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2016年05月01日

それほど羨ましく、妬ましいか、韓国

この、魚秀雄(オ・スウン)と云う記者よほどこの本が気に云ったのか・・
しかし、この記者の名字珍しいな、魚だだなんて・・・  それにしても
韓国はそれほどに日本が、羨ましいのか、妬ましいのか、勝ちたいのか・・


「ダメよ〜ダメダメ」 NOと言い始めた日本
【新刊】ユ・ミンホ著『日本直説』(チョンハン書房)

ナショナリズムは恐ろしい結集力を持つためたびたび危険なものとなる。
反日感情もそのうちの一つだ。
もちろん原因を提供したという点で、第一の責任はあちらの島国にあると
いえるが、韓国の政治家たちは、自分の過ちや内部の矛盾までも反日感情と
結び付けて状況を打開しようという誘惑に駆られる。反日こそが、
憤怒する韓国人の心を一つにし、気持ちをなだめる万能薬となる
ケースが多いからだ。

『日本直説』は、従軍慰安婦や安倍晋三首相の名前を聞くだけで怒りが
込み上げてくる韓国人にとって、あまりスッキリしない内容かもしれない。
しかし著者は、真の「克日」と「知日」によって怒りをしばし落ち着かせ、

「世界は韓国を中心に回っている」という天動説的視点ではなく、
地動説的視点で世界を見詰めることを提案する。

著者のユ・ミンホ氏(54)は韓国SBS放送で記者を務めた後、日本の
エリート養成所・松下政経塾の5年課程を修了し、現在は
ワシントンのコンサルティング企業に勤めている。週刊朝鮮、月刊朝鮮などに頻繁に寄稿するジャーナリストでもある。
学問的な深さよりも、面と向かってのインタビューや現場の状況などが
ぎっしり詰まった「現代日本の解釈」という点がこの本のポイントだ。

例えばこうだ。著者は東京・渋谷にある3階建てのシェアハウス
「渋家(シブハウス)」を訪れる。
1階が就寝スペース、2階は学習・インターネット・パーティースペース、
3階は倉庫になっており、全くの他人だった若者約30人が建物を共有し、
家賃として1人当たり月1万円(原文ママ)を出し合って生活するという
21世紀の日本の新たな居住形態だ。

2016年の日本を代表する大衆文化の現場には、
人気ガールズグループ「AKB48」がいる。
05年に結成されて以来、グループ内での競争やメンバーの入れ替えなどに
よって進化し続け、10年以上も不動の人気を誇っている。
韓国のアイドル育成番組『プロデュース101』の元祖ともいえる日本の
アイドルだ。著者は、
毎年開催されるAKBの「選抜総選挙」の会場を訪れる。姉妹グループも含めて300人に上るメンバーは、ファン投票の結果で順位が上下動し、上位に入った
「勝者」だけが生き残る。日本では例外的な弱肉強食の現場だ。

現場取材とインタビューを通じた著者のメッセージは簡潔だ。
過去にとらわれず、現在と未来という観点から日本を理解しよう、と
いうわけだ。
日本に負けないためには、日本よりもっと熱心に突き進まなければならないというのだ。日本の20代、30代に注目する理由も、そこにある。

日本の若者たちは、不毛な世の中とは一線を画したまま、個々人の持つ
世界観によって問題を解決していく。
韓国の社会問題で流行語にもなっている
「泥スプーン(不平等の最下層という意味)」、
「甲乙関係(社会的な強者と弱者の関係)」のような、世の中を恨むような
現象はあまり見られない。しかし
「無知で自分に自信のない弱いキャラクター」という先入観はとんでもない
勘違いだ。
日本の若者は安倍首相や米日同盟などのメジャーな話題よりも、
サブカルチャーに関心を持っている。
中途半端に足を踏み入れてはとてもかなわない。
関心は常に自分自身。自分の考えを世の中で具現するには、どのような
生き方が最も望ましいのか、自分に最も正直な人生はどのようなものなのか。「ありのまま」「自分探し」がキーワードだ。

大多数の韓国人の日本に対する先入観は、日本のいわゆる学生運動世代
「団塊の世代」の次元にとどまっていると思われるが、その先入観も一気に
崩れ落ちる。著者は、
2013年に日本中を熱狂させたTBSのドラマ『半沢直樹』のせりふを引用する。
「バブル時代、見境のないイケイケドンドンの経営戦略で銀行を迷走させた
やつら――いわゆる"団塊の世代"のやつらにそもそも原因がある。
学生時代は、全共闘だ革命だとほざきながら、結局資本主義に屈して会社に
入った途端、考えることはやめちまった腰抜けどもよ」

1970年代生まれの銀行員・半沢は、自分を含む後輩世代に経済的苦痛を
押し付けた60代の団塊世代と50代のバブル世代に対し、怒りを
抱いているのだ。これは、絶対服従が美徳とされていた戦後の日本人の
考え方が、若い世代の間で大きく変わってきていることを意味する。

ソフトな文化コンテンツから始まった日本についての分析は、ここにきて
「右向け右の日本」を実践に移している政治・経済次元の分析へと
掘り下げられていく。そして幾つかのキーワードとデータが示される。
14年に日本で流行語大賞を獲得したのは「ダメよ〜ダメダメ」だった。
70代の男性と若い女性ロボットが主人公となるコントの中のせりふで、
寂しさを訴える男を「彼女」は常に拒否する。一見すると
ばかげたコントのようだが、実は戦後の日本人が自分たちに投げ掛ける
決意が込められているとの分析だ。

日本人はもともと「No(ノー)」という言葉を口にしない。
「No」と叫べば、その瞬間から相手を敵に回すことになり、状況が一瞬に
して気まずくなるからだ。そのような日本で、
3回続けて「ダメ(No)」と繰り返すのだ。この流行語は結局
「集団的自衛権」や「従軍慰安婦」「中国の領空侵犯」に対する日本人の
意識を示す象徴的な言葉だ、と著者は読み解いている。

戦争放棄を宣言した憲法9条に対する日本人の認識の変化、自衛隊隊員が
日本人女性の「結婚したい男性の職業ランキング」の上位に入るように
なったという現状、日本を信頼する米国人に比べて米国を信頼する
日本人がはるかに少ないというアンケート結果、これらの数値とデータは、
この疑い深く控えめな国の本心を自然な形で示してくれる。
日本の現在に注目する理由は、もちろん「韓国の明日」を読み解くためだ。
現場に軸足を置いた細やかな韓日比較という点で、必ず読むべき
一冊ともいえる。328ページ、1万5000ウォン(約1400円)。

魚秀雄(オ・スウン)記者 朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
タグ:韓国
posted by 豊後国主 at 14:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | 記事
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