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2014年03月25日

ありのままの選挙結果,  [産経抄],生協の白石さん

好感度が良いとか、悪いとかの問題ではない。あの小沢一郎的な政治手法だ。
民主主義は確かに大多数が原則、少数を無視すればそこに 独裁者、独裁主義の
雰囲気が漂う。・・ 台湾の国会がそうであるように、


生協の白石さん

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ありのままの選挙結果 3月25日 2014.3.25 03:28
[産経抄]

日本で初めて国勢調査が行われたのは、大正9(1920)年のことだ。
政府としては、調査の趣旨や実施方法をまず国民に周知させる必要があった。

 ▼作家の塩田丸男さんによると、その手段として採用されたのが、当時の大衆が
親しんでいた都々逸だった。
「♪主(ぬし)はわがまま、わたしは気まま 国勢調査はありのまま」。
こんな都々逸がポスターに表示されていた(『心に染みいる日本の詩歌』)。

 ▼「主」を日本維新の会の橋下徹共同代表、「わたし」を民意、「国勢調査」を
選挙結果に入れ替えると、今回の出直し大阪市長選にもあてはまる。
橋下氏が再選を果たしたものの、投票率の23・59%は、あまりにも低すぎた。

 ▼全国の政令市長選の投票率で、過去最低の16・13%を記録したのは、
昭和54年の京都市長選だった。
3選を果たした現職は、自民党から共産党まで6党の推薦・支持を受けていた。
有力な対抗馬が見当たらないのは、主要政党が「不戦敗」を選んだ今回の市長選も
同じだ。ただ、
批判の意を込めたとみられる大量の白票や無効票が、今回の選挙を特徴づけている。

 ▼看板政策の「大阪都構想」が、議会の抵抗で行き詰まっているからといって、
それだけを争点に選挙に打って出たのは、さすがにわがままが過ぎた。橋下氏が
「ふわっと」と表現する通り、民意はもともと気ままな存在である。
3年前のブームとは打って変わって、今回はそっぽを向かれた。
その結果が、ありのままに出たといえる。

 ▼もっとも、「大阪を変えられる政治家」として、橋下氏に期待を寄せる声が
根強いのも事実だ。わがままを抑えて、他党との協力体制を築き、
市政改革に取り組んでいけるのか。政治家としての正念場である。
posted by 豊後国主 at 05:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | 記事
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