2015年06月06日
不況ですか・・?、韓国造船業
受注数、受注額が世界一でも赤字をうてばなんのいみもない、日本と中国と比較して、技術力が勝さっているから何とかしのいでいる・・・?
一部損失・・?
技術力が無いから損失を出すのだろうよ、日本の造船業界がつぶれないのは
技術力があるからもっているのだ。
韓国造船、不安な世界1位…受注増でも本格的反騰「険しい道」予告(1)
2015年06月05日11時43分 [韓国経済新聞/中央日報日本語版]
造船業の不況が続いている。
下手をすると世界1位も譲り渡すかもしれないという危機意識も広まっている。時々船舶受注のニュースが聞こえるが昨年にはおよばない。
円安を背にした日本と、政府支援を土台にした中国の追撃は強まっている。
こうした状況で「マルメ(Malmoe、スウェーデンの都市)の涙を
忘れてはいけない」という懸念まで出てきた。
世界造船産業の中心が欧州から韓国に移ってきたことを象徴する
「マルメの涙」が約10年ぶりに韓国で再演される恐れがあるという危機感が
高まっている。
◆「マルメの涙を忘れるな」
パク・ジョンボン現代(ヒョンデ)重工業副社長(海洋プラント事業本部
海洋事業代表)は4日、社員たちに送った文で
「今の状況では私たちはマルメの涙エピソードを思い出さざるをえない」と
して「(今の)危機を克服できない限りマルメの涙は他人ごとではなく、
私たちの涙になるかもしれない」と指摘した。
マルメの涙というのは現代重工業が2002年スウェーデンの
コックムス造船所の大型クレーンをわずか1ドルで買収した「事件」を
意味する。
スウェーデンのマルメに本社を置くコックムス造船所は一時、世界の造船市場を先導していたが韓国企業の躍進に押されて結局は倒産した。
造船所内にあったクレーンは解体費用を負担する会社を探せず放置され、
現代重工業に売却された。
スウェーデン国営放送はクレーンが船に積まれて消える姿を葬送曲と共に
報道しながら「マルメが泣いた」と表現した。
そのクレーンは現在、現代重工業の蔚山(ウルサン)本社にある。
パク副社長は「造船・海洋プラントは受注減少、競争力低下、収益性低下などで史上最悪の危機を迎えている」として「低価格の労働力を前面に出した
中国企業などは私たちを猛烈に追撃しており、技術力と円安を土台にした
日本の造船企業も大量受注に乗り出している」と診断した。
彼は「弱り目にたたり目で国際石油価格まで下落しながら顧客が
船舶・海洋プラントの発注を減らしている」と懸念した。
韓国造船、不安な世界1位…受注増でも本格的反騰「険しい道」予告(2)
パク副社長の診断のように韓国の造船業界の状況は難しい。
英国造船・海運分析機関クラークソンが分析した資料を見ると今年1〜5月の
全世界の船舶発注量は989万9782CGT
(標準換算トン数・建造難易度などを考慮した船舶の重さ)だ。昨年同期の
発注量(2343万8845CGT)の半分にも至らない。
韓国企業の受注量も昨年の577万9695CGTから今年は
433万2061CGTへと約25%減った。
特に今年に入ってから海洋プラントの受注実績は一度もない。
国際石油価格が急落しながら大手石油会社が発注を先送りしているためだ。
現代重工業・サムスン重工業・大宇(デウ)造船海洋など「ビッグ3」が
事業構造を海洋プラント中心に再編するやいなや海洋プラント発注が
途切れた上にすでに受注した事業では一部損失が発生している。
競争国の躍進を懸念する声も出てくる。政府の支援を背景にした中国は
2012年から昨年までの3年間で韓国を抜いて受注1位を占めた。
円安を背にした日本は今年1月に受注量1位を記録した。
国内造船会社の実績はたやすく反騰できずにいる。「ビッグ3」の中で
サムスン重工業を除く2社が1−3月期の赤字を記録した。
◆不況の中での善戦…いつ反騰するか
造船業界では不況が今年の下半期までは続く可能性が高いという見方が
出ている。
国際原油価格が直ちに上がる可能性が高くない上に海運景気の上昇傾向を
期待するのも困難だという理由からだ。ただし韓国の造船企業が中国や日本に
比べて技術力優位にあるので不況の中でも善戦を継続するという観測が多い。
中国は昨年1〜5月に1002万2657CGTを受注したが、今年の
受注量は195万5158CGTにとどまった。
日本の受注量も同期間で498万956CGTから222万6419CGTと
半減した。そうするとこの期間に受注量減少幅が25%にとどまった韓国が
市場占有率1位を取り戻した。
受注のニュースもずっと聞こえてきている。現代重工業は1日ノルウェーの
船会社とLNG FSRU(浮遊式液化天然ガス保存・再気化設備)1隻の
建造契約を結び、大宇造船海洋は2日にA.P.モラー・マースクから
18億ドル(約1兆9800億ウォン)規模の大型コンテナ船11隻を
受注した。
サムスン重工業は4日、米国の船会社と3700億ウォン規模の
シャトルタンカー3隻契約を締結した。
一部損失・・?
技術力が無いから損失を出すのだろうよ、日本の造船業界がつぶれないのは
技術力があるからもっているのだ。
韓国造船、不安な世界1位…受注増でも本格的反騰「険しい道」予告(1)
2015年06月05日11時43分 [韓国経済新聞/中央日報日本語版]
造船業の不況が続いている。
下手をすると世界1位も譲り渡すかもしれないという危機意識も広まっている。時々船舶受注のニュースが聞こえるが昨年にはおよばない。
円安を背にした日本と、政府支援を土台にした中国の追撃は強まっている。
こうした状況で「マルメ(Malmoe、スウェーデンの都市)の涙を
忘れてはいけない」という懸念まで出てきた。
世界造船産業の中心が欧州から韓国に移ってきたことを象徴する
「マルメの涙」が約10年ぶりに韓国で再演される恐れがあるという危機感が
高まっている。
◆「マルメの涙を忘れるな」
パク・ジョンボン現代(ヒョンデ)重工業副社長(海洋プラント事業本部
海洋事業代表)は4日、社員たちに送った文で
「今の状況では私たちはマルメの涙エピソードを思い出さざるをえない」と
して「(今の)危機を克服できない限りマルメの涙は他人ごとではなく、
私たちの涙になるかもしれない」と指摘した。
マルメの涙というのは現代重工業が2002年スウェーデンの
コックムス造船所の大型クレーンをわずか1ドルで買収した「事件」を
意味する。
スウェーデンのマルメに本社を置くコックムス造船所は一時、世界の造船市場を先導していたが韓国企業の躍進に押されて結局は倒産した。
造船所内にあったクレーンは解体費用を負担する会社を探せず放置され、
現代重工業に売却された。
スウェーデン国営放送はクレーンが船に積まれて消える姿を葬送曲と共に
報道しながら「マルメが泣いた」と表現した。
そのクレーンは現在、現代重工業の蔚山(ウルサン)本社にある。
パク副社長は「造船・海洋プラントは受注減少、競争力低下、収益性低下などで史上最悪の危機を迎えている」として「低価格の労働力を前面に出した
中国企業などは私たちを猛烈に追撃しており、技術力と円安を土台にした
日本の造船企業も大量受注に乗り出している」と診断した。
彼は「弱り目にたたり目で国際石油価格まで下落しながら顧客が
船舶・海洋プラントの発注を減らしている」と懸念した。
韓国造船、不安な世界1位…受注増でも本格的反騰「険しい道」予告(2)
パク副社長の診断のように韓国の造船業界の状況は難しい。
英国造船・海運分析機関クラークソンが分析した資料を見ると今年1〜5月の
全世界の船舶発注量は989万9782CGT
(標準換算トン数・建造難易度などを考慮した船舶の重さ)だ。昨年同期の
発注量(2343万8845CGT)の半分にも至らない。
韓国企業の受注量も昨年の577万9695CGTから今年は
433万2061CGTへと約25%減った。
特に今年に入ってから海洋プラントの受注実績は一度もない。
国際石油価格が急落しながら大手石油会社が発注を先送りしているためだ。
現代重工業・サムスン重工業・大宇(デウ)造船海洋など「ビッグ3」が
事業構造を海洋プラント中心に再編するやいなや海洋プラント発注が
途切れた上にすでに受注した事業では一部損失が発生している。
競争国の躍進を懸念する声も出てくる。政府の支援を背景にした中国は
2012年から昨年までの3年間で韓国を抜いて受注1位を占めた。
円安を背にした日本は今年1月に受注量1位を記録した。
国内造船会社の実績はたやすく反騰できずにいる。「ビッグ3」の中で
サムスン重工業を除く2社が1−3月期の赤字を記録した。
◆不況の中での善戦…いつ反騰するか
造船業界では不況が今年の下半期までは続く可能性が高いという見方が
出ている。
国際原油価格が直ちに上がる可能性が高くない上に海運景気の上昇傾向を
期待するのも困難だという理由からだ。ただし韓国の造船企業が中国や日本に
比べて技術力優位にあるので不況の中でも善戦を継続するという観測が多い。
中国は昨年1〜5月に1002万2657CGTを受注したが、今年の
受注量は195万5158CGTにとどまった。
日本の受注量も同期間で498万956CGTから222万6419CGTと
半減した。そうするとこの期間に受注量減少幅が25%にとどまった韓国が
市場占有率1位を取り戻した。
受注のニュースもずっと聞こえてきている。現代重工業は1日ノルウェーの
船会社とLNG FSRU(浮遊式液化天然ガス保存・再気化設備)1隻の
建造契約を結び、大宇造船海洋は2日にA.P.モラー・マースクから
18億ドル(約1兆9800億ウォン)規模の大型コンテナ船11隻を
受注した。
サムスン重工業は4日、米国の船会社と3700億ウォン規模の
シャトルタンカー3隻契約を締結した。
タグ:韓国
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