2014年07月14日
優秀な韓半島人・・・
一言で言うと買いかぶり、韓国好きで、韓国籍のドイツ人教授の言いそうなこと。
韓半島人がそれほど優秀ならば、今の半島、近現代の半島ではなかったはずだ。
【コラム】漢江の奇跡…その裏の歴史を知らせよう(1)
2014年07月14日11時17分
中央日報/中央日報日本語版]
ドイツ自動車のテレビ広告は似たパターンが多い。車1台がスピーディーに森の道を
あっという間に走り抜け、古風な邸宅の前に軽く止まる。その時、
他の自動車ブランドでは見られない、ドイツ車特有の精巧さを誇るドイツの独歩的な
エンジニアリング技術に関する説明が続く。
このような広告は、ドイツがグーテンベルクによる世界初の大量聖書印刷にまで遡る
科学とエンジニアリングの驚くべき伝統を持つという事実を、誰もが知って
いるからこそ通用する。それだけではない。マックス・プランク、
アルベルト・アインシュタイン、そしてプログラミングが可能な最初の
コンピューターを発明したコンラート・ツーゼなど、傑出した科学者を排出した国が
ドイツだ。
ドイツのエンジニアリング技術レベルは、こうした広告を見る人にあえて
説明しなくてもよいほど十分に知られている。簡単に言えば、
ドイツのエンジニアリングは別に注釈を付けなくてもよいほど信頼が構築されて
いるということだ。
韓国製の自動車は過去10年間に世界市場で驚くほど成長したおかげで、欧州でも
韓国車の愛好家が多い。とはいえ、韓国自動車業界がドイツのように製品広告を
することはできない。多くの西欧人は韓国文化が中国や日本とどう違うか知らない。
さらに1990年代以前まで韓国の科学・技術と先進国の間の乖離は大きかった。
しかし韓国が持つ技術的な優秀性の根は深い。問題は、それほど立派で長い伝統にも
かかわらず、西欧にはその伝統が知られていないという点だ。実際、
韓国のそのような伝統を知る人は米国の大学にいる少数の人たちだけで、
この人たちが英語で書いた論文もほとんどは学者を対象にした学会誌に
掲載されたものだ。
我々は韓国の技術的な優越性を世界的に人気がある文化の一部にしなければいけない。韓国人はそうする必要があるうえ、自らそうしなければならない。
韓国人が自分たちの優秀な文化が西欧にあまり知られていない点を嘆く度に、
私は率直にこのように話す。今の時代、韓国の文化はもともと卓越しているので
外国人が自動的に韓国を理解するものだと期待するのは禁物ということだ。
韓国は外国人が容易に接近できるよう、自分たちの文化を体系的に
知らせる必要がある。
【コラム】漢江の奇跡…その裏の歴史を知らせよう(2)
2014年07月14日11時22分
中央日報/中央日報日本語版]
この作業に関し、2つの可能な解決法を提示しようと思う。
まず、15世紀の朝鮮の偉大な科学者であり発明家の蒋英実(チャン・ヨンシル)の
人生を長編映画化し、全世界の観客に見せることだ。奴婢出身の蒋英実がどのように
当時のひどい差別を克服し、優れた日時計・水時計・渾天儀だけでなく、世界初の
測雨器まで作ることができたのか、その過程を写実的に見せれば世界に韓国の技術の
根を知らせるのに大いに役立つのではないだろうか。こうした映画が制作されれば、
世界の人たちに従来の韓国製品の広告よりはるかに大きく持続的な反響を
呼び起こすのではないだろうか。
2つ目は、世宗大王が官僚と激しく戦いながら、改革を通じて民衆の漸増する欲求に
応じる教育機関を設ける過程も、世界有力作家の手を経ることになれば立派な英語の
小説に生まれ変わる可能性がある。もし朝鮮科学技術の黄金期に焦点が
合わされたその小説が世界的なベストセラーになれば、国際社会に韓国に対する
認識を永遠に変えることになるかもしれない。その本がひとまず米国作家の手を
経て、米国の読者に向けて書かれれば、世宗大王と彼の偉大な精神を世界に
知らせるのに大きな力となる可能性がある。
科学分野で韓国の驚くべき成就が全世界的に知られれば、現在の韓国の技術的な
成就が単に過去数十年間に突然生じたものではなく、悠久な伝統の結果であることを
雄弁に語ることができる。
科学と技術の分野での韓国の優秀性は虚構でないにもかかわらず、実際、多くの
韓国人はこうした事実自体をよく知らないようだ。韓国が過去60年間に成し遂げた
目覚ましい発展を広く知らせる過程で、韓国の技術的・科学的な根がどのように
近代化の中枢的な根幹になったのかという点は、ほとんど無視されたといっても
過言ではない。現在までは、韓国が粘り強い努力を通じて、先進国に
仲間入りした点ばかり浮き彫りにすればよかったが、今後は韓国の技術的伝統の
連続性を強調するのがよい。言い換えれば、突然「漢江(ハンガン)の奇跡」を
成し遂げたのではなく、そのような連続性が今日の発展を可能にしたことを
浮き彫りにすれば、国際社会により多くの信頼を得られるはずだ。
そうなれば、エンジニアリング分野で韓国の優秀性を話しても首をかしげる
世界の人たちは恐らく大きく減るだろう。しかし韓国が現在のように新しい技術を
開発するだけでは、国際社会でこうした地位を確保するのは難しい。過去10年間、
韓国の科学者は驚くほど技術的な成果を上げた。しかしそれだけでは、
韓国をアジアの他の国々と差別化するうえで大きな力にはならなかった。もし、
韓国が自らの歴史と文化を説得力があるように、また効果的に世界の人々に
紹介することさえできれば、韓国は必ず引き立つはずだ。
エマニュエル・パストリッチ慶煕大学国際大学院教授
韓半島人がそれほど優秀ならば、今の半島、近現代の半島ではなかったはずだ。
【コラム】漢江の奇跡…その裏の歴史を知らせよう(1)
2014年07月14日11時17分
中央日報/中央日報日本語版]
ドイツ自動車のテレビ広告は似たパターンが多い。車1台がスピーディーに森の道を
あっという間に走り抜け、古風な邸宅の前に軽く止まる。その時、
他の自動車ブランドでは見られない、ドイツ車特有の精巧さを誇るドイツの独歩的な
エンジニアリング技術に関する説明が続く。
このような広告は、ドイツがグーテンベルクによる世界初の大量聖書印刷にまで遡る
科学とエンジニアリングの驚くべき伝統を持つという事実を、誰もが知って
いるからこそ通用する。それだけではない。マックス・プランク、
アルベルト・アインシュタイン、そしてプログラミングが可能な最初の
コンピューターを発明したコンラート・ツーゼなど、傑出した科学者を排出した国が
ドイツだ。
ドイツのエンジニアリング技術レベルは、こうした広告を見る人にあえて
説明しなくてもよいほど十分に知られている。簡単に言えば、
ドイツのエンジニアリングは別に注釈を付けなくてもよいほど信頼が構築されて
いるということだ。
韓国製の自動車は過去10年間に世界市場で驚くほど成長したおかげで、欧州でも
韓国車の愛好家が多い。とはいえ、韓国自動車業界がドイツのように製品広告を
することはできない。多くの西欧人は韓国文化が中国や日本とどう違うか知らない。
さらに1990年代以前まで韓国の科学・技術と先進国の間の乖離は大きかった。
しかし韓国が持つ技術的な優秀性の根は深い。問題は、それほど立派で長い伝統にも
かかわらず、西欧にはその伝統が知られていないという点だ。実際、
韓国のそのような伝統を知る人は米国の大学にいる少数の人たちだけで、
この人たちが英語で書いた論文もほとんどは学者を対象にした学会誌に
掲載されたものだ。
我々は韓国の技術的な優越性を世界的に人気がある文化の一部にしなければいけない。韓国人はそうする必要があるうえ、自らそうしなければならない。
韓国人が自分たちの優秀な文化が西欧にあまり知られていない点を嘆く度に、
私は率直にこのように話す。今の時代、韓国の文化はもともと卓越しているので
外国人が自動的に韓国を理解するものだと期待するのは禁物ということだ。
韓国は外国人が容易に接近できるよう、自分たちの文化を体系的に
知らせる必要がある。
【コラム】漢江の奇跡…その裏の歴史を知らせよう(2)
2014年07月14日11時22分
中央日報/中央日報日本語版]
この作業に関し、2つの可能な解決法を提示しようと思う。
まず、15世紀の朝鮮の偉大な科学者であり発明家の蒋英実(チャン・ヨンシル)の
人生を長編映画化し、全世界の観客に見せることだ。奴婢出身の蒋英実がどのように
当時のひどい差別を克服し、優れた日時計・水時計・渾天儀だけでなく、世界初の
測雨器まで作ることができたのか、その過程を写実的に見せれば世界に韓国の技術の
根を知らせるのに大いに役立つのではないだろうか。こうした映画が制作されれば、
世界の人たちに従来の韓国製品の広告よりはるかに大きく持続的な反響を
呼び起こすのではないだろうか。
2つ目は、世宗大王が官僚と激しく戦いながら、改革を通じて民衆の漸増する欲求に
応じる教育機関を設ける過程も、世界有力作家の手を経ることになれば立派な英語の
小説に生まれ変わる可能性がある。もし朝鮮科学技術の黄金期に焦点が
合わされたその小説が世界的なベストセラーになれば、国際社会に韓国に対する
認識を永遠に変えることになるかもしれない。その本がひとまず米国作家の手を
経て、米国の読者に向けて書かれれば、世宗大王と彼の偉大な精神を世界に
知らせるのに大きな力となる可能性がある。
科学分野で韓国の驚くべき成就が全世界的に知られれば、現在の韓国の技術的な
成就が単に過去数十年間に突然生じたものではなく、悠久な伝統の結果であることを
雄弁に語ることができる。
科学と技術の分野での韓国の優秀性は虚構でないにもかかわらず、実際、多くの
韓国人はこうした事実自体をよく知らないようだ。韓国が過去60年間に成し遂げた
目覚ましい発展を広く知らせる過程で、韓国の技術的・科学的な根がどのように
近代化の中枢的な根幹になったのかという点は、ほとんど無視されたといっても
過言ではない。現在までは、韓国が粘り強い努力を通じて、先進国に
仲間入りした点ばかり浮き彫りにすればよかったが、今後は韓国の技術的伝統の
連続性を強調するのがよい。言い換えれば、突然「漢江(ハンガン)の奇跡」を
成し遂げたのではなく、そのような連続性が今日の発展を可能にしたことを
浮き彫りにすれば、国際社会により多くの信頼を得られるはずだ。
そうなれば、エンジニアリング分野で韓国の優秀性を話しても首をかしげる
世界の人たちは恐らく大きく減るだろう。しかし韓国が現在のように新しい技術を
開発するだけでは、国際社会でこうした地位を確保するのは難しい。過去10年間、
韓国の科学者は驚くほど技術的な成果を上げた。しかしそれだけでは、
韓国をアジアの他の国々と差別化するうえで大きな力にはならなかった。もし、
韓国が自らの歴史と文化を説得力があるように、また効果的に世界の人々に
紹介することさえできれば、韓国は必ず引き立つはずだ。
エマニュエル・パストリッチ慶煕大学国際大学院教授
タグ:日本、韓国
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