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並外れた気概と度量、「大国マナー」を備える韓国―韓国メディア
4月3日(木)7時16分配信

並外れた気概と度量、「大国マナー」を備える韓国―韓国メディア
韓国紙・朝鮮日報の中国語サイトは２日、中国義勇兵の遺骨を返還した韓国の仁義に
感動した韓国全北大学中文学部の大学院生、竜盈盈さんの寄稿記事
「韓国の『大国マナー』」を掲載した。

中国春秋時代の楚の王、荘王が晋の国との戦で大勝した際、家臣から
「晋の兵士の遺体を積み上げて『京観』を作り、勝利の記念として楚国の武力を
後世に残しましょう」と提案されたが、これを却下した。国のために命を落とした
晋の兵士の遺体を利用して、武力をひけらかすなどもってのほか、戦の目的は武功を
見せびらかすためでなく、暴力を止めることだというもの。

荘王は兵士らの遺体を手厚く埋葬し、その仁義を中原の諸侯たちが絶賛した。
孔子も荘王は春秋時代の稀に見る名君だと称賛。こうして中原から野蛮な国だと
思われてきた楚が中原文明の仲間入りを果たし、最強国となったのである。
この話から、国が主導的立場を得るには金銀の多さでもなく、宝剣の力でもなく、
文化の厚みが必要であることが分かる。

北東アジアの一角に位置する韓国は、国土面積はわずか９万平方キロメートルほどで、面積だけでみればまぎれもなく「小国」だ。だが、
今回の中国兵の遺骨返還は中国のみならず全世界に韓国が仁義を重んじ、人道的な
「大国マナー」を備えた国であることを知らしめた。
韓国にとってみれば、中国兵は祖国を分裂に追いやった憎き存在。それでも、
韓国は楚の荘王と同じような行動に出た。

並外れた大国の気概である。これほど礼儀を守り、他人を尊重し、生命を畏敬する
「大国マナー」を備える韓国。
遺骨の返還は人道主義的価値観と文化の厚みが見事に体現された行為である。
筆者はもともと韓国側に何らかの政治的意図があるのではないかと推測していたが、
そうではなかった。
韓国は自らの仁、義、礼、智という大国の度量を見せつけ、世界各国の尊敬と称賛を
集めたのである。
（編集翻訳　小豆沢紀子）

今回の沈没事故の一連の、報道とはかなり、認識が違うな、この記事ほんに留学生が
書いたものか・・
”仁義を重んじ，礼智を尽くす”、それほどのくにですか。日本はあなたちにとって
どうしても越すに越せぬ仮想敵国でしょう。


旅客船沈没：韓国政府、事故から8日目に一斉点検指示

不特定多数の利用する施設や簡易宿泊所など対象
セウォル号事故の合同焼香所を全国に設置へ

旅客船「セウォル号」沈没事故をきっかけに、韓国政府は事故の起こる危険がある
全ての施設に対し安全点検に着手した、と23日発表した。
これは朴槿恵（パク・クンヘ）大統領が今月21日、各種の施設に対する総合的な
安全点検を行うよう指示したのを受けたものだ。

今回の点検は、鉄道や飛行機、船舶などの交通機関や、危険な建築物、燃料や有害な
化学物質を扱う事業所、子どもの遊び場など、不特定多数の人が利用する施設のほか、簡易宿泊施設、スクールゾーンなども対象とする予定だ。
政府は効率的な安全点検を行うため、来月9日まで、民間企業や施設の管理主体が
自主的な点検を行うこととし、その後政府の合同点検班が総合的な点検をし、
必要な場合は秘密裏の点検も並行して行うという。

一方、チョン・ホンウォン首相はこの日、セウォル号沈没事故の犠牲者に対し
国民全体で哀悼の意を表するため、全国に合同焼香所を設置するよう、
安全行政部（省に相当）に指示した。

アン・ジュンホ記者　　朝鮮日報／朝鮮日報日本語版