうが・・・
今、北欧で事前協議が行われているが、【核がどうのとか】の
報道がないし、5月まで、もう時間もない〜〜〜
金正恩がトランプに懇願か「あの話だけはしないで欲しい」
2018年3月20日(火)13時00分
高英起(デイリーNKジャパン編集長/ジャーナリスト)
※デイリーNKジャパンより転載
北朝鮮では公開処刑のような人権侵害なくして恐怖政治は
成り立たない KCNA/REUTERS
<金正恩には米朝首脳会談でトランプに人権問題を
持ち出されたくない理由がある>
北朝鮮が、5月に予定されている米朝首脳会談に向け、
人権問題に神経をとがらせている。
朝鮮労働党機関紙・労働新聞は最近、
「帝国主義者の『人権』騒動を粉砕すべきだ」(13日付)、
「米国は世界最悪の人権蹂躙国、人権抹殺国」(15日付)
などと題した論評を相次いで掲載。
16日付の論説「帝国主義者の支配権拡張策動に警戒心を
高めるべきだ」の中でも、
「(帝国主義者は)荒唐無稽な『人権』騒動を起こし、
支配主義戦略実現の口実にしている」と述べている。
米トランプ政権は米朝首脳会談の話が電撃的に浮上する直前、大統領と副大統領が相次いで脱北者と面談するなどして、
北朝鮮圧迫のための「人権シフト」に動いていた。たとえば
トランプ氏は、中朝国境での北朝鮮女性の人身売買を
「やめさせる」とまで言っている。
<参考記事:中国で「アダルトビデオチャット」を
強いられる脱北女性たち>
それだけに、
「首脳会談で人権問題を持ち出されるのではないか」と、
金正恩党委員長が神経質になっていたとしても
不思議ではない。
そもそも、金正恩氏が祖父や父以上に核兵器開発に
突っ走った理由は、人権問題にある。
北朝鮮と米国は、過去にも核問題を巡る話し合いを
行ってきた。まとまらなかったのは、
根深い相互不信のためだ。その「不信」の中身も様々あるが、北朝鮮側にとっては、人権問題もそのひとつだった。
「安全保障問題で妥結して、いったんは緊張が収まっても、
米国はいずれ人権問題を口実に体制崩壊を仕掛けて
くるかもしれない」
金正日・正恩親子は、このような恐怖心に取りつかれているが故に、核をあきらめることができなかったのだ。
それほどに、人権問題は金正恩体制にとって、
重い足かせになっているのである。
「では、北朝鮮は人権問題でも改善を図れば良いではないか」
読者の中には、このように考える向きもいるだろうが、
これが北朝鮮にとっては途方もなく難しい問題なのだ。
なぜなら、公開処刑のような人権侵害なくして恐怖政治は
成り立たず、恐怖政治なくして、体制の維持は
不可能だからだ。
だから、仮にトランプ氏が首脳会談で人権問題に触れたら、
その場で決裂もあり得るのだ。だから金正恩氏は、
国内メディアを通じて「その話だけはしないで」と、
米国にシグナルを送っているのである。
<参考記事:「家族もろとも銃殺」「機関銃で粉々に」...
残忍さを増す北朝鮮の粛清現場を衛星画像が確認>
[筆者]
高英起(デイリーNKジャパン編集長/ジャーナリスト)
北朝鮮情報専門サイト「デイリーNKジャパン」編集長。
関西大学経済学部卒業。
98年から99年まで中国吉林省延辺大学に留学し、北朝鮮難民
「脱北者」の現状や、北朝鮮内部情報を発信するが、
北朝鮮当局の逆鱗に触れ、二度の指名手配を受ける。
雑誌、週刊誌への執筆、テレビやラジオのコメンテーターも
務める。主な著作に
『コチェビよ、脱北の河を渡れ―中朝国境滞在記―』
(新潮社)、
『金正恩 核を持つお坊ちゃまくん、その素顔』(宝島社)、
『北朝鮮ポップスの世界』(共著、花伝社)など。近著に
『脱北者が明かす北朝鮮』(宝島社)。
乗った朝鮮王朝の再来だから〜〜〜
弓や槍のの代わりに大砲・重機関銃をもって試し打ちでも
してるのだろうが・・・
今、北欧で事前協議が行われているが、【核がどうのとか】の
報道がないし、5月まで、もう時間もない〜〜〜
金正恩がトランプに懇願か「あの話だけはしないで欲しい」
2018年3月20日(火)13時00分
高英起(デイリーNKジャパン編集長/ジャーナリスト)
※デイリーNKジャパンより転載
北朝鮮では公開処刑のような人権侵害なくして恐怖政治は
成り立たない KCNA/REUTERS
<金正恩には米朝首脳会談でトランプに人権問題を
持ち出されたくない理由がある>
北朝鮮が、5月に予定されている米朝首脳会談に向け、
人権問題に神経をとがらせている。
朝鮮労働党機関紙・労働新聞は最近、
「帝国主義者の『人権』騒動を粉砕すべきだ」(13日付)、
「米国は世界最悪の人権蹂躙国、人権抹殺国」(15日付)
などと題した論評を相次いで掲載。
16日付の論説「帝国主義者の支配権拡張策動に警戒心を
高めるべきだ」の中でも、
「(帝国主義者は)荒唐無稽な『人権』騒動を起こし、
支配主義戦略実現の口実にしている」と述べている。
米トランプ政権は米朝首脳会談の話が電撃的に浮上する直前、大統領と副大統領が相次いで脱北者と面談するなどして、
北朝鮮圧迫のための「人権シフト」に動いていた。たとえば
トランプ氏は、中朝国境での北朝鮮女性の人身売買を
「やめさせる」とまで言っている。
<参考記事:中国で「アダルトビデオチャット」を
強いられる脱北女性たち>
それだけに、
「首脳会談で人権問題を持ち出されるのではないか」と、
金正恩党委員長が神経質になっていたとしても
不思議ではない。
そもそも、金正恩氏が祖父や父以上に核兵器開発に
突っ走った理由は、人権問題にある。
北朝鮮と米国は、過去にも核問題を巡る話し合いを
行ってきた。まとまらなかったのは、
根深い相互不信のためだ。その「不信」の中身も様々あるが、北朝鮮側にとっては、人権問題もそのひとつだった。
「安全保障問題で妥結して、いったんは緊張が収まっても、
米国はいずれ人権問題を口実に体制崩壊を仕掛けて
くるかもしれない」
金正日・正恩親子は、このような恐怖心に取りつかれているが故に、核をあきらめることができなかったのだ。
それほどに、人権問題は金正恩体制にとって、
重い足かせになっているのである。
「では、北朝鮮は人権問題でも改善を図れば良いではないか」
読者の中には、このように考える向きもいるだろうが、
これが北朝鮮にとっては途方もなく難しい問題なのだ。
なぜなら、公開処刑のような人権侵害なくして恐怖政治は
成り立たず、恐怖政治なくして、体制の維持は
不可能だからだ。
だから、仮にトランプ氏が首脳会談で人権問題に触れたら、
その場で決裂もあり得るのだ。だから金正恩氏は、
国内メディアを通じて「その話だけはしないで」と、
米国にシグナルを送っているのである。
<参考記事:「家族もろとも銃殺」「機関銃で粉々に」...
残忍さを増す北朝鮮の粛清現場を衛星画像が確認>
[筆者]
高英起(デイリーNKジャパン編集長/ジャーナリスト)
北朝鮮情報専門サイト「デイリーNKジャパン」編集長。
関西大学経済学部卒業。
98年から99年まで中国吉林省延辺大学に留学し、北朝鮮難民
「脱北者」の現状や、北朝鮮内部情報を発信するが、
北朝鮮当局の逆鱗に触れ、二度の指名手配を受ける。
雑誌、週刊誌への執筆、テレビやラジオのコメンテーターも
務める。主な著作に
『コチェビよ、脱北の河を渡れ―中朝国境滞在記―』
(新潮社)、
『金正恩 核を持つお坊ちゃまくん、その素顔』(宝島社)、
『北朝鮮ポップスの世界』(共著、花伝社)など。近著に
『脱北者が明かす北朝鮮』(宝島社)。
タグ:韓国
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