哺育に関わった飼育員とピースの
哺育奮闘記でもあった。
2024年5.24日で24歳の誕生日を迎えた。
24年前にピースは誕生した。
その親は、2頭出産して、1頭を出産のストレスや
プレッシャーなど精神的なものがあったか
傷つけてしまい命を絶ったというより母親が・・・・・。
その残った1頭も危険でしたが、母親が哺育を拒否して
離れていったため、ピースの命は守られたが、
北極熊の哺育を飼育員がするという世界初の事を挑んだのです。
資料も文献もない皆無の状態の中、哺乳瓶からのミルクを与え始めた。
そのミルクの成分をピースの排便を見ながら調合を考え毎日毎日未知の
世界を進んでいた。そんな日々を繰り返していたところ、犬のミルクが
ピースに合っていたのであった。誰も経験したことのない道をピースを
何とか育てて行かなければならない!という使命だけでは出来ない事を
一日一日積み重ねていったのであった。
過酷な日々だったことでしょう。
24時間の哺育に挑んだ青年に驚愕しかありませんでした。
哺育の時期は、自宅にも連れて行きミルクを与えていたのです。
24時間一緒の生活をしていたのだ。約107日あまり一緒過ごした日々。
夜は落ち着いて眠る事も出来ずに悩みながら進んでいた青年は、
夢中で自分の愛情を信じて進んでいたのでしょうか。
暑さから身を守るため、北極熊に泳ぎを覚えさせるため、水の中に入る訓練を
哺乳瓶を持ちながら水の中に誘う。
本来なら母親の北極熊が泳いでいる事を見て、泳ぎを覚えるようです。
その訓練の中で突然飼育員が腕を引いた時、腕を少し噛みついたその時、
飼育員は、目を見ながら大きな声で叱りつけた。
ピースは、耳を後ろに下げ、反省して「ごめんなさい ごめんなさい」と
言っているかのような表情をしていた。
叱るときは、目を合わせながら叱る!!と
そのあとは、愛情をもってなぜなぜする。
その行為をしないと、次の時あったら敵とみなすようになるようだ。
訓練から10日たった時、ピースは、自分から水の中に入ってきて、
北極熊がするような前足をうまく使って泳ぎだした。
この続きは明日投稿します。
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