フリー素材★小説文章★ネタupするからだれか完結させて下さい

タマノヤスーパーで毎週日曜日朝９時から行われる
「先着３０名様限定たまご１パック９９円」セール。
３０人目に買えた人物を追う、アンソロジー。


エツコは今週も９９円の卵を無事購入し、
来週のお弁当用にと煮卵を作り始めていた。

「おばさんの弁当、茶色くて恥ずかしいんだよね」

１０個のうちの２個目のゆで卵の殻をむいていた
エツコの手が止まる。
毎週末、このコは休みのたびに、私に文句を言う。
文句しか言わない。平日は、私と話さない。
再婚した時出会った、小学３年生の夏からずっと
おばさんとしか、呼んでくれない。
高校１年生になった今でも変わらずに。





エツコの手の中で、殻ごと卵がつぶれていく。
もう、限界だ。無理だ。

働き口もある、ちょっとは貯金もできた、
再婚した夫はもう私のことは家政婦扱いだ。
ここに居続ける理由が、ない。

８個の殻つきのゆで卵を残して
持てるだけの荷物と自分の通帳を持って
エツコは家から出ていく…


他にも
「高校を卒業したら出来ちゃった婚する
料理ができない娘に
卵の割り方を教えるために買った母」
「貧乏漫画家が、
卵１０個＋インスタントラーメンで
何日食いつなげるか、レシピを考える」
「ひょろガリくんが筋肉をつけるために
初めての生卵一気飲みをする」
等のエピソードがある。

ハッピーエンドか、バッドエンドか
お任せします。
だれか、続きをお願いします。

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※基本、無料でご提供する予定ですが、商用利用の場合だけご相談くださいな。

エルセーヌ