シニア農夫の、B級，ブログ

共産主義の駄目ところ、最悪なところをさらけだしている、いよいよ、中華共産党も
終末が近いのか！。
何はともあれ環境改善をすることだな、習近平よ。

北京春秋　五輪の主役は誰？
2014.2.25 03:19 ［外信コラム］

ソチ五輪が閉幕した。北京市と河北省張家口市が２０２２年冬季五輪の開催地に
立候補している中国でも、国営テレビが連日、競技を中継したが、
大会初日に感じた違和感は最後まで消えなかった。

五輪の主役は本来、選手であるべきだ。しかし、開幕を伝えるニュース番組の中の
“主語”は習近平国家主席だった。習氏が中国の最高指導者としては初めて、
海外で行われた五輪の開会式に出席したことや、習氏が開幕前に選手を
励ましたことなどを大々的に取り上げた。

競技本番に向けて最終調整に集中すべき選手を、開会式当日にわざわざソチ市内
某所に集め、激励する必要がどこにあるのか。そして大会中盤、
ショートトラック女子１５００メートルで連覇を達成した周洋の談話には
あぜんとした。

「試合前に直接触れる機会があり、応援してくれた習主席に感謝したい。これが私に
とって最大の激励になった」

周洋は４年前のバンクーバー五輪で優勝した際、
「これで両親の生活を少し楽にさせられる」と発言し、国家体育総局幹部から
「まず国家に感謝しなければならない」と批判され、一時鬱病に陥ったと
報じられていた。

前回の一件を“教訓”にしたのだろう。ともあれ、これがスポーツ強国を
目指す国の姿だ。（川越一）