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2014年03月27日

あらためてご挨拶、産経抄

ようこそ、おいで下さいました。女の子みたいに色香も漂わぬむさくるしい
サイトではありますが、ゆるりと逗留していってください。
                      敬具 (運営者 豊後国主)


え〜〜、鶴竜は大学教授の息子か、相撲はあまり見ないがもう28歳になるのか!
在位期間は5年ぐらいか

地味なヒーロー 3月27日 2014.3.27 03:19

陸上競技ではまったく無名の大学で、箱根駅伝出場をめざす若者たちを描いた映画
「風が強く吹いている」に、こんな場面がある。
一から選手を集め始めた主人公は、アフリカからの留学生に目をつけた。
すると留学生は、憤懣(ふんまん)やる方ない様子で抗議する。
「黒人がみんな足が速いと、決めつけないでください」。

 ▼確かに、モンゴル人がみんな相撲が強いわけではない。
朝青龍、白鵬、日馬富士に続いて4人目のモンゴル出身の横綱となった
鶴竜(28)も、16歳で来日したときは、それほど期待されていなかった。
細い体を見た親方は、床山志望と思い込んだほどだ。

 ▼先輩3人は、父親がいずれもモンゴル相撲のかつての横綱や関脇だという
「血筋」を誇り、それぞれ豪快な決め技を持つ。
善きにつけあしきにつけ、私生活でも逸話が豊富である。それに対して、
大学教授を父に持つ鶴竜は、だれもが物静かでまじめな性格を指摘する。ただ
ひたむきに稽古を続けて、どんな体勢でも対応できる技を磨いてきた。

 ▼相撲に確固たる「型」がなく、立ち居振る舞いにも「華」がない。さらに、
初優勝で横綱昇進は時期尚早との意見が一部にあることは、鶴竜も百も承知だろう。

 ▼「より一層稽古に精進し、横綱の名を汚さぬよう、一生懸命努力します」。
敬語も器用に使いこなす鶴竜だが、きのうの横綱昇進の伝達式では、口上をあえて
「シンプル」にしたという。これからも、実直にわが道を進んでいくという、
決意の表れと見た。

 ▼そんな、地味なヒーローの門出を心から祝いたい。
「日本のベートーベン」やら、割烹(かっぽう)着姿の「リケジョの星」やら、
このところ本質を外れ、「けれん味」の過ぎた舞台に観客席で酔っていた、
わが身の反省も込めて。
posted by 豊後国主 at 05:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | 記事
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