それを聞いた鈴愛は、涙が溢れだしてきた。
止まることなく次から次へと、美しい透明な真珠のような
大粒の涙が頬を・・・・・・・・・・そして落ちた。
本当に何とも言葉にすると 消えてしまいそう・・・・・・・な瞬間です。
特別な友人 あっもっと深い部分で繋がっていたのです。
だから律君は、鈴愛を一人で仙台に。
相手を思いやるいつもの律君らしいなぁ―と。
裕子ちゃんと辛苦をともに歩んでいた時期の事が
走馬灯のように出てきてしまったのでしょう。
裕子さんは、震災時動けない患者さんを置いていけない と
最後まで見守っていたようだ、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、。
その音声がSDカードに残されていた。
「えーと裕子です。フフお子様とご主人に宛てた
伝言の後
「鈴愛 生きろ! 私の分まで生きてくれ そして何かを成し遂げてくれ
それが私の夢だ鈴愛 生きろ!!」
その言葉で 鈴愛は、そうだ生きるんだ 裕子が病院の人にそよ風ファンを
と待っていたのだ!!
仙台から律君の元に戻った鈴愛は、力強く律君にそのことを伝えた。
「開口一番に「 律、そよ風ファン創ろう」 「おう」と
「 鈴愛生きてくれ そして何かを成し遂げてくれ 私は裕子の分まで生きて
そよ風ファンを造る!と断言。
少し元気な表情になっていた鈴愛をみて少しほっとした。
正人君が「律は今まで遠くにいたり、近くにいたり見守ってきたんだね」
その後、律君が放った一言「自分が生まれた意味はそれなんで。
あいつを守るためなんで。 それ言わないで」 正人君を制していた。
感動!!!うるうる うれし涙と悲し涙が でてきますねぇー。
涙は、不思議ですね。
哀しい時も嬉しい時も感動した時も 自然に出てきます。
不思議な涙が人間の体の中にいっぱい詰まっているんでしょう。
人間の体の神秘がまたまた・・・・・。
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